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毒があるのに…どうしているの?エゾシマリスには、まだ私たちが知らない謎が【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.9.29

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年9月21日〜9月25日ピックアップ分・前編)

この世でいちばんかわいいのは、だ〜れ?

Sitakke
撮影:@yujitanaka_wildlifeさん

生まれたばかりの頃は、目のまわりが黒っぽかったシマエナガのヒナも、だんだん黒っぽさもなくなってもう真っ白に。

これから水浴びをするところなのでしょうか?
その前にちょっとだけお顔のチェックなのかな?
「雪の妖精」になる準備は、もうすっかり整っているようですね。

「鏡よ鏡…私の顔は『真っ白』かな?」
そしてまるで白雪姫のように、「鏡よ鏡…この世でいちばんかわいいのは、だ〜れ?」なんて、問いかけているのかもしれません。

食べているのは「実」?それとも「種」?

Sitakke
撮影:@shimajiro_34さん

エゾシマリスが食べている赤い実は、オンコ(イチイ)の実のようです。
赤い小さな実とエゾシマリスの組み合わせは、とってもかわいらしいですねー。

このオンコをめぐって、ちょっと興味深い観察記録があります。
獣医師で写真家の竹田津実さんが、エゾシマリスを観察したところ、イチイの木の下には赤い実の部分だけがたくさん落ちていて、中にあったはずの種が見当たらなかったのだそう。
どうやら、シマリスやヤマガラが種を持ち去り、冬に備えて貯蔵していたようです。

オンコの赤い部分は、ちょっとネバネバしていますが甘みがあり、私も小学校の頃、学校帰りに食べた記憶があります。
しかしながら中にある種には、強い毒が含まれていて、かみ砕いて食べるのはとっても危険です。
ワンちゃんのお散歩コースなどにオンコの実が落ちていたら、誤食させないよう注意が必要みたいです。

エゾシマリスは、毒のあるオンコの種をどうしているのでしょう?
実はエゾシマリス、人間にとっては毒キノコのベニテングタケをムシャムシャ食べる姿も観察されているので、毒のあるものを食べても平気なのでしょうか?
まだまだ私たちの知らないことがあるようですね。

もう「ひとり立ち」だね!

Sitakke
撮影:@1963_novさん

春のお写真でしょうか?
親ギツネの右側、寄りそって歩みを進める黒っぽい小さな後ろ姿は、生まれて間もない子ギツネでしょう。
親ギツネのふわりとした立派な自信に満ちたシッポに対して、子ギツネの短くてたれ下がったシッポが印象的です。

こんなふうに、お母さん、お父さんに守られながら育つ子ギツネたち。
夏には「子別れ」して親元を離れ、自分の力で生きていくようになります。

こんなに小さかった子ギツネも、今ごろはもうひとり立ちです。
秋の野山で食べものを探し、何が危険かを学習して、ひとつひとつ生きる術を身につけているのでしょう。

やがてやってくる厳しい北海道の冬。
親ギツネの後ろを一生懸命について歩いていた小さな子ギツネも、今度は自分の力でその冬を生き抜いていきます。

***

後編の記事では
・そろそろ「初雪」降るのかな?
・「殿っ!」「モヒカン」「四分音符♪」…その正体は!?
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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