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アンドルー元王子、少しだけ勝訴 訴えは認められても、押収品は返されず「いずれにしても捜査対象」

  • 2026.10.9
釈放されて家に帰るアンドルー・マウントバッテン=ウィンザー(Andrew Mountbatten-Windsor) MEGA / Getty Images

今年2月19日、66歳の誕生日に逮捕されたアンドルー元王子。その前日に発行された捜査令状を根拠に、アンドルーの住居が家宅捜索された。アンドルーはこの令状が違法だったと主張、家宅捜索の合法性を争って裁判を起こしていた。王子の訴えが認められ、勝訴したことが明らかになった。新聞「デイリーメール」などイギリスマスコミがこぞって報じている。

現地時間10月8日(木)、王立裁判所で行われた審理で裁判官は、「捜査令状は合法的に発行されていなかった。令状は無効とすべき」と判断した。捜査を行なっているテムズバレー警察が令状の発行が不適切だったことを認めたため、正式な審理は行われずに終了した。

Peter Nicholls / Getty Images

とはいえ、アンドルーが完全勝訴したわけではない。裁判官は、令状は不適切だったものの「すぐには押収品を返還しない」と判断。理由は「捜査令状が無効になったからといって、捜査が終わるわけでも捜査全体が違法だったわけでもない」から。押収品が刑事捜査の対象であることには変わらず、「他の条項に基づいて合法的に差し押さえられる可能性があるのなら、返還してもほとんど意味がない」と裁判官は説明している。

アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー(Andrew Mountbatten-Windsor) Max Mumby/Indigo / Getty Images

押収されたものを返還するかどうかの裁判はまだ続く。非公開の審理が来年行われるという。同紙によると、これが決定するまで王子が起訴されるかどうかも決まらない。つまり、アンドルーにとっては宙ぶらりんの状態がまだ続く。そんなときが果たして来るのかどうかはともかく、完全勝訴で晴れ晴れとした気持ちになれる日はまだ遠い。

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