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「お年玉を増やしてね」こちらの子には千円だけの親戚、父親に増額の指定をきっぱり断られて黙り込んだ

  • 2026.9.30
「お年玉を増やしてね」こちらの子には千円だけの親戚、父親に増額の指定をきっぱり断られて黙り込んだ

渡す額と、もらう額

父親は毎年親戚の子ども二人へお年玉を渡します

結婚してから、親戚同士で子どもにお年玉を渡すようになりました。相手の家にも、わが家にも子どもが二人います。私は毎年、相手の子どもへ一人5000円ずつ包んでいました。

一方、うちの子がその親戚からもらうのは、一人1000円でした。お祝いに決まった金額があるわけではありません。それでも、こちらは毎年合わせて1万円を渡しているので、差が気になっていました。

渡す額ともらう額の差に父親は違和感を覚えます

妻に相談すると、親戚付き合いなのだから気にしないほうがいいと言われました。私も、子どもが喜んでいるところへ大人のお金の話を持ち込みたくはありません。

そこで、そのままの金額でやり取りを続けていました。ところが、相手の上の子が小学校へ上がる年に、その親戚から思いがけないことを言われたのです。

親戚は子の進学を理由にお年玉の増額を求めます

「お年玉を増やしてね」

親戚は、上の子が小学生になるからと付け加えました。私はすぐには返事をせず、相手の顔を見ました。

お祝いの気持ちとして自分から増やすのなら分かります。けれど、うちの子へ渡す額には触れず、私にだけ増額を求めるのは違う気がしました。

私は子どもたちの前で言い合いにならないよう、その親戚と二人で話せるところまで移動しました。

増やす話なら、お互いの話に

父親はわが子がもらう額を親戚に確かめます

「うちの子には、一人1000円だよね」

私が確かめると、親戚は少し困った顔をしました。私は、こちらは一人5000円ずつ渡してきたと続けました。

「お年玉は、気持ちでしょ」

親戚はそう言いました。私は、その言葉にはうなずきました。気持ちで渡すものだからこそ、額を決めるのは渡す側のはずです。増やすよう頼まれた私だけが、気持ちが足りないように扱われるのは納得できませんでした。

増額の指定を断られた親戚は返す言葉を失います

「気持ちなら、増額の指定はなしにしよう」

私が答えると、親戚は口を開いたまま止まりました。それから目をそらし、小さく息を吐きました。さっきまでの、増やしてもらえて当然という口調は消えていました。

私は、子どもに不満があるわけではないと伝えました。年齢で額を変える話をするなら、お互いの子どもについて同じように話したいのです。こちらだけが一方的に負担を増やすつもりはありませんでした。

親戚は今後増やしてとは言わないと父親に答えます

「……分かった。増やしてとは言わないよ」

親戚が答えたので、私は今後の金額も相手から受け取る額を踏まえて決めると伝えました。もう、その場の雰囲気に押されて約束することはしませんでした。

子どもたちには、いつもどおりお祝いの言葉をかけました。大人同士の負担の話と、子どもの成長を喜ぶ気持ちは別です。

高い額を包み続けることだけが、付き合いを大切にする方法ではありません。私はようやく、自分で納得できる形でお年玉を渡せると思いました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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