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【フレンチの巨匠が指南する極上フライドポテト③】虜になるサクサクッ! 軽やかに弾ける極細棒「ポム・アリュメット」/銀座「ラフィナージュ」高良シェフ直伝!

  • 2026.10.3

dancyu秋号「じゃがいも殿堂レシピ」特集で、銀座「レストラン ラフィナージュ」の高良康之シェフに披露していただいた「華麗なるフライドポテト七変化」より、極細な「ポム・アリュメット」をご紹介。“マッチ棒”という名の通り、細さ2〜3mmに切り揃えたじゃがいもは、軽やかさの中に、じゃがいもの香りがちゃんと感じられる。小枝のようにポキッと折れる食感は、スナック菓子的なやみつき感。

【フレンチの巨匠が指南する極上フライドポテト③】虜になるサクサクッ! 軽やかに弾ける極細棒「ポム・アリュメット」/銀座「ラフィナージュ」高良シェフ直伝!

――教える人

「「レストラン ラフィナージュ」オーナーシェフ 高良康之さん」

たから・やすゆき●ホテル勤務を経て渡仏。帰国後は名だたる店で副料理長、料理長を歴任し、「銀座レカン」総料理長を経て2018年に自身の店「レストラン ラフィナージュ」をオープン。古典を網羅する博識を土台にした、現代的な料理に定評がある。


■【フライドポテトの基本の極意】三つの“きる”を丁寧に

1)じゃがいもの繊維に沿って切る
じゃがいもにも繊維の向きがあり、メークインは縦長の方向。ポム・フリットなどは繊維に沿って切ることで火が通っても折れにくく食感もよくなる。ポム・スフレは中に気泡をつくり、剥がして膨らませるため、繊維に沿って切ることが必須。

1)じゃがいもの繊維に沿って切る
1)じゃがいもの繊維に沿って切る
1)じゃがいもの繊維に沿って切る
1)じゃがいもの繊維に沿って切る

2)ペーパーでしっかり水気をきる
加熱で焦げつきやすいでんぷんを、水にしばらくさらして落とす。キッチンペーパーの上に並べ、上からも押さえて水気をしっかりきるのを忘れずに。このひと手間で、じゃがいもから余分な水分が抜け、油はねも抑えられ、均一な揚げ上がりになる。

2)ペーパーでしっかり水気をきる
2)ペーパーでしっかり水気をきる
2)ペーパーでしっかり水気をきる
2)ペーパーでしっかり水気をきる

3)ザル→ペーパーの順で油をきる
揚げたてをすぐキッチンペーパーにのせると、油がしみ込んだ紙の上で熱がこもり、べちゃっとしてしまう。まずはザルに上げて数回振り、余分な油をしっかりときる。塩をまぶしてさらに振ってからペーパーに広げるとカラッとした仕上がりになる。

3)ザル→ペーパーの順で油をきる
3)ザル→ペーパーの順で油をきる
3)ザル→ペーパーの順で油をきる
3)ザル→ペーパーの順で油をきる

◇材料

じゃがいも:適量(メークイン*)
揚げ油:適量(*)
塩:適量(伯方の焼塩が望ましい)


*品種は「メークイン」:フランス料理に使うじゃがいもの多くは、煮くずれしにくくしっとりなめらかなメークイン系。もちろんポム・フリットにも。
*ひまわり油や菜種油など、くせのないプレーンな油が最適。このレシピには白絞油を使用。

(1)切る
ポム・フリットと同様に直方体に整えたじゃがいもを、繊維に沿ってスライサーで2〜3mmにスライスしてからマッチ棒の細さに切り、水にさらしてから水気を取る。

(2)揚げる
細いので揚げ油は180℃にして一度揚げでよい。油の表面積の6割が埋まる程度に①を入れ、そのまま触らずにしばらく揚げる。

揚げる
揚げる

(3)引き上げる
じゃがいもの表面が固まって少し色づいてきたら、箸で回しながら全体をほぐす。細いので火はすぐに通る。気泡が落ち着き、ちょうどいいと思う色合いの少し手前でザルに上げ、油をきり、塩をふる。ペーパーを敷いたバットに広げ、さらに油をきる。

引き上げる
引き上げる
完成
完成

油の中でじゃがいもの表面が固まってから、一本一本をほぐすようにカラリと揚げるのがコツ。一度揚げでしっかりと火が入り、水分も抜けるので、食感と香ばしさを長くキープできる。


◇店舗情報

「レストラン ラフィナージュ」
【住所】東京都中央区銀座5-9-16 GINZA-A5 2階
【電話番号】03-6274-6541
【営業時間】12:00〜13:30(L.O.)、18:00〜20:00(L.O.) *要予約
【定休日】月曜 第3火曜
【アクセス】東京メトロ「銀座駅」A5出口より1分


※文中の高良さんのお名前の漢字「高」は、正しくは“はしごだか”です。ブラウザ上で正しく表示されない可能性があるために「高」と表示しています。

文:鹿野真砂美 撮影:宮濱祐美子

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