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徒歩5分の小学校目当てで新築マンションを購入→37歳夫が入学直前に知らされた“過酷な現実”に愕然…

  • 2026.10.24
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。子育て世帯が住まいを探す際、子どもが通う小学校までの距離や通学路の環境を重視する方は多いのではないでしょうか。

今回は、小学校の近さを決め手に新築マンションを購入したものの、児童数の増加によって通学区域が変更されたエピソードを紹介します。元の学校を希望したものの、抽選にも外れてしまい、娘が離れた小学校へ通うことになってしまったそうです。

周辺でマンション建設が続き小学校の通学区域が変わることに

会社員のWさん(37歳)は4年前、妻と、現在年長になる娘との3人で暮らす住まいとして、郊外の駅近くにある新築の大規模マンションを購入しました。購入を決めた理由の一つは、徒歩5分の場所に小学校があるという恵まれた環境です。

しかし入居した後、駅の周りでは別の大規模マンションの建設が次々と続いていきました。新しく住む人が増えるにつれて、徒歩5分の小学校へ通う児童が大幅に増える見込みとなったのです。

そして2年前、市の教育委員会から小学校の通学区域を変更するという発表がありました。娘が入学する年の新入生から区域が変わり、すでに通っている児童はそのまま元の学校で卒業できるそうです。この変更により、Wさんの住む棟は幹線道路を渡った先にある、徒歩15分の別の小学校の区域に変わることになりました。

経過措置で元の学校を希望するも上限を超えて抽選に外れることに

通学区域の変更は2年前に発表されていましたが、変更から数年間は経過措置も設けられています。希望すれば元の小学校にも入学できる仕組みですが、受け入れの人数には上限があり、希望者が超えると抽選になるそうです。

Wさんはこの経過措置を利用して、娘を徒歩5分の元の小学校へ入学させるよう希望を出しました。しかし、元の学校への希望者が受け入れの上限を超えたため、抽選が行われて、Wさんは外れてしまいました。

抽選の結果を妻と一緒に確かめたWさんは「外れてしまったね」と小さくため息をつきました。妻も「近いからここに決めたのにね」と残念そうです。結局、同じ保育園の友達の多くは元の小学校に進むなか、娘は新しい区域の小学校へ通うことになりました。

幹線道路を渡る徒歩15分の通学路を娘と歩いて確かめることに

来年の春、Wさんの娘は新しい区域の小学校へ入学する予定です。通学路は徒歩15分で、途中で幹線道路を渡ります。Wさんは週末に娘と一緒にその道を歩き、信号のある横断歩道で道路を渡る練習をしています。

購入時には近かった学校でも、周辺の開発によって、通学区域が後から見直されることがあります。小学校の学区を住まい選びの条件にするときは、事前に市区町村の教育委員会へ確認しておくことが大切です。

市区町村の公式ホームページで教育委員会の会議録や児童数推計の資料を確認したり、窓口などで「通学区域の見直しの予定はありますか」と尋ねてみたりすると、今後の検討状況を把握できる場合があります。見直しが検討されているなら、元の学校に通える経過措置があるか、受け入れの人数に上限があるかどうかも、あわせて聞いておきましょう。

参考:3. 就学すべき学校の指定の変更や区域外就学について(文部科学省)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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