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リニューアルした京都府・京丹波町の道の駅「瑞穂の里・さらびき」が取り組む新たな地域拠点づくり

  • 2026.10.13

京都府・京丹波町の「グリーンランドみずほ」内にある道の駅「瑞穂の里・さらびき」は、京丹波町による再整備を経て、7月18日(土)にリニューアルオープンした。

京丹波町の地域拠点が新体制へ

京都府京丹波町に位置する「グリーンランドみずほ」は、道の駅「瑞穂の里・さらびき」をはじめとする複数の施設からなる地域拠点。4月からは、「グリーンランドみずほ」と但馬東洋珈琲による共同事業体のグリーンランドみずほJVが施設全体の指定管理業務を担っている。

地域に根差した施設運営を行ってきた「グリーンランドみずほ」と、飲食・商品開発のノウハウを持つ但馬東洋珈琲。それぞれの経験を強みとして、「立ち寄る場所」から「目的地として訪れたくなる場所」へ「グリーンランドみずほ」全体の価値向上に取り組んでいる。

そして今回、中核施設の1つである道の駅「瑞穂の里・さらびき」をリニューアルし、カフェの新設やレストランのメニューの刷新、さらびきマーケットの改装を実施。京丹波の地域食材を生かした商品を開発するとともに、現役アスリートが店舗運営に参画するなど、「食×スポーツ×地域」を軸に地域の魅力を発信している。

食×スポーツ×地域の取り組み

今回のリニューアルには3つのポイントがある。

1つ目は、新しくオープンした「MIZU CAFE」だ。

但馬東洋珈琲が長年培ってきたコーヒーの知見を生かしたオリジナルコーヒーや、京丹波産の素材を取り入れたメニューを提供する。

中でも新たな名物として開発したのが「京丹波黒豆ソフトクリーム」。京丹波産黒豆を使用するのみならず乳原料や糖、ソフトクリームマシンに至るまで一つひとつ選定し、素材と製法を追求した。

「素材にこだわりすぎた京丹波黒豆ソフト」をコンセプトに、道の駅だから食べるのではなく、「この京丹波黒豆ソフトを食べるために、さらびきへ行く」と思われる商品を目指している。

2つ目は、レストラン「さらびきダイニング」におけるメニュー構成の大幅な刷新。

地域食材を取り入れながら、単に休憩のために立ち寄るのではなく「食事を目的に訪れていただける道の駅レストラン」を目標に商品開発を進めたという。

とりわけ地域食材であるみずほそばや丹波しめじを活用し、京丹波らしさを楽しめる「みずほ御膳」はリニューアル後の主力メニューだそう。

3つ目は、京都府出身のフリースタイルスキー・モーグル選手である松田颯さんが「さらびきダイニング」の責任者を務めていること。

幼少期からモーグル競技に取り組んできた松田颯さんは、競技環境を求めて長野県の白馬高校へ進学。その後、さらなる競技力向上のため単身渡米し、2018-2019シーズンには北米ツアー総合優勝、全日本選手権優勝を達成した。

以降も日本代表としてワールドカップを転戦し、北京2022冬季オリンピックでは男子モーグルの日本代表として出場。現在も現役であり、次のオリンピック出場に向かって競技を続けている。

その一方で「さらびきダイニング」では、責任者として店舗オペレーションの構築やメニュー改善、スタッフのチームづくりなど日々の運営を担当。リニューアル後は「みずほ御膳」をはじめとするメニュー刷新や運営改善を進め、8月のレストラン売上は前年同期比約180%を記録したという。

世界で活躍する現役アスリートが競技を通じて培ってきた目標設定力や継続力、改善力、チームワークを地域の飲食店運営にも活用。競技と仕事のどちらかを選ぶのではなく、双方での成果を図る新たな働き方に挑戦している。

今後の展望

グリーンランドみずほJVでは、今回の道の駅リニューアルをゴールではなく「グリーンランドみずほ」全体をさらに魅力ある地域拠点に育てていくスタートと位置づけている。

今後も地域の食材や人材、スポーツ、自然など京丹波にあるさまざまな地域資源をつなぎ、地域の人にとって身近な場所でありながら、町外の人にとっても「ここを目的に訪れたくなる場所」づくりに取り組んでいくとしている。

リニューアルを経て、より地域の魅力を体感できるようになった道の駅「瑞穂の里・さらびき」に行ってみては。

■道の駅「瑞穂の里・さらびき」 住所:京都府船井郡京丹波町大朴皿引10-1 定休日:火曜

「グリーンランドみずほ」公式HP:https://www.greenlandmizuho.co.jp

(紫原もこ)

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