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走り幅跳びの授業中、手本を見せることにした教師「あっ…!」直後、起きた“悲惨なトラブル”に「誰も想像してなかった」

  • 2026.10.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。元小学校教諭のみずいろ文具です。

体育の授業では、子どもたちに動きのイメージを持ってもらうため、教員がお手本を見せることがあります。

普段から体を動かしている先生であれば、「これくらいなら大丈夫」と思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、教員にも運動が得意な人、苦手な人がいます。

今回は、そんな何気ないお手本から思わぬ大けがにつながった出来事を紹介します。

突然のお手本

あるとき、若い女性教諭A先生と30代の男性教諭B先生が、合同体育で走り幅跳びの授業を行っていました。

2人はもともと仲がよく、職員室でも気軽に冗談を言い合うような関係でした。

B先生がメインで子どもたちに走り幅跳びの動きを説明する中、笑顔でA先生に声をかけました。

「それでは!A先生、どうぞ!」

お手本を見せてほしい、という意味です。

突然お手本の役を振られたA先生は、

「えっ…私ですかー?」

と少し渋りながらも、子どもたちの前で実際に跳んでみせることになりました。

子どもたちからも笑いが起き、「A先生、がんばれ~!」といった声が湧いてきました。

その時までは、いつもの授業と変わらない和やかな空気だったのです。

まさか、この直後に大きなけがを負うとは、誰も思っていませんでした。

着地した瞬間、異変が

A先生は助走をつけ、そのまま砂場へジャンプ。

ところが、着地した際にバランスを崩し、しりもちをついてしまいました。

B先生も子どもたちも、「あっ…!」と声をあげます。

ちょっとしりもちをついただけに見えたものの、A先生はなかなか立ち上がることができません。

「大丈夫?」

B先生も声をかけますが、みるみるA先生の顔色が悪くなり、単なる転倒ではなさそうだという雰囲気が漂いました。

駆けつけた他の先生に抱えられながら職員室へ向かい、その後、A先生は管理職に付き添われて病院へ行くことに。

そして診察の結果、腰の骨が折れていることが判明。

全治3か月の大けがでした。

まさかの大けがに

ほんの少し前まで、笑いながら話していたA先生とB先生。

何気ないやり取りから始まったお手本が、長期間の治療が必要なけがにつながるとは、誰も想像していませんでした。

B先生は同僚のA先生に大けがをさせてしまったと、大変責任を感じ、しばらく落ち込んでいました。

体育では、子どもたちの安全に気を配ることはもちろんですが、教師自身もけがをする可能性があります。

特にお手本を見せる場面では、「昔はできたから」「これくらいなら大丈夫」と思ってしまうこともあるかもしれません。

お手本にも準備が必要

この出来事を通して痛感したのは、体育では教師自身の安全にも気を配る必要があるということです。

子どもたちに見せるお手本だからこそ、無理をせず、十分に準備運動を行ったうえで行うことが大切です。

その日の体調や運動経験なども踏まえて、無理をしない判断も必要なのでしょう。

何気ない一場面が、今回のような思わぬ大けがにつながることがあります。

体育の授業では、子どもだけでなく、お手本を見せる教員自身も安全を意識することが大切なのだと改めて感じた出来事でした。



ライター:みずいろ文具
関東の公立小学校で15年間、子どもたちと向き合ってきました。教室での日々を通して感じた喜びや戸惑い、子どもたちから教わったことを、今は言葉にしています。教育現場のリアルや、子どもたちの小さな成長の瞬間を、やさしい視点でお届けします。


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