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妻「ほこりじゃない!動いてる…」引っ越しの段ボールを収納箱にしたら…40代夫婦が絶句した“異様な光景”

  • 2026.10.26
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

引っ越しの荷ほどきを終えたあと、「この段ボール、収納にも使えそう」と残しておいたことはありませんか。丈夫で大きさもそろっていれば、新しく収納用品を買う手間や出費を省けます。

ただ、押し入れの奥にしまい込んだままにすると、箱や収納場所の変化を見落としてしまうこともあります。

今日は、引っ越し用の段ボールを収納箱として使っていた40代女性が、秋の衣替えをきっかけに、思いがけないものを見つけたケースをご紹介します。

引っ越し用の段ボールを“衣類の収納箱”に再利用

これは、地元の友人が体験した話です。

夫と暮らす40代のAさんは、自宅の購入に伴う引っ越しを終え、少しずつ荷物を片づけていました。住宅の購入費用に加え、引っ越し代や家具の買い替えなど、まとまった出費が続いていたため、できるところは節約したいと考えていたそうです。そこで目に留まったのが、荷ほどき後の段ボールでした。

「引っ越しの箱、そのまま使えば節約になるよね。まだきれいだし」

「衣類用のケースを買わなくていいの?」

夫に聞かれると、Aさんは「押し入れに入れておくだけだから、これで十分」と答えました。季節外れの衣類を畳んで箱に入れ、側面に「冬物」などと中身を記入して、押し入れへ。部屋に積まれていた荷物が片づき、Aさんはほっとしていました。

奥にしまった箱は、衣替えまで開けないまま

押し入れには、衣類を入れた段ボールのほか、布団や来客用の寝具、普段使わないバッグなども収納していました。空いている場所に荷物を詰めていくうちに、奥の段ボールを取り出すには、手前の物を動かさなければならない状態に。日頃の掃除も、見える範囲をさっと済ませる程度になっていました。

夫から「奥の箱、たまには出したほうがいいんじゃない?」と言われたこともありましたが、Aさんはこう答えていたそうです。

「次の衣替えで開けるから、そのときでいいよ」

見えるところに目立つ汚れはなく、特に困ることもなかったため、箱の中や底、押し入れの奥まで確認することはありませんでした。そうして、段ボールを動かさないまま夏が過ぎていきました。

衣替えで見つけた、ほこりのような小さな虫

秋になり、肌寒い日が増えた頃。Aさんは冬物を出そうと、押し入れの奥から段ボールを引き出しました。

ふたを開けると、箱の内側に、ごく小さな点が見えます。最初は紙くずか、ほこりだと思いましたが、顔を近づけると、それが動いていることに気づきました。

「ちょっと来て。これ、ほこりじゃない…動いてる…」

夫も箱をのぞき込み、「虫?ほかの箱にもいるのかな」と隣の箱を確認。すると、そちらにも似たような小さな虫が見つかりました。慌てて周りの荷物を出すと、押し入れの隅にも虫がいることが分かります。取り出した箱の底は湿っぽく、うっすらと汚れも付いていました。

「この服、そのまま着ても大丈夫なの?」

どこまで虫がいるのか分からず、Aさんは衣類を取り出す手を止めてしまいました。冬物を出すだけのはずだった衣替えは、押し入れの荷物を一つずつ確認する作業に変わってしまったのです。

節約したはずが、清掃と収納用品に4万円

Aさん夫婦は、見つけた虫について知り合いの専門業者へ相談しました。確認の結果、チャタテムシと分かります。チャタテムシは、カビなどを食べる小さな昆虫です。湿気の多い場所にある押し入れや段ボール箱などで発生するとされています。

業者からは、虫への対処だけでなく、箱や収納物を確認し、湿気がこもる状態を見直すよう説明を受けました。

Aさん夫婦は、収納に使っていた段ボールを処分。衣類を一枚ずつ確認し、洗濯表示に合わせて手入れを進めます。押し入れを空にして清掃を依頼し、新しい収納用品も買い直しました。

かかった費用は、合計4万円。思わぬ出費にAさんは肩を落としたそうです。

段ボールを収納に使うなら、定期的に状態を確認する

段ボールを収納に使ったからといって、必ず虫が発生するわけではありません。ただし、長期間しまったままにすると、湿気やカビ、虫の発生に気づきにくくなります。

ときどき箱を取り出し、底や内側、収納物の状態を確認しましょう。湿っていたり、カビや傷みが見られたりする箱は使い続けず、処分を検討してください。

また、新しい収納用品に替えても、押し入れに物を詰め込みすぎると掃除や点検がしにくくなります。出し入れできる余裕を残し、収納物の陰になる壁や床も定期的に確認しましょう。

虫を見つけたら、種類を確かめて発生原因への対処も

小さな虫を見つけたら、見た目だけで種類を決めつけず、写真を撮るなどして、専門業者や自治体の相談窓口に確認しましょう。

殺虫剤だけに頼らず、発生している場所を調べ、収納物のカビや汚れを確認することも大切です。虫の種類や発生状況に応じて清掃し、換気や除湿など、湿気をためない対策も進めてください。

清掃や換気をしても同じ場所が繰り返し湿る、壁に染みがあるといった場合は、建物に原因がある可能性も考えられます。賃貸住宅なら管理会社や貸主へ、持ち家なら、売主や施工会社などへ相談しましょう。新築や購入後まもない場合は、契約書や保証書を確認し、保証の対象になるか尋ねてください。

衣替えは、収納場所を見直す機会でもあります。衣類を入れ替える際は、箱や押し入れの状態も一緒に確認しておきましょう。

参考:チャタテムシについて(公益財団法人 文化財虫菌害研究所)



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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