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ショートしないコツは「目線」が超重要!女子プロ2名のストロークを解説

  • 2026.10.3

鈴木愛と渋野日向子は、女子ツアー界トップクラスのパット巧者としても知られる。

そんなふたりをツアー会場で間近で見ている大西翔太は「ストロークのタイプはまったく違いますが、それぞれのよさはアマチュアでもマネできて、必ずパット上達に役立つでしょう」と言う。そのポイントを解説・レッスンする。

しっかり「決め打ち」してカップに必ず届かせる

フェースの管理が抜群にうまいからカップイン率が高い

鈴木愛選手も渋野日向子選手も攻めのパットが信条で、カップの手前にショートすることを嫌います。ストロークのタイプは異なっていても「グリーン上のスナイパー」という表現がぴったりくるほど。

ボールがカップに届くまで目線を絶対に切りませんし、フィニッシュの体勢も最後までキープしています。ボールをどこに打ち出すかの決め打ちが、ふたりともしっかりできているところをマネるといいでしょう。

もうひとつの共通点は、フェース面の管理能力が高いこと。これは豊富な練習量の賜物といえます。鈴木選手のストローク軌道は真っすぐのイメージで、渋野選手は緩やかな曲線のイメージという違いはありますが、スクエアフェースでインパクトしているのは一緒。

パットの場合、ボールの転がる方向は9割以上フェースの向きで決まります。軌道も大事ですが、フェースの向きがそれ以上に重要なのです。

カップから目を離さない「スナイパー目線」をキープする。打った後もフィニッシュの体勢を絶対に崩さない

打った後に体勢を崩したり、目線が変わったりすると打点がズレてショートしやすい

グリーン上の狙撃手のごとく、カップまで必ず届かせる意識をもってストロークしよう

鈴木選手のストロークイメージ

フェースの開閉を極力抑えて、ストレートな軌道に乗せてフェース面を真っすぐにキープして振るイメージ

渋野選手のストロークイメージ

実際はこれほどではないが、フェース面の開閉を使って緩やかなイン・トゥ・インの軌道を描くイメージで振る

これが決め打ちのコツ

鈴木愛選手も渋野日向子選手もカップからその奥まで届くタッチで打つことが多い。目安としては、カップ50センチ奥に止まるくらいのタッチだ

パットの技術を磨くならブレード型を使おう

ショートしないコツは「目線」が超重要!女子プロ2名のストロークを解説
ピン型で技術を磨いてからマレットにすると、マレット型がもつ機能をフルに生かすことができる。練習はピン型、本番はマレット型という使い分けもアリ。マレット型でもピン型と同じトゥ・ヒールバランスのパター(写真中)を使うという手もある

トゥ側に重心があるピン型のパターは、自分でストロークの軌道をつくる必要があるのに対して、トゥとヒールが等重心のフェースバランスのマレット型はパターがストローク軌道をつくってくれます。

ただし、技術が備わっていない人はマレット型がもつ機能を生かせないケースが多い。どちらがいいかは好みですが、パットの技術をしっかり磨きたいなら、まずはピン型で正しい軌道やフェース向きを身につけることをオススメします。

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

解説・レッスン=大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロとなり、JPGA公認A級の資格を取得。ジュニアゴルファーの指導の一方、青木瀬令奈のコーチもつとめる。

構成=三代 崇
写真=村上悦子、Getty images
協力=船橋カントリークラブ

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