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元カノから彼に届いた「結婚おめでとう」のメッセージ→彼の返信を読んで、私は元カノの気持ちに寄り添いたくなった

  • 2026.10.13
ハウコレ

彼が送ってきた画像には、元カノからのお祝いと、それに対する彼の短い返信が並んでいました。読み返すうちに、会ったこともないその人のほうへ、気持ちが傾いていきました。

結婚式の招待状に宛名を書いていると、テーブルの端でスマホが短く鳴りました。出張中の彼から届いたのは、「元カノから連絡きた」という短い知らせだけ。書きかけの封筒を脇へ寄せて、スマホを手に取りました。

身構えて待った、次のメッセージ

彼とは付き合って2年。結婚が決まってから、式の準備を少しずつ進めてきました。元カノについて知っているのは、3年前に別れたことと、その人が遠くの街へ引っ越したことくらいです。

「なんて来たの?」と送ると、すぐに既読の表示がつきました。けれど、返信はなかなか届きません。

よりを戻したいという話だろうか。それとも、結婚をどこかで知って、言っておきたいことでもあるのだろうか。書き終えた封筒の束を何度もそろえ直しながら、画面が明るくなるのを待ちました。

画像に写っていた、3年ぶりの一言

やがて、「返事もしたから、見せとくね」というメッセージと一緒に、画像が届きました。彼と元カノのやりとりを写したものです。

元カノからのメッセージは、「結婚おめでとう」だけでした。

長い文面を覚悟していたので、画像を拡大して、続きがないか確かめてしまいました。共通の友人がSNSに載せた報告でも見たのだろうか。3年ぶりにこの一言だけを送ってきた人のことを考えながら、その下にある彼の返信へ目を移しました。

「ありがとう。約束どおり、これで最後にするね」

読み返すほど、元カノの気持ちに寄り添いたくなった

約束が何を指すのか、私には分かりません。分かるのは、お祝いを送ってくれた相手に、彼がこれで最後だと返したことだけです。

自分があのメッセージを受け取る側だったら、と考えました。迷った末に送ったかもしれないお祝いに、区切りの言葉が返ってくる。今頃その人は、この返信をどんな顔で読んでいるのだろう。

身構えていたはずの相手の側に、気づけば立ちたくなっていました。

「それ、ちょっと冷たくない?」と送ると、少し間をおいて彼からの返信。

「冷たく見えるよね。帰ったら話す」

「おめでとうって言ってくれただけなのに」と打ちかけて、消しました。責めるような言葉を、出張先の彼に送りつけたくはなかったからです。

そして...

しばらくして、「返事きた」というメッセージと一緒に、もう1枚画像が届きました。元カノから彼への返信は、「うん。ありがとう」でした。

最後だと言われて、どうしてその人はお礼を返したのだろう。見返しても、画面にその答えは書いてありません。

「わかった。帰ってきたら聞かせて」と送ったあと、スマホを伏せて、脇へ寄せていた封筒を引き寄せました。彼の話を聞くまでは、どちらの側に立つかは決めずにおこう。そう思いながら、次の宛名を書き始めました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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