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「泣いている=泣き止ませる」じゃなくていい 『理由探し』をするママに伝えたいこと

  • 2026.10.4

かつて産後うつだったひとりのママと、子育てに悩み笑顔を失いかけたママたちの姿を見てきたひとりの助産師。
2人の出会いから「ママたちの居場所」づくりが始まりました。

北海道で初めての産後ケアホテル事業「Cocokara」を通して、高橋奈美さんと荒木美里さんの2人が感じてきた思い…
それが「子育てに正解はない!」ということ。

ときに悩み、しんどくなったそのときに。
【連載|子育てに正解なし!ママの居場所から見た景色】がそっと寄り添い、明日ふっと笑える一助になりますように。

Sitakke

連載|子育てに正解なし!ママの居場所から見た景色

前回の記事では「赤ちゃんが何をしても泣き止まない」「どうして泣いているのか正解がわからない」といった多くのママたちが通るであろうお悩みについて、助産師の荒木美里さんがお話してきました。

今回も荒木さんから、少しでも心を軽くしてほしい…ママたちに送るアドバイスをお届けします。

「泣いている=すぐ泣き止ませなきゃ」ではない

Sitakke

赤ちゃんが泣くと、どうしても焦ります。
家の中でずっと泣き声を聞いていると、数分でもかなり長く感じます。
外出先なら、周りの目が気になることもあります。

早く泣き止ませなきゃと、抱っこして、揺らして、歩いて…。

それでも泣いていると、「まだ何かある?」「何を見落としてるんだろう」と、また理由を探し始めます。

気づけば、赤ちゃんが泣いていることそのものが「なんとかしなきゃいけないこと」になっていることがあります。

でも、赤ちゃんは泣きます。

眠くても泣くし、抱っこしてほしくても泣く。抱っこしていても泣くことだってあります。

Sitakke

もちろん、泣いている理由を考えることは大切です。
でも、泣いているからといって、必ずしも何かがうまくいっていないわけではありません。

「泣いている=すぐに泣き止ませなきゃ」

そんな風に考えすぎなくてもいいのかもしれません。

ふっと一息ついて、肩の力を一回抜いて…絶対に理由を探し当てなくてもきっといいのだと思います。

理由がわからないままの日もある

Sitakke

もちろん、いつもと泣き方が違うときは、少し気にして見てほしいです。

ぐったりしている、顔色が悪い、呼吸がおかしい。
「なんだかいつもと違うな」と感じたときは、体調を確認することも大切です。

でも、元気そうで、ミルクも飲んで、オムツも大丈夫、抱っこもした。
それでも、なんだかぐずぐずしている。

そんな日もあります。

あれこれ試してみたけれど、結局理由はわからない。
そんな時間も、赤ちゃんと過ごす毎日の中には普通にあるんです。

Sitakke

ママのせいじゃないし、自分の赤ちゃんだけでもない。

助産師でも、赤ちゃんが泣いている理由がわからないことはたくさんあります。
そして、理由がわからないまま泣き声を聞き続けていると、その声自体がしんどくなってくることもあります。

「近所に聞こえていないかな」
「早く泣き止ませないと」

そんなことまで気になり始めると、ますます焦ってしまいますよね。
でも、赤ちゃんが泣いている間、ずっと抱っこし続けなければいけないわけではありません。

ミルクも飲んだ。オムツも大丈夫。体調も悪そうではない。
「ちょっとしんどいな」と思ったら、無理に抱っこを続けなくてもいい。

赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、少し離れてみる。
お水を飲んだり、トイレに行ったり、ほんの少し別の部屋で気持ちを落ち着かせたり。
そうやって少し気持ちを整える時間があってもいいと思います。

Cocokaraでも「何をしても泣き止まなくて困っています」という話だけではなく、
「泣き声を聞いているのがしんどい」「ずっと抱っこしているのがつらい」そんな話もいつでも聞きます。

赤ちゃんを預けて少し眠ったり、一人でゆっくり過ごしたり。
「ちょっと離れたいな」と思ったときに、安心して離れられる場所があることも大切だと思っています。

きょうも理由はわかりません

きょうも赤ちゃんが泣いています。

お腹空いた?眠い?抱っこ?暑い?
ひと通りやってみた。
でも、まだぐずぐず。

そんなときは、「うーん、なんだろうね。私も知りたい」くらいでいいのかなと思います。

Sitakke

理由がわからないまま抱っこしている日もあれば、あれこれ試しているうちに「結局なんだったんだろう」と思いながら寝てくれることもある。

毎回ちゃんと理由がわからなくても、それでいい日もある。

赤ちゃんの泣き声を全部翻訳できたら便利なのにな、と私たちも思います。

そして、Cocokaraで「抱っこしている時間が長くて…」という声と一緒によく聞くのが、
「せっかく寝たのに、置いたら起きるんです」という声です。

Sitakke

抱っこだとぐっすりなのに、布団に触れた瞬間に起きてしまう、あの現象…いわゆる「背中スイッチ」です。
…ありますよね。

今度は、そのあたりについてもお届けしてみようと思います。

連載|子育てに正解なし!ママの居場所から見た景色

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文:Cocokara 荒木美里
編集:Sitakke編集部あい

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