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「回覧板が1か月止まったのは、お宅のせいでしょ」日付を書き換えられた私が回覧順を変えてもらい、集会所で知ったこと

  • 2026.10.14
「回覧板が1か月止まったのは、お宅のせいでしょ」日付を書き換えられた私が回覧順を変えてもらい、集会所で知ったこと

書き換えられた回覧板の日付

うちの地域の回覧板は、私の家から隣の家へ渡す順番でした。

回した日付を書く欄があり、私はいつも受け取った翌日までに回していました。

ところが、隣の家では何度も回覧板が止まっていました。

ある日、戻ってきた回覧板を開くと、私が鉛筆で書いた日付が消され、遅い日付に書き換えられていたのです。

「えっ、何これ…」

誰が書き換えたのかは分かりません。でも、これでは私が回覧板を止めていたように見えてしまいます。

それ以来、日付はボールペンで書くことにしました。

しばらくして、今度は回覧板が1か月も戻らないことがありました。

管理役の女性が隣へ確認に行ったらしく、その日の昼、隣の奥さんが回覧板を持って玄関にやってきました。

「ちょっと、管理役さんがうちに来たのよ!」

「そうなんですか。でも、うちは翌日に回しましたけど…」

すると奥さんは、回覧板を私の胸に押しつけながら声を荒らげました。

「回覧板が1か月止まったのは、お宅のせいでしょ」

あまりの言い方に、私は言葉が出ませんでした。

奥さんが帰ったあと、回覧板を開くと、今度はボールペンで書いた私の日付が、太い字で上から書き換えられていました。

数日後、ごみ出しに行ったときのことです。

隣の奥さんが集積所で、ほかの奥さんたちに話していました。

「お隣は、いつも回覧板を止めるのよ」

私にも聞こえる声でした。周りの奥さんたちは気まずそうに目をそらしています。

次の回覧物には管理役の女性の貼り紙もあり、このまま私が疑われ続けるのではないかと、悔しくてたまりませんでした。

順番を変えた回覧板が示したこと

私は日付印を買い、書き換えられた欄を管理役の女性に見せて相談しました。

「すみません。回覧の順番を変えていただけませんか。お隣を最後にしてもらいたいんです」

「なるほど…。それなら、どこで止まるか分かりますね」

こうして、次の回覧板から隣の家が一番最後になりました。

私は受け取った翌日に日付印を押して回しました。

ところが、回覧板はまた1か月も戻ってきませんでした。

翌月の夕方、集会所で集まりがありました。

管理役の女性は机に回覧板を広げ、私はその横に座っていました。

向かいには隣の奥さん、後ろにはほかの家の人たちがいます。

管理役の女性が、回覧板の日付を指でたどりました。

「ほかのお宅は数日で回していますね。今回は、最後のお宅で1か月止まっていたことになります」

隣の奥さんの表情がこわばりました。

「それは……たまたま忙しくて……」

管理役の女性は続けました。

「それと、前に日付が書き換えられていた件も聞いています。ほかのお宅が書いた日付は、直さないようにお願いしますね」

すると、後ろの席から、集積所にいた奥さんの声がしました。

「でも、この前は『お隣が止める』って言ってましたよね…」

隣の奥さんは膝の上のバッグを握りしめたまま、何も言い返しませんでした。

日付を書き換えた人までは分かりません。それでも、少なくとも今回、私の家で止まっていたわけではないと、みんなの前ではっきりしました。

それ以来、隣の家の欄にも、きちんと日付が書かれるようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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