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天野喜孝が描いた2hollis。新作『Pirouette』は11月発売

  • 2026.9.30

2hollis(トゥーホリス)が、ニュー・アルバム『Pirouette』(ピルエット)を11月11日にリリースすると発表した。ジャケットは天野喜孝の描き下ろし。あわせて新曲「Sex」「Warhorse」の2曲も公開されている。(フロントロウ編集部)

ジャケットは天野喜孝の描き下ろし

ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト/プロデューサー/ソングライターの2hollisが、ニュー・アルバム『Pirouette』を11月11日(水)にリリースする。メジャー・デビュー作『star』に続く作品で、新たな章の幕開けとなる作品だ。

目を引くのはアートワークだ。ジャケットを手がけたのは、『ファイナルファンタジー』のイメージイラストで世界的に知られる天野喜孝。この作品のために描き下ろした絵が、そのままアルバムの顔になった。天野の作品が海外アーティストのジャケットを飾るのは、今年ザ・ウィークエンドの来日記念盤に続くもの。

2hollis『Pirouette』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサルミュージック

天野は2hollisについて、「2hollisには繊細で感受性豊かな魅力があり、それが今回のアートワークで私が思い描いていたイメージと完璧に重なりました」とコメント。さらにこう続けている。

「彼は、まるで私の絵の中からそのまま抜け出してきたかのように、これまで私が描いてきたキャラクターにとても近い存在に感じました。彼に合わせて自分のスタイルを変える必要はなく、私自身の世界の中に自然な形で彼を描くことができました」

相手に寄せて描いたのではなく、自分の世界のなかに彼がもともと住んでいた。天野はこの作品が、自身のキャリアを通して描いてきた作品とも深くつながっていると感じているという。

「Hurt」に続く新曲は2曲

アルバムの発表と前後して、新曲「Sex」と「Warhorse」もリリースされた。今年の夏に届いた「Hurt」に続く楽曲で、3曲が並んだことで『Pirouette』の輪郭が少しずつ見えてきた。

「Sex」について、米音楽メディアのStereogumは「EDMを取り入れた壮大なポップ・サウンド」と評価。「これまでで最も健全なセックスについての曲かもしれない」とも書いている。一方の「Warhorse」は、2hollisが数カ月にわたってフェスのライブ・セットに組み込んできた曲で、ファンの間では音源化が待たれていた曲だった。

アンダーグラウンドでの実験精神、強いエレクトロニック・プロダクション、感情に訴えるポップなソングライティング。その間を自在に行き来してきた2hollisは、今作でよりロマンティックな一面をのぞかせているという。

2hollis アーティスト写真
Photo by Noah Dillon

『star』から1年あまり、ステージは一段ずつ大きく

2hollisは10代の頃から曲づくりを始め、音楽に付随するヴィジュアルやアートのほとんどを自分で手がけてきた。アンダーグラウンド・ラップ、サイケデリア、ゴシックなインダストリアル・テクノの境界を溶かすサウンドで、ユース・カルチャーの象徴的な存在になりつつある。

2025年に発表した『star』は、彼にとって決定的なブレイクスルーになった。ストリーミング再生は数千万回に達し、米Billboardの「Top Dance Albums」チャートでは11位を記録。StereogumとConsequenceは同作を年間ベスト・アルバムのひとつに選び、米Pitchforkもシングル「flash」を2025年のベスト・ソング100曲に入れている。

その後の数カ月で北米のヘッドライン・ツアーを完売させ、ヨーロッパでも2度のツアーをソールドアウト。コーチェラ、ロラパルーザ、日本のSONICMANIAといった大型フェスにも初出演した。日本では2025年2月、代官山UNiTでの初来日公演のチケットが即完している。

今後はプレイボーイ・カーティや、かつてサポート・アクトとしてツアーを回ったケン・カーソンとの制作も予告している。バレエの回転ワザを意味する『Pirouette』で、2hollisはどこまで回ってみせるのか。11月11日のリリースを待ちたい。

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