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「冷やかし?」ブライダルフェアに怪しげなカップル…突然、女性が泣き出して→前代未聞の“参加理由”に「今も忘れられない」

  • 2026.10.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元ウェディングプランナーのyukimaruです。

ブライダルフェアに、カップルを装って来館されるケースは珍しくありません。
同業他社の視察、冷やかし、食事目的などなど、ある程度は覚悟してフェアを開催しています。

今回は、前代未聞のフェア参加の理由……予想外の偽カップルに驚いたエピソードを紹介していきます。

偽カップルはブライダルフェアあるある!

ブライダルフェアには、冷やかしのお客様がいたり、豪華な試食目当て、はたまた同業他社の視察など、結婚式場を探す目的ではない人が来ることが稀にあります。

そういうお客様を最初の段階で見分けられた場合は、フェアへの参加をお断りしますが、見分けられることの方が少なく、数時間かけて披露宴会場を案内し、ドレスの試着や試食などをしてもらうことがほとんど。

そういう類のお客様を業界ではブライダルフェア荒らしと呼んだりもしますが、実際、フェアには多大なる人件費と時間、食材費などいろいろとかかっているため、スタッフとしても悔しいところです。

ただならぬ雰囲気を感じるカップルが来館

秋のブライダルオンシーズンにいらっしゃった一組のカップルは、ただの冷やかしではない、何かを感じさせる怪しげなお客様でした。

カップルでフェアに来て、ごくごく普通に対応をしていましたが、終始気になったのが新婦の表情です。

初めてブライダルフェアに来て結婚式を決めるという時に、まったく楽しそうではなく、むしろどこか苦痛そうな面持ち。
とはいえ、なにか決め手があるわけではないので、一通りのご案内をしました。

「日程を決めたり、見積をご覧になりますか?」と具体的なことを聞くと「今日はいいです、またこちらから連絡します」と新郎様が早口でおっしゃり、そそくさと会場を後にされました。

「冷やかしだったのかな?」と考えましたが、次のアポの時も来館されたのです。

冷やかしではなく、結婚式のことを考えていらっしゃるんだなと思い、案内をして、いざ日程や見積のリアルなお話になると、またちょっと避けられる雰囲気になりました。

しかし、「11月3日は空いていますか?」と聞かれ、人気の日で空いていないことを伝えると、「何組あるんですか?友人と被りたくないため、結婚する人の名前を教えてほしい」とおっしゃいます。

もちろん個人情報なのでお伝えできません。

目的は何?!泣き出す新婦の理由に唖然……

何か鬼気迫った様子だったので、「何かありましたか?」と聞くと、新婦様は堪えきれない感じで泣きだしてしまいました。

すると、実はカップルではなく、新郎と思っていた人は新婦のお兄さんだったのです。

新婦は、最近、結婚の話が進んでいた恋人にフラれたのだそう。

原因は相手の浮気で、さらにその男性が浮気相手と結婚することになったと耳にしたそうです。

新婦は、その男性とは連絡も取れず、音信不通。
だから兄に協力してもらい、結婚式場を回って探り、見つけて話をしたいということだったようです。

その後、何度も謝罪をされ、こちらも時間やフェア費用などかかってはいましたが、事が事なだけに、そのまま穏便にすませました。

事情はお察ししましたが、もちろん個人情報をお教えすることはできず、私どももこれ以上はお手伝いできない旨をお伝えし、丁重にお引き取りいただきました。

その後、他の式場を回ったのか、見つかったのかなどはわかりませんが、今も忘れられない出来事です。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウェディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理活動を行う。現在は、Webライターとして活動。ウェディングプランナーから培った「人を想う気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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