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キム・ゴウン、ソン・ソックら韓流スター勢ぞろい! 釜山国際映画祭2026 現地レポートPart1

  • 2026.10.10

釜山映画祭は毎日夏のようなピカピカの晴天で、韓国人はもちろん、たくさんの日本人ファンも来釜し、めちゃめちゃ賑わっています!

Woohae Cho / Getty Images

今年は開幕が火曜日という変則的なスケジュールで、例年ならスターは土日に大集合するんですが、今年は上映も上映後のGV(ゲストビジット)もオープントークも、華やかなイベントは火曜と水曜に集中してます!

『プルンギル 青の道』ソン・ソック&永山瑛太

Aflo

そんな中で「前半」をわかせてくれたのは、Netflix『プルンギル 青の道』のソン・ソック&永山瑛太のラブラブぶり!ドラマは日韓ワールドカップ開催の2002年を舞台に、日韓で同時多発する連続殺人事件を追う日韓の刑事を描いたノワールサスペンスで、最悪の出会いからコンビを組むハメになって反発しまくっているという関係なんですけど、よく考えたらそれってラブコメと同じパターンじゃないですか…!

Woohae Cho / Getty Images

私は映画祭で最初の上映を見に行ったのですが、GVではソックが初っ端から「最初の撮影から、本当に演技が上手い人だなと思いました。共演した俳優の中で一番相性が良かったと思います。一緒に演技をするのが楽しくて楽しくて、終わるのが本当に惜しかったです」と「愛の告白か!」てな具合で瑛太を見つめれば、瑛太は瑛太で「プライベートでソックと呼んでいるので、ここでもソックと呼びますが」と前置きしつつ、「これまでソックの主演ドラマをいくつも見てきたので、共演が決まったことは本当に嬉しかった。だから初めて会うときに韓国語で挨拶しようと何度も何度も練習した」とこれに答えます。でもっていよいよ初対面の時、瑛太は韓国語で「あなたのファンです。あなたの演技は本当に素晴らしい」と一生懸命伝えたら、ソックちゃんの答えが「モラゴヨ?(何言ってるんですか?)」ってんだからおもしれーわ!!

作品は公開された3話までに限って言えば、結構笑いも多め。君は刑事役を何回やったら気が済むんだよのソックちゃんはどっちかっていうと組織人て感じですが、友達いない一匹狼系の斜に構えた瑛太刑事がめちゃめちゃ面白い!ぶつかり合う場面も、「対立してる役なのに、演技の最中もソックと目が会うと笑顔になってしまうので、役に入るためのスイッチのオンオフが必要でした」という瑛太の言葉を聞くと、なにやら味わい深いものあります!韓国男子は大好きなチングとイチャイチャしまくるもんですが、ソックがまさに瑛太にそんな感じだし、瑛太も嬉しそうだしで、君らはカップルか?カップルなのか!!と海雲台中が湧きまくりました!

『最終面接』キム・ジェウォン

タフタ酳 / Aflo
Aflo

海に沈む夕日に「個別取材したかったあああ!」と叫んだキム・ジェウォン(『ユミの細胞たち3』)は、初主演映画『最終面接』で釜山に登場。原作はこちらも日本の小説『六人の嘘つきな大学生』で、20代の就職に致命的な悪影響をもたらしたコロナ禍を背景に、たったひとつの席を巡って臨んだ6人の最終面接の地獄っぷりを描いた作品。

さて上映後のGVに現れたキム・ジェウォンは、超絶背が高くて超絶脚が長い、めちゃかっこいい男の子だったんですけど、余裕綽々の明るさ、おおらかさ、自由さ、無邪気さで、「この人、どこにいても自分が中心になっちゃう、場の耳目を集めちゃう、みんな僕がいるとゴキゲンなんだよね」みたいな汁が、体中から揮発している感じの人です!そこらじゅうから上がる「ジェウォンオッパ!」「ジェウォナ!」という黄色い声、そのたびに笑顔投げるという王子様ぶりで、さらにGV終わりには、カン・ユソク(『いつかは賢いレジデント生活』)とそれぞれ座席を回ってファンのプレゼントを受け取り、ファンとのスマホツーショットを撮り……と、韓国の若手スターのサービス精神(そして釜山映画祭のオープンぶり!)に、改めて感心しました!日本じゃありえないもんなー。

Woohae Cho / Getty Images

さてGVに参加したのは、キム・ジェウォンの他、イ・ヒョン(『今、私たちの学校で』)、カン・ユソク、チャ・ジュヨン(『無人島のディーバ』)のイケイケ若手4人。ここにクァク・ドンヨン(『ヴィンチェンツォ』)&シン・スンホ(『弱いヒーロー Class1』)という演技巧者の中堅が加わり、なかなかの見応え作品になっております!で、GVでどんな話をしたか……を書きたい気持ちは山々ですが、映画が「たった一人の合格者になるために、他の5人を蹴落とそうと罠を仕掛けたのは誰なのか?」というサスペンスで、GVではネタバレに触れまくりなんで、これは日本で公開してからね!

『メイド・イン・コリア2』ヒョンビン&チョン・ウソン

Aflo

釜山のルーフシアターでの屋外イベントは、出演者が壇上で作品について語るオープントーク(1コマ50分)がメインなんですけど、今年は劇場公開中の映画や配信開始直後のドラマの野外舞台挨拶(1コマ20分)がやたら多い!その中でも日本からの観客も多く参加していたのは、先月ディズニープラスで公開された『メイド・イン・コリア2』のヒョンビン&チョン・ウソン&ウ・ドファンの三人組。ドラマで黒ばっかり来てて飽きちゃったのか、ピンクのジャケット姿でセンタムシティに降臨したヒョンビンは「ペク・ギテという人物を研究し演じながら過ごしてきた3年間は、私にとって本当に夢のようでしたが、それでもまだ知らないペク・ギテがいる。私にとってはそれだけ魅力的な役柄でした」。

一方のチョン・ウソンは「登場する全ての人物が、国家主義時代に犠牲を払わされています。自分の目的で動く個人が、それでいながら国の犠牲にされるという物語であり、そうした人物が自分の価値観をどのように破壊されることになるか、チャン・ゴニョンを演じることでそれを表現しようと努力しました」。いやほんと、大人の俳優たちのドラマでしたね。でもね「あの終わり方」なのに、監督は「1990年初頭」を舞台にしたシーズン3もあるくさいこといってました!ネタとなる大事件は「大韓航空機事件」じゃないかと私は見ています!(テキトーだけど!)

今年のアクターズハウスは、ネスプレッソなキム・ゴウンと「再婚承認」のチュ・ジフン!

釜山で最もチケット取りにくい「アクターズハウス」。今年の私はキム・ゴウンとチュ・ジフンに参加し、この原稿を書いた後にシン・ミナに参加する予定です!

後半のお二人は皆さんご存知11月にディズニープラスで配信予定の『再婚承認を要求します』の王室の離婚カップル!「韓国芸能界の3大おしゃべり」として知られるチュ・ジフン(残りはキム・ナムギル『熱血司祭』と、ユン・ギョンホ『エージェント・キム リアクティベーテッド』)のマシンガントークが私の拙い韓国語だとおっつかないんですけど、「みんな東洋人なのにヨーロピアンな名前ついている」作品の世界観が全然わからず、出演を3回断ったそうですwww!でも監督から手紙をもらって、みんながそんなに愛する作品ならと興味が湧き、読み合わせの時に「そやそや、舞台でミュージカルとかシェイクスピアやるノリでやればいいんだ」と落としどころを見つけて撮影に臨んだんだとか。その時に若手俳優たちに再び作品の魅力を説明してもらい「やっぱり全然理解できなかった」……ってマジでおっさんか!

とはいえ、古来からの韓国ドラマファンには「そかそか、あんなに王様になるの嫌がってたけど(by『宮 Love in Palace』)、結局お前は皇帝になっちまったんだな」と感慨しきり!てかマジでよくよくしゃべるなあwww。ちなみに舞台挨拶には、ライバル国の女好きなイケメン王子イ・ジョンソクも来てました!

さてもうひとつのキム・ゴウンですが、これは初日に出演予定だったイ・ミンホがキャンセルしたことと合わせて語らねばなりません!ご存じの方も多いかもしれませんが現在韓国で大ヒット公開中と同時に大炎上中の映画『暗殺者(たち)』。1974年に起きた大統領夫人狙撃事件の裏側を追う新聞記者たちのお話なんですが、これが「歴史を歪曲しているのでは」という議論になった上に、一部の過激な人たちが主演のユ・ヘジンの家にまで押しかけるという自体にまで発展しているんですね。映画祭ではもちろんこの作品の屋外舞台挨拶も予定していたのですが、出演者たちの安全に配慮して全てキャンセル。そしてこの作品の2番手として主演に名を連ねたイ・ミンホの「アクターズハウス」もキャンセルになったわけです。

キム・ゴウンは映画には全然関係しておらず、この作品に応援コメントを寄せただけなんですが、それで大炎上中。「アクターズハウス」は、毎回ラスト10~15分を客席からの質問を受け付けるのですが、そんなわけでキム・ゴウンの回のみ、会場からの質問はなしに。最後の拍手の際の、会場全体の「ホッとした感じ」が印象的でした。

もちろん出演者でもないのに過剰反応してキャンセルしたら、彼女を叩いている人を喜ばせるだけだし、なにしろキム・ゴウンは今回の映画祭のスポンサー「ネスプレッソ」の公式アンバサダーで、街中がキム・ゴウンだらけなので、キャンセルというのはありえなかったんじゃないかなーと推測。

作品の結果が悪い時、そのこととどんな風に向き合うんですか?という質問の答えがすごーく印象的でした。

「常に自己反省の思いで作品を見ていますが、撮影が終わってからもそういう時間はずっと続きます。この時の自分に足りなかったのは何か、この時に自分がどんな対処をしていたのか、私はこの人物に本当に最善を尽くしたのか。そういうときは、わざとちょっとだけ上手く行ったところを探してみるんです。そういうところを振り返って、私もちょっとは上手にできているよねと考えるようにしています。そうやって健康的な気持ちに上手くリカバーしていたら、病むようなことにはならないんです」

キム・ゴウンは本当にすごい人!!!めちゃめちゃ応援しています!

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