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頭皮の白い粉=乾燥とは限らない!原因に合わせたケアの選び方

  • 2026.10.7

空気が乾いてくるこの時期、頭皮がつっぱる、かゆい、肩に白い粉が落ちている…。そんな変化が気になったら、シャンプーや洗い方を見直したくなるもの。ただ、頭皮から落ちる白い粉は、乾燥だけが原因とは限らない。脂漏性皮膚炎などがかかわっていることもあり、原因によって合うケアは変わるという。(フロントロウ編集部)

頭皮の白い粉、乾燥だけが原因とは限らない

顔や首には毎日あれこれと塗るのに、頭皮の状態はあまり気にしていない。そんな人もいるのでは。英HuffPostが紹介した英国の薬用頭皮シャンプーブランド「ポリター(Polytar)」の調査では、回答者の54%が自分の頭皮は健康だと考え、88%が頭皮の洗い方に自信があると回答。一方、75%がかゆみや湿疹、乾癬などの頭皮の不調を引き続き経験していると答えたという。

同記事で、毛髪・頭皮の専門家(トリコロジスト)のエイミー・ハントは、軽い皮むけや刺激感、べたつきが長く続くと、それを「普通の状態」と受け止めてしまうことがあると説明。頭皮の健康は、髪の成長や髪質、快適さにもかかわるため、日々のケアで目を向けたい部分だという。

乾燥する季節は、頭皮のつっぱりやかゆみも気になりやすい。米Glamourの取材に答えた皮膚科医のアレクサンドラ・ボウルズ医師によると、寒さや湿度の低さ、暖房による室内の乾燥は、頭皮の水分にも影響する。洗いすぎや洗浄力の強い洗浄成分、香料、染料、ディープクレンジング用シャンプーの頻繁な使用も、頭皮への刺激につながることがあるという。

脂っぽい頭皮でもフケは出る

フケと聞くと、乾いた頭皮から細かい粉が落ちるイメージがあるかもしれない。でも、米メイヨー・クリニックによると、脂っぽい頭皮で起こることもある。

脂漏性皮膚炎に関連するフケには、皮脂や、マラセチアへの皮膚の反応などがかかわっている。保湿だけでは十分に改善しない場合もあり、原因に合った薬用シャンプーや治療が必要になることもある。

ただし、フケ対策をするなら保湿は不要、というわけでもない。米国皮膚科学会によると、脂漏性皮膚炎のある皮膚は刺激を受けやすく、やさしく洗うことや、うるおいを保つことも大切。強く洗って皮脂を落とそうとするより、刺激を抑えながらケアしたい。

シャンプーは、悩みに合わせて選ぶ

乾燥が気になるときは、まず洗ったあとに頭皮がつっぱらない、マイルドなシャンプーを選びたい。

米Who What Wearの取材に答えたヘアスタイリストのジェニファー・コラブは、保湿を意識したシャンプー選びで、グリセリンやヒアルロン酸、セラミド、アロエ、オイル類に注目している。また、乾燥が気になる人の選択肢として、サルフェートフリーの製品を勧めている。成分表示に加えて、実際の洗い上がりや頭皮との相性も確かめたい。

フケが続く場合は、フケ対策用のシャンプーが選択肢になる。米国皮膚科学会は、ジンクピリチオン、ケトコナゾール、硫化セレン、サリチル酸などを含む製品を挙げている。成分によって働きは異なり、マラセチアに働きかけるものもあれば、サリチル酸のように頭皮にたまった角質を取り除くのを助けるものもある。

フケ対策とうるおいへの配慮を組み合わせた製品もある。米Glamourが乾燥頭皮向けシャンプー特集で総合ベストに選んだのは、米国で販売されている「CeraVe Anti-Dandruff Hydrating Shampoo」。 セラヴィの米国公式サイトによると、ジンクピリチオン1%に、3種のセラミド、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸を配合している。

洗う回数は、頭皮の状態に合わせて

「乾燥するなら、洗う回数を減らせばいい」と思いがちだけれど、ちょうどいい洗髪頻度は人それぞれ。

米国皮膚科学会は、髪質や頭皮の脂っぽさに応じて洗う頻度を調整するよう案内している。細い髪や直毛、脂っぽい頭皮では、毎日の洗髪が必要になる場合もあるという。また、普段の洗髪頻度と、フケ用シャンプーを使う頻度は同じとは限らない。薬用製品は、使用回数やすすぐまでの時間など、製品の表示に従うことが大切だ。

洗い方について、米Glamourは、爪を立てずに指の腹でやさしくなじませ、十分にすすぐよう勧めている。熱すぎるお湯も避け、頭皮が敏感なときは、香料などで刺激を感じる製品も見直したい。

米国皮膚科学会は、フケ用シャンプーを使っても改善しない場合や、症状が強い場合には、皮膚科への相談を勧めている。秋の抜け毛が気になるときも、髪だけでなく頭皮の状態に目を向けたい。季節に合わせてシャンプーを替えるときこそ、頭皮の調子も一緒にチェックしてみては。

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