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新築戸建てを購入→12年後、トイレの水があふれた41歳、修理業者のカメラに“映っていたもの”に驚愕!

  • 2026.10.16
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。大手不動産会社に入社以降10年以上の現場経験があり、宅地建物取引士の資格を持つライターのT.Sです。庭木の手入れというと、伸びた枝を切ることを思い浮かべるかもしれません。

けれど木は、目に見えない地中でも根を広げています。今回は、庭木の根が排水管をふさぎ、工事に40万円かかったIさんのお話を紹介します。

半年前から水の流れが悪く、ある朝トイレの水があふれた

Iさん(41歳・会社員)は、妻と小学生の娘の3人家族です。12年前に新築の戸建てを買い、入居の記念に、玄関わきの庭へシマトネリコという木を植えました。

木は順調に育ち、いまでは2階の窓に届くほどの高さになっています。異変が起き始めたのは、半年ほど前です。トイレや風呂の水の流れが悪くなり、市販のパイプ用の洗剤を流してみても、よくなりません。

流れの悪さが続いていたある朝、Iさんは妻に呼ばれてトイレへ向かいます。便器の水が引かず、ふちを越えて床まで広がっていました。Iさんはすぐに水道の修理業者へ電話をかけ「今朝、トイレの水があふれました」と伝えます。

庭の地中の排水管に、庭木の根がびっしり入り込んでいた

駆けつけた担当者が排水管にカメラを入れると、庭の地中を通る管の中に、植物の根がびっしりと入り込んでいました。管が通っているのは、玄関わきのシマトネリコのすぐ近くです。

担当者は「木の根は、排水管のつなぎ目のすき間から水を求めて入り込み、中で太くなります。それで管がふさがって、水が流れなくなったんです」と説明します。妻は「あの木が原因だったなんて」と驚いていました。

詰まりを直すには、庭を掘って傷んだ排水管を入れ替える工事が必要です。敷地の中の排水管は持ち主が直すことになっているため、工事費の40万円はIさんが自分で払いました。

木を植える前に、排水管と排水ますの位置を図面で確かめる

庭に木を植えるときは、排水管と排水ますの位置を家の図面で確かめ、その近くに植えるのは避けましょう。シマトネリコのように育つのが早い木は、地中の根も早く広がります。

家のまわりの地面にある丸や四角のふたが排水ますで、排水管はふたとふたの間を結ぶように地中を通っていることが多いです。植えたときは小さな苗木でも、育つにつれて根も地中に広がっていきます。

すでに排水管の近くに大きな木がある家では、トイレや風呂の水の流れが悪い状態が続いたら、水道の修理業者に排水管の中を専用のカメラで調べてもらいましょう。依頼するときは、近くに木があることも伝えてください。

根が原因かもしれないと知っていれば、調べる場所の見当がつけやすくなります。

参考:植物の根により排水管が詰まる危険性があります(越前市)



ライター:T.S(宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士)
大学卒業後、大手不動産会社に入社。10年以上にわたり、都心のタワーマンションから郊外の築古戸建てまで、数多くの現場経験を積む。現在は不動産ライターとして「業界の不都合な真実」や、消費者が陥りやすいマネーの罠について、実体験に基づく記事を執筆している。


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