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【福本莉子さんインタビュー】“今”を生きる大切さを実感。言い訳せずに一歩を踏み出したい

  • 2026.9.30

Fukumoto Riko 福本莉子

出典:シティリビングWeb

映画「時給三〇〇円の死神」で西畑大吾さんとW主演を務める福本莉子さん。西畑さん演じる同級生の佐倉に“時給三〇〇円”の死神のアルバイトを勧誘する不思議な同級生・花森を演じる。

「ミニスカート、ブーツ、チョーカーが花森さんのトレードマーク。黒いネイルや、少し強めのアイライン、赤いリップで、まずは外見からファンタジックな世界観にとけ込むことを意識しました。映像の美しさでもファンタジーの世界観が作り出されています。冒頭の雨のシーンは実写とCGのバランスが絶妙でとても美しいです」

恋人でもなければ、ただのアルバイト仲間でもない佐倉くんと花森さんの関係性。

「家族に近い印象でした。2人にしか分かち合えない孤独があって、でも共有できない何かもあって。その中でも、クスッと笑える場面もあります。感情の振れ幅がとても大きかったです」

そんな花森さんが胸に秘めた真実が、2人の関係性を揺るがしていく。

「花森さんの明るさの裏にあるものが、作品の後半に向けて描かれています。なぜこうならざるを得なかったのか、そこまでどうやって過ごしてきたのかを想像しながら、花森さん像を作っていきました」

人生の延長時間“ロスタイム”に寄り添う時給三〇〇円の死神のアルバイト。福本さんがもし誘われたら「経験として面白そうだからやるかもしれません」と前向き。

「ロスタイムを生きる“死者”は未練があるから、この世にいます。未練が果たされたあとに起きる死は、その人にとって二度目の死になる。ロスタイム中の出来事は忘れ去られてしまいますが、やはり悲しいことだと思いました。ロスタイムの存在が良いのか悪いのか…。すっきりする人もいるかもしれないし、諦めに似たやるせなさを感じる人もいるだろうし、難しいです」

「ここ最近、死をテーマに扱った作品に関わらせていただくことが多く、後悔のないよう今を生きることの大切さを改めて感じています。今の自分がやりたいことは今しかないと思うので、早すぎる・遅すぎるといった言い訳をせずに、一歩を踏み出して挑戦しようと思っています」

福本莉子さんの“働く”インフラ

Q.キャリアを重ねる中で変化したことは?

10代の頃に仕事を始めたときは、お芝居というものがわからず、こんなにも難しいことなんだと思い知りました。徐々に“初めて”がなくなることで、心細い気持ちがなくなり、お芝居以外の、共演者の方やスタッフさんとのコミュニケーションなども楽しめるようになっていきました。挨拶や感謝を伝えるなど、人間関係をきちんとすることが、次のご縁につながっていくと思います。

Q.困難や壁の乗り越え方は?

感情をノートに書き出して整理しています。どうすればそれを乗り越えられるかを考えて、納得できる落としどころを見つけます。また、毎日寝る前にその日あったいいことを3つ書き出すことを習慣にしています。そうすると「今日もいい日だった」と良い気持ちで眠りにつけるのでおすすめです!

【Check】

出典:シティリビングWeb

10月2日(金)全国公開

(C) 2026藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会

藤まるさんの同名小説を実写映画化。不幸続きの人生に絶望していた大学生の佐倉真司(西畑大吾)は、同級生の花森雪希(福本莉子)に“死神”のアルバイトに誘われる。仕事内容は、この世をさまよう死者の心残りに寄り添い、願いを果たす手伝いをし、あの世へ送り出すこと。さまざまな死者たちとの出会いを通じて佐倉の人生は少しずつ動き始めたが…。

【PROFILE】

2000年生まれ、大阪府出身。2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリと集英社賞(セブンティーン賞)を併せて受賞して芸能界デビュー。2018年「のみとり侍」で映画初出演。2021年「しあわせのマスカット」で映画単独初主演を果たす。主な出演作に映画「お嬢と番犬くん」「隣のステラ」、ドラマ「ラムネモンキー」「勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜」など

撮影/大川晋児、ヘアメイク/伏屋陽子、スタイリスト/ Lim Lean Lee

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