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メイクの基本の順番|ベース・眉・目元・チーク・リップの流れ

  • 2026.10.10

メイクは「肌を整える→ベース→眉・目元→チーク・リップ→仕上がり確認」というまとまりで覚えると、次に使うものを選びやすくなります。ただし、コンシーラーとファンデーションの前後や、チークを入れるタイミングは製品の種類で変わります。すべての工程を毎回行う必要もありません。

ここでは朝のメイクを一通り進めるための流れと、迷いやすい分岐を整理します。手持ちの製品の使用法を優先し、詳しい塗り方や失敗の直し方は、各パーツの関連記事で確認してください。

1.メイクの順番は、肌づくりから色を足す流れで覚える

ベース、眉と目元、チークとリップ、仕上がり確認の順番を示す図
まずは四つのまとまりで覚え、製品ごとの使い方に合わせて調整します。

最初は製品名を全部暗記するより、役割で分けてみましょう。スキンケアと日やけ止めで肌を整え、ベースメイクで肌の見え方を調整する。眉と目元で形や印象を整え、頬と唇に色を足す。最後に顔全体を見て、足りない部分だけ補う。この流れを基本にすると、同じ場所に何度も重ねるのを避けやすくなります。

始める前に、使う製品を机の上へ順番に並べます。ベースは日やけ止め、下地、ファンデーション、必要ならコンシーラーとフェイスパウダー。ポイントメイクは眉、目元、チーク、リップの四つに分けます。「今日は使わない」と決めたものは手元から外すと、何を省いたかも把握できます。

たとえば肌の色を広く整える必要がなければ、ファンデーションを使わない選択もあります。逆に気になる部分だけカバーしたいなら、製品の説明に従ってコンシーラーを使います。下地不要と案内されたファンデーションや、複数の役割を持つ製品では、工程を減らせる場合もあります。名前が違うからと機械的に全部を重ねず、容器や公式ページで役割を確かめてください。

時間が少ない日は、着手してから急ぐより、使うパーツを先に決めます。眉とリップを整える日、目元を主役にする日など、仕上げたい印象に合わせて選びましょう。省く工程を決めても、日やけ止めの使用量や塗り方を自己判断で変えないことが大切です。

初めて使う製品は、使う順番に加えて、塗る場所、推奨量、使える道具の三点を確認します。たとえばファンデーションに付属するパフがある場合は、そのパフでの使い方から試すと、別の道具に替えた影響を混ぜずに調整できます。スポンジを濡らして使えるかも、見た目で決めずに製品の説明で確認してください。

この順番は動きやすくするための一例です。目元の粉が頬へ落ちやすく、先にアイメイクを済ませるほうが直しやすい人もいます。まず基本の流れを一度試し、どこで作業が戻ったかを覚えておくと、自分の道具に合う順番へ調整できます。

2.ベースメイクは、ファンデーションの種類で順番を分ける

リキッドとパウダーファンデーションの使用順を2列で示す図
コンシーラーの位置は一般的な目安。製品の指定があれば、その順番を優先します。

一般的にはスキンケアの後に日やけ止め、化粧下地を使います。コーセーの公式FAQも、日やけ止め→化粧下地→ファンデーションの順と案内しています。一方、日やけ止めを兼ねる下地などは製品ごとに使用法が異なります。使用順、量、塗り直し方を確認してから進めましょう。

スキンケアを終えたら、肌の上に液が残っていないかを見ます。すぐ次を塗ると滑る場合は、一度なじませてから重ねます。待ち時間を一律に決める必要はありません。余分な油分を軽く押さえるなら、日やけ止めを塗る前の段階で行い、こすらずに整えます。

リキッドファンデーションを使う場合は、下地→ファンデーション→必要な部分にコンシーラー→必要ならフェイスパウダー、が一般的な流れです。先にファンデーションでどこまで整うかを見れば、コンシーラーを広く塗りすぎずに済みます。資生堂の公式解説も、リキッドの後にコンシーラーを使う方法を紹介しています。

パウダーファンデーションを使う場合は、下地→必要な部分にコンシーラー→パウダーファンデーション、が一般的です。粉の上からクリーム状のものを広く動かすと、下の膜を崩すことがあるため、部分カバーを先に済ませます。クッション、BB、スティックなどは一律にこの分岐へ当てはめず、その製品と組み合わせるコンシーラーの説明で判断してください。

フェイスパウダーとパウダーファンデーションは役割が異なります。粉状だから両方必要、ということではありません。仕上がりや製品の推奨に合わせ、粉っぽくなりやすいところへ何度も足さないようにします。

重ねる途中で筋やムラが出たら、すぐに量を増やさず、清潔なスポンジの面で境目を軽くなじませます。同じ場所を何度も往復し、下に塗ったものまで動かさないようにしましょう。形状の選び方はファンデーションと下地の基礎、色が顔だけ浮くときはファンデーションの色の選び方へ。

3.眉と目元は、一つ仕上げるたびに両側と顔全体を見る

眉、目元、まつ毛の進め方を整理した図
描き足す前に毛流れを整え、目元は製品の使用法に合わせて進めます。

眉は、色を足す前にスクリューブラシで毛流れを整えます。毛が重なって濃く見えるところと、毛が少なく見えるところを分け、必要な部分だけ描き足しましょう。眉頭から眉尻まで一様に塗りつぶすと、あとで薄くする作業が増えます。

片側を完成させてから反対側を無理に合わせるより、両側へ少しずつ足す方法も試せます。鏡を近づけて毛や線を見たら、一度離して顔全体で確認します。左右を完全に同じ形へ変えるのではなく、高さ、長さ、濃さのうち何が気になるかを分けると、直す場所を絞れます。詳しくは眉毛が左右で違うときの確認と描き方を参照してください。

目元の一例は、アイシャドウ→アイライン→まつ毛をカール→マスカラです。ただし、ラインを引いた後に濃いアイシャドウを重ねてなじませる方法もあります。使う製品と仕上げたい印象に合わせて調整し、順番だけで正解を決めないようにしましょう。

アイシャドウは少量から使い、明るい色を広め、濃い色を狭めに置くと範囲を管理しやすくなります。目の形や開いたときに見える範囲は人によって違うので、閉じたまぶただけで完成を判断しません。目を開けて、色の位置と左右の濃さを見ます。範囲と境目はアイシャドウ2色の塗り方で確認できます。

アイラッシュカーラーを使うなら、一般的にはマスカラの前に行います。まぶたを挟まない位置を確かめ、痛みがあれば中止してください。マスカラはブラシへ液が固まっていないかを見てから、少しずつ塗ります。大きな束ができたまま重ねず、ダマの確認と直し方を参考に、製品に合う方法で整えましょう。

4.チークとリップは、主役を決めて濃さを調整する

リップを主役に頬を淡くした配色例の顔
口元を主役にする例では頬を淡く。必ず同じ色にそろえる必要はありません。

眉と目元を整えたら、頬と唇の色を合わせます。先にチークを薄くつけてからリップを塗り、顔全体を見て頬を補うと、色の強さを調整しやすくなります。濃いリップを使う日なら、先に口元の仕上がりを決めてからチークを足しても構いません。

チークを入れるタイミングには質感による分岐があります。パウダーチークは粉で整えたベースの上に、クリームやリキッドはフェイスパウダーの前に使う方法が一般的ですが、粉の上から使える製品もあります。順番を変えるときは公式の使用法を確認し、ベースをこすって剥がさないよう少量ずつなじませます。

色がちぐはぐに見えたら、すぐに買い足すより、どのパーツが強く見えるかを探します。鮮やかなリップに濃いチークが重なると、どちらも目立つ場合があります。口元を残したいなら、まず頬の濃さを控えめにする。目元を主役にしたいなら、頬と唇の色を薄く重ねる。このように主役を一つ決めると、何を減らすか判断できます。

同じ「ピンク」という名前だけでそろえる必要はありません。色み、明るさ、鮮やかさのどれかに共通点を持たせる方法もあります。光沢やラメの強さも印象を左右するので、色だけを変え続けず、濃さと質感を一つずつ見直しましょう。具体例はリップとチークの色合わせ、目元も含める場合は3パーツの組み合わせで紹介しています。

リップは表面を整えてから少量ずつ塗り、中央、輪郭、口角を確認します。はみ出した場所へさらに色を重ねず、その部分を先に取り、必要なところだけ補います。ムラとはみ出しを整える塗り方も役立ちます。

5.仕上げは、近くと離れた距離で確認して足す場所を絞る

部分と顔全体の二つの距離で仕上がりを確認する図
細部を見た後は顔全体へ。気になる部分だけを整えると、重ねすぎを避けやすくなります。

最後は鏡を近づけ、ファンデーションの境目、小鼻や目の下のたまり、眉の描き残し、目の下についた色、リップの口角を確認します。次に鏡を離し、顔全体で色と濃さのバランスを見ます。細部だけを見て塗り足すと、全体では濃くなっていることがあるため、距離を切り替えて判断しましょう。

リップを塗り終えたら、口を軽く開閉して輪郭と歯への付着も見ます。マスカラやアイラインは乾くまで触らず、付着した色を直すときも、製品に合う方法で狭い範囲を整えましょう。

できれば顔に影が強く落ちない光で確認し、顔と首のつながりも見ます。鏡へ顔を近づけたまま、片側だけ濃い影の中で比べないようにします。光の条件をそろえることは、メイクを足す必要があるかを判断する助けになります。

修正は「余分なものを整える→足りないものを補う」の順に行います。線へたまったコンシーラーなら、まず清潔な指や道具でその部分を軽くなじませます。ヨレたベースの上にそのまま厚く塗り足すのは避け、まだ色が足りない範囲だけ薄く補います。目元の調整は目の下のコンシーラーのヨレ対策、外出先の修正はメイク直しの順番にまとめています。

仕上げたら道具の汚れを軽く落とし、水洗いの可否や洗浄剤を確認します。スポンジは清潔な面が使える状態にし、洗った道具は十分に乾かしてから収納してください。具体的な扱いはブラシとスポンジのお手入れへ。

うまくいかなかった日は、次回に変えることを一つだけ残します。「コンシーラーを使う範囲を狭める」「チークを一度薄くつけて止める」など、順番、量、範囲を同時に変えないほうが調整点を見つけやすくなります。全工程を増やすより、必要なものを選び、少しずつ仕上げる流れを作ってみましょう。

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