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地震が来ても負けない収納術!グランプリ受賞者決まる

  • 2026.10.6

地震が起きても倒れない、崩れない、取り出しやすいーー。安全性や使い勝手の良さを考慮した収納術などを競う「防災備蓄収納自慢 BJ-1グランプリ2026」が2026年9月26日、オンラインで開催されました。主催したのは、「防災備蓄収納プランナー協会」(長柴美恵代表理事)。ファイナリスト5人が、自宅の写真を見せながら、収納の工夫やこだわりなどを発表しました。グランプリには、防災備蓄収納1級プランナーの若林暁美さん(奈良県)が選ばれました。

奈良県の若林暁美さんがグランプリに!

コンテストでは、ファイナリストたちが、それぞれ作成したA4用紙1枚のプレゼン資料を示しながら、各自10分の持ち時間で、災害時でも必要なものをすぐに取り出せる収納方法や工夫について発表しました。審査は、長柴美恵代表理事ら4人の審査員と一般観覧者による投票で行われ、最高得点を得た若林さんがグランプリを受賞しました。

ひとりで留守番をする長女を念頭に考案

若林さんは、「小学生が一人でも安心できる!お留守番防災備蓄」をテーマに発表。小学6年生の長女専用の備蓄場所を設けたエピソードを披露しました。家族全員の帰りが遅くなり、長女が一人で留守番をせざるを得なくなった時、長女は家にあった備蓄食材には手をつけず、家族が帰るまで食事をとらずに過ごしていたといいます。「棚の中にレトルト食品など、食材は多く用意していたが、単に備蓄しているだけでは意味がない。使うのは誰か、どこに何があれば、一人の時、不安な時でも手に取って食べられるか。そこまで考えることが大事なんだと気付かされました」と若林さん。早速、長女と話し合い、備蓄食材を置く場所や内容を一つずつ決めていったといいます。そして、誕生したのが長女専用の備蓄置き場でした。長女がよく目にする場所に、ゼリー飲料や粉末スープ、パック入りの豆などを収納。今では、食卓が寂しいと感じた時、長女が自分の備蓄置き場からスープなどを持ち出して食することもあるといい、日ごろから活用されている様子を報告しました。家族の年齢に応じて備蓄のあり方を丁寧に見直し、実践している姿勢が高く評価され、受賞につながりました。

生活用水の備蓄や家具を横倒しして使う案なども

ほかのファイナリストからは、2リットルのペットボトルに水を詰め、20本分をベランダにおいて普段から花の水やりなどに使いながら、飲料水とは別の生活用水のローリングストックをしている実践例や、背の高い家具を横倒しにし、転倒リスクを低減しながら見栄えがよく使い勝手のいい収納棚として活用する例などが紹介されました。

長柴さんは、「災害時に必要なものを安全にさっと取り出せて使えることがとても大事。BJ-1グランプリを通じて、防災収納の考え方や技術をこれからも広く発信していきたい」と力を込めていました。

<防災ニッポン編集部>

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