1. トップ
  2. おでかけ
  3. 大阪・北新地の「天麩羅とお蕎麦 三輪」で秋冬のディナー企画開始!伝統野菜を季節天婦羅に

大阪・北新地の「天麩羅とお蕎麦 三輪」で秋冬のディナー企画開始!伝統野菜を季節天婦羅に

  • 2026.10.13

大阪・北新地の「天麩羅とお蕎麦 三輪」は、大阪府認証の伝統野菜を主役に据えた季節企画「なにわの旬めぐり」を10月13日(火)よりディナーで開始する。

五感を満たす食体験を届ける店

「天麩羅とお蕎麦 三輪」は、創意溢れる天麩羅とコシのある蕎麦を楽しめる店。2018年に開業し、2026年に8周年を迎える。

店主の上林泰朗さんは、北新地の老舗料亭にて関西初の女性ソムリエである女将に師事。ソムリエやJ.S.A.認定シニアソムリエ、SAKE DIPLOMAの資格を取得した後、大手外食企業で7年間にわたりマネジメントと組織運営を学んだ。「一座建立」の精神のもと、五感を満たす総合的な食体験を探求している。

大阪固有の野菜を現代に繋ぐ

「天下の台所」と呼ばれた大阪独自の食文化を支えてきた固有の野菜。その多くが戦後に姿を消していくなか、大阪府は「なにわの伝統野菜認証制度」を創設し、昭和初期以前から府内で栽培されてきた野菜を認証。2026年5月現在、26品目が認定されている。

今回「天麩羅とお蕎麦 三輪」では、秋冬限定で「なにわの旬めぐり」を企画。秋から冬へと旬の主役が移り変わる3章構成により、大阪の味の記憶を「揚げる」という手法で現代の食卓に届ける。

3章仕立ての季節限定企画

第1章の10月に迎えるのは、門真市で約100年にわたり受け継がれ、なにわの伝統野菜「河内れんこん」に認証された門真レンコン。

鉄分を含んだ重い粘土質の土壌でじっくり育つため、デンプンが凝縮され、一般のレンコンとは異なるもっちりとした食感と粘りのある甘みを持つ。ふるさと納税の返礼品にも選ばれた“幻のレンコン”を主役に「秋野菜の天麩羅」を展開。締めの蕎麦は月替わりの4種から2種を選べる。

第2章の11月は、大阪市難波周辺で江戸時代から栽培されてきた「難波ねぎ」が主役。

葉の繊維が柔らかく、強いぬめりと濃厚な甘みが特徴だ。大阪府によれば、鴨肉とねぎを使った料理を鴨なんばと呼ぶのは「難波ねぎ」に由来するとも言われる。名付けのふるさと・難波のねぎで仕上げる「本当の鴨南蛮」を、締めの蕎麦で提案する。

天麩羅の主役は、四天王寺の門前で古くから栽培されてきた「天王寺蕪」。甘みが強く、肉質の緻密な蕪はその姿から「浮き蕪」とも呼ばれ、与謝蕪村や正岡子規の句にも詠まれたという。収穫期ならではの甘みを揚げて衣に閉じ込める。

第3章の12月には、吹田市で江戸時代以前から自生していた日本在来の「吹田くわい」を使用する。

一般のくわいより小ぶりで、えぐ味が少なく、栗のようなほくほくとした甘みが特徴。大きな芽を伸ばす姿がめでたいとされ、おせち料理に欠かせない食材として知られる。1年の締めくくりと来たる年の幸せを願う「縁起天麩羅」がコースを飾る。

こだわりの流儀

「天麩羅とお蕎麦 三輪」のコースは一品ずつ揚げたての天麩羅を味わった後、打ちたて茹でたての蕎麦で締める構造。2つの一番美味しい瞬間を分解・再構築し、伝統野菜の旨味を最良の瞬間に届ける。

その道一筋の熟練職人が地元大阪産の最高級綿実油100%を使い、衣の中の水分を1秒単位で制御する引き算の火入れで揚げることで、野菜の水分と甘みを逃さない。一方、酒のエスコートと締めの手打ち蕎麦は店主の上林さんが担う。

また、油煙を立ち上げにくい最新の特殊排気換気システムを完備。服への匂い移りがほとんどないうえ、余分な油脂をカットした軽い揚げ上がりとなっている。

料理ごとに300年前の古伊万里をはじめとする器に取り替え、厳選した酒とペアリング。酒を飲まないゲストには、本格的なティーペアリングを用意する。目と舌の両方を満たすコースの締めは、不純物を削ぎ落とした能勢の超軟水で店主が毎日打つ1.2mmの極細二八蕎麦だ。

さらに、コースには創業期の試行錯誤から生まれた名物「すき焼きの天麩羅」も登場。甘辛い特製割下ジュレと濃厚な卵黄を3回転半絡めて食べる一皿で驚きと笑顔を生み出す。

企画概要

10月・11月・12月のディナーコースに組み込む「なにわの旬めぐり」の料金は22,000円、15,600円、12,800円(全て税・サービス料込)。22,000円のコースは「お客様の為だけの別誂の献立」で、全16品前後だ。

料理に合わせたイタリアワイン・日本酒のコースは別途用意。期間は10月13日(火)〜12月下旬の予定だが、仕入れ状況により開始日・内容が変わる場合がある。

月ごとに内容の変わるコースで、大阪独自の旬の野菜を堪能してみては。

■天麩羅とお蕎麦 三輪 住所:大阪府大阪市北区堂島1丁目2-23 田園ビル3階 営業時間:ランチ12:00〜12:30(最終入店・火〜土) ディナー18:00〜21:00(最終入店・月〜土) 定休日:日曜・祝日・第3月曜日 公式HP:https://kitashinchi-miwa.com

(紫原もこ)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ