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カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法

  • 2026.10.8

スタート前のパット練習は、誰もがやるでしょう。でも、しっかり練習したのに、ラウンド中パットのミスが連発!「それは、練習の仕方に原因があるはずです」と岩本肇コーチ。

練習しすぎは逆効果で、アバウトな練習が効果は高いって、本当!?10分間でスコアが10打縮まる、アバウトな練習法を覚えましょう!

この練習から始めよう!

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
スタート前のパット練習もアバウトがいいんです!

いきなりショートパットを入れる練習から始める人がいるが、緊張で体が硬くなっているのに短い距離を入れにいくのは逆効果!アバウト感覚でいいから、大きめのストロークで長い距離を気楽に打つことからスタートしよう

長いパットを気持ちよく打つ

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
こんな感じかな!?

リラックスした状態で自分が一番気持ちよく振れる振り幅で3球続けて打つ。これでグリーンの速さが大体つかめるし、ストロークのリズムも整ってくる

短いパットを入れに行くのはNG

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
入れ!

パット練習の開始直後は、まだ体が緊張している。その状態で1メートル前後の短い距離を打つと、ストロークのリズムが狂う原因になる

ヘッドがスムーズに出ていく感覚をつかもう

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
フォローでの左ヒジの抜きがキーポイントロングパットの距離感を合わせるには、左ヒジを抜いてパターをスムーズに振り抜くのが大切なポイントだ

スタート前の10分間のパット練習で、最初にやっておきたいのはロングパットです。3球続けて気持ちよく転がした後に、10メートルくらい先のカップに向かって打ちましょう。フォローで左ヒジが抜けるとパターのヘッドがスムーズに振り抜けて、ボールがきれいに転がってくれます。

目標は小さくとらずに、半径1.5メートルくらいの大きな円をイメージしてアプローチ感覚で狙うのがコツです。「こんな感じかな」というくらいのアバウト感覚で打つとタッチは意外と合うもので、本番でもその感覚で打ってほしいですね。

今ひとつタッチがつかめないようでしたら、次のことに気をつけてみてください。フォローで左ヒジを締めすぎて手首が折れてしまう人は超オープンスタンス、頭がカップ側に流れるなどで体が突っ込んでいる人は超クローズスタンスに構えて打つと、欠点をすぐに解消できます。

半径がパター2本ぶんくらいの長さの大きなカップをイメージしよう

直径3メートルくらいの円の中に入れるアプローチのような感覚で打つ
10メートルくらい先のカップを狙うときは、目標を大きく設定してアバウトに打つほうが案外うまくいく。その理由は、リラックスして打てるからだ

大きめのストロークで等速に振る

ヘッドの重さを利用し、始動からフォローまで一定のスピードで振ろう

頭が突っ込むタイプの修正法

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
頭や体がカップ側に突っ込んでしまう

インパクトからフォローで頭がカップ側に流れやすい人は、左サイドの壁がつくれていないのが原因。右足を後ろに引いた超クローズスタンスに構えると、左下半身が固定されて頭の位置をキープできる

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
左のお尻を目標に向ける(左)頭が左に動かなくなる(右)

右足を大きく後ろに引き、左のお尻をカップに向けるイメージ。左ツマ先を閉じれば、左サイドの壁を体感できる

手首が折れるタイプの修正法

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
左ワキを締めすぎて手首が折れる

インパクトで手首が折れてしまう人は、左ワキの締めすぎが原因。これを速やかに修正するには、左足を後ろに引いた超オープンスタンスに構えよう。左ヒジを抜きながら振り抜きやすくなる

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
左ツマ先を開いて構える(左)左ヒジを抜きやすい(右)

左足を後ろに引き、さらに左ツマ先を開く。フォローで左ワキをあけると手首の角度をキープしやすくなる

短いパットはカップに入れる練習をしなくていい最初に50センチを真っすぐ転がす

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
50センチ(上)ボールにそっと当てる(下)

ロングパットの練習を3~5分間やってタッチや感覚をつかんだら、今度はショートパットの練習です。1~2メートルの距離をカップインさせる練習に時間をかける人が多いのですが「カップに入れる」意識は、緊張につながりやすいのであまりオススメできません。

50センチ先のボールに当てる練習を1分間したら、残りの時間はカップの右側や左側を狙って打つ練習にあてましょう。距離は1.5メートルから2メートルくらい。カップの右側や左側にスマホを横向きに置き、スマホに軽く当てるように打ちます。

この練習をしておくとスライスラインやフックラインへの対応力がアップ!実戦では真っすぐなラインはほとんどありません。アバウトでもいいから、曲がるラインを想定してカップを外してラインに乗せる練習をしておくだけでも、スコアはかなり縮まりますよ。

ボールに当てるときの強さは「そっと」で。狙った距離をジャストタッチで打つ練習をしておくと基準ができるので、上り下りでもタッチを合わせやすくなる

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
50センチ先のボールに当てる練習をしよう

最初は50センチ先のボールに当てる練習をしよう。これを1分間で10回やるだけでかなりの効果があるし、カップがなくてもいいのでどこでもできる

カップの左側と右側を狙う練習

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
ボールの右側に置いたスマホに軽く当てる(左)ボールの左側に置いたスマホに軽く当てる(右)

1.5~2メートル離れたボールの右や左にスマホを横向きに置いて練習。体の向きはボールに対してスクエアにセットしてOK!これがポイントになる

50センチくらいの近い距離では、スマホを縦に置いて的を少し小さくするといい

右側のスマホに当てる場合

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
ボールを半個右に置く(左)フェースを開いて打つ(右)

ストレートラインと同じ体の向きでボールを少し右に置き、押し出し気味に打つのがポイント

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
カップの右手前側から入れるフックラインの想定練習となる

カップの右側に打ち出す練習はフックラインのイメージにつながる。アバウトに打ってもカップに寄ることを体感しよう

左側のスマホに当てる場合

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
ボールを半個左に置く(左)フェースをかぶせて打つ(右)

体の向きはストレートラインと同じスクエア。ボールの位置だけ少し左にズラして置いて、引っかけ気味に打つのがコツ

カップに入れようとしないでOK⁉ たった10分でパットが上達する練習法
カップの左手前側から入れるスライスラインの想定練習となる

スライスラインは、カップの左側に打ち出すことが大事。この練習で感覚を事前につかんでおこう

いかがでしたか? 10分間練習してみてください。

レッスン=岩本肇
●いわもと・はじめ/1974年生まれ、東京都出身。PGA公認ティーチングプロA級の資格を取得し、2010年よりK'sアイランドゴルフアカデミーを拠点に幅広い年齢層のゴルファーをレッスン。

構成=三代崇
写真=村上悦子
協力=大相模カントリークラブ

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