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【漫画】「妻の前には、1匹も来ません」金魚の世話を全部私にさせ、上司の前で手柄を自慢して笑う夫の末路

  • 2026.10.15
【漫画】「妻の前には、1匹も来ません」金魚の世話を全部私にさせ、上司の前で手柄を自慢して笑う夫の末路

夫が連れてきた魚

夫が連れてきた魚の世話は、今はすべて私がしています

リビングの壁ぎわの水槽で、数匹の小さなオレンジ色の金魚が泳いでいます。半年前、夫が店でひと目ぼれして、連れて帰ってきた金魚たちです。

けれど夫がエサをあげたのは、最初の2週間だけ。今は毎朝のエサも、週末の水替えも、ガラスふきも、私の役目になっています。

ある晩、ガラスをふき終えて「たまには代わって」と頼んでみました。夫はクッションを抱えたまま、こちらも見ずに答えます。

「毎朝なんて、俺には無理。」

「お前、好きでやってるんだろ?」

遊びに来た上司の前で、夫は魚の世話を自分の手柄にしました

土曜の昼過ぎ、夫の上司である部長が、家に遊びに来ました。部長も昔、金魚を飼っていたそうです。夫は部長をリビングに通すなり、胸に手を当てて言いました。

「魚の世話は、全部俺です。」

「エサをくれる顔を覚えるんですよ。」

部長は「ほう、大したもんだ」と目を細めます。生き物をまめに世話する部下だと、思われたかったのでしょう。夫がエサをあげなくなって、もう半年近くになります。

お茶を運んだ私は、笑いものにされても黙っていました

台所でいれたお茶をお盆にのせて運んでいくと、夫の自慢はまだ続いていました。

「エサなしでも、俺の前に来ますよ。」

「妻の前には、1匹も来ません。」

ソファの部長が、声を上げて笑います。ここで「世話をしているのは私です」と言い返しても、部長の前で夫婦げんかを見せるだけです。私はお盆を持ったまま、口を閉じました。

金魚が寄ってきた相手

夫が水槽のそばに立っても、魚は寄ってきません

「どれ、見せてくれ」と、部長がソファから身を乗り出しました。

夫は得意げに水槽の右端に立ち、ガラスの角に顔を寄せます。けれど魚は、水槽のあちこちに散らばったままです。

「ほら、俺だぞ。」

「今日は、照れてるのかな。」

夫は笑ってごまかしました。

毎朝エサをあげる私の前に、魚がいっせいに寄ってきました

1匹も来ない、とまで笑われたままでは終われません。

私はお盆をテーブルに置きました。何も持っていない両手を下ろしたまま、黙って水槽の左端に立ちます。

すると、散らばっていた金魚たちがいっせいに私の前へ泳いできて、ガラスのすぐ向こうに集まりました。

夫の立つ右端には、1匹もいません。毎朝エサをあげているのは、私です。

「エ、エサを持ってるんだろ!」

私は空の両手を開いて見せました。ガラスをたたいてもいません。

「エサなしでも、来るみたい。」

上司の前で、夫は言い返す言葉をなくしました

ソファの部長に湯のみを渡し、私は水槽の前から戻ってきた夫に言いました。

「あなたの前には、1匹も来ないね。」

部長は水槽と夫を見比べ、首をかしげました。先ほどまで妻の前には1匹も来ないと自慢していた夫は、気まずそうに目をそらします。

少なくとも、夫の自慢が事実ではなかったことは、部長にも伝わったようです。

「全部俺です」と胸を張った夫は、部長の前で、これからも妻にやらせるとは言えません。口を一文字に結び、ひと言も返せませんでした。翌朝から、水槽の前でエサの袋を持つのは夫です。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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