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妻「また入っているじゃない!」電気代節約で窓を開けた40代夫婦、網戸を閉めていたのに…2万円出費のワケ

  • 2026.10.15
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

秋になって涼しくなると、エアコンを止めて、窓から入る風で過ごしたくなりますよね。心地よい夜風を感じながら、リビングでくつろぐ時間を楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。

しかし、気持ちよく過ごすための何気ない習慣が、思わぬ困りごとにつながることもあります。

今日は、購入した戸建てで秋の夜風を楽しんでいた40代夫婦のお話です。いつものようにリビングでくつろいでいた夜、ある異変に気づきました。

涼しくなり、夕方から窓を開けるように

昨年、不動産売買の仕事を通じてお話を伺った、40代のAさん。購入した戸建てで、妻と子どもと暮らしていました。暑さが落ち着いてきたため、Aさん夫婦はエアコンを止め、夕方からリビングの窓を開けるようになったそうです。

「涼しいし、もうエアコンはいらないね」
「そうだね。電気代も少し抑えられそう」

夫婦でそんな話をしていたといいます。網戸は閉めていたので、特に気にせず、夜になっても窓を開けたまま過ごしていました。

「照明のまわり、何か飛んでない?」妻からの指摘で気づいた、室内の羽虫

その夜、妻に言われて照明を見上げると、小さな羽虫が数匹飛んでいました。窓際のカーテンにも虫がとまっていました。網戸は閉めていたため、Aさんはどこから入ったのか分からず、窓を閉めて網戸を確認しました。しかし、見た限りでは穴や破れはありません。

窓を開け閉めした際に入り込んだのかもしれないと思い、その日は夫婦で虫を取り除き、窓際を掃除しました。

ところが、この日も夕方から窓を開けて過ごすと、夜には再び室内に羽虫が。網戸を閉めるだけでは防げないのかと、Aさんは頭を抱えました。

「もう開けないで」家族から不満が…

翌日も虫が入ってきたことで、妻から不満が出ました。

「昨日も掃除したのに、また入っているじゃない!」

子どもにも「虫が入るなら、もう開けないで」と言われ、Aさんも困ってしまったそうです。

エアコンを使わずに過ごせると思ったのに、夜は虫を取り除いたり、窓際を掃除したりする手間が増えることに。Aさんは窓を開けるのをためらうようになり、原因を確かめるべく網戸の修理業者に相談しました。

対策に2万円。それでも夕方は窓を閉めることに

相談した業者から、Aさんは意外な説明を受けました。

「小さな虫は、網目を通り抜けることもあります。周囲の隙間から入っている可能性もあるので、確認してみましょう」

網戸に破れがなくても虫が入ると知り、Aさんは網目の大きさや枠の状態、サッシ(窓の枠やレールなど)との隙間を調べてもらいました。そのうえで、よく開ける窓の網を細かいものに張り替え、隙間への対策も依頼。費用は合わせて2万円かかったそうです。

室内に入る虫は減ったものの、完全には防げず、虫が多い夕方から夜は窓を閉めて過ごすことになりました。エアコンの使用を減らすつもりが、思わぬ対策費がかかり、窓を開ける時間帯にも気を配ることになりました。

虫が入るときは、網の破れ以外も確認する

網戸を閉めているのに虫が入る場合は、破れだけでなく、網目の大きさ、枠のゆがみ、サッシとの隙間も確認しましょう。

網戸の位置と窓の開け方にも注意が必要です。左右にスライドする窓では、開ける側や開け幅によって、虫が通れる隙間ができる場合があります。窓に合った使い方を、取扱説明書やメーカーの案内で確認してください。

網を張り替える際は、入ってくる虫の大きさに合った網目を検討します。ただし、細かい網に替えても、枠の周囲に隙間があれば侵入する可能性は残ります。業者に依頼する際は、網と枠の両方を確認してもらいましょう。

また、網戸だけでなく、窓の外に虫が集まりやすい環境がないかにも目を向ける必要があります。

風通しのよさと一緒に、虫の入りやすさも確認する

虫の侵入を減らすには、網戸の対策に加え、窓の使い方も見直しましょう。光に集まる虫の対策としては、窓際の照明の位置や明るさを調整し、カーテンなどで外へ漏れる光を抑える工夫が考えられます。虫が多い時間帯は窓を閉め、少ない時間帯に換気する方法もあります。

住宅を購入する際は、周辺の水辺や草地、夜間の照明にも目を向けてください。売主に「虫が増える時期はありますか」「窓を開けていて困ったことはありますか」と尋ねると、内見だけでは分からない生活上の情報を得られることがあります。

風通しのよさに加え、周辺環境や実際の暮らしぶりも確かめて住まいを選びましょう。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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