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38歳男性「奨学金があと400万円くらい残ってるんだよね」7回目のデートでの告白…35歳女性が“金額より気になった”こと

  • 2026.10.25
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

「400万円残っていることより、今まで一度も出てこなかったことのほうが気になりました」

35歳の女性がそう振り返ったのは、真剣交際へ進む直前のことでした。

相手は38歳のAさん。

会社員として安定した収入があり、これまでのデートでも派手にお金を使う様子はありません。
約3か月で7回会い、住宅購入や結婚後の貯蓄についても話していたため、女性は家計面で大きな不安はないと思っていました。

ところが7回目のデートで、Aさんから突然「奨学金があと400万円くらい残っている」と聞かされます。

住宅購入の話までしていたのに、奨学金だけは一度も出てこなかった

二人は真剣交際を考える段階まで進み、結婚後のお金についても少しずつ具体的に話していました。

  • 毎月どのくらい貯蓄したいか
  • 数年後に住宅を買うなら、どのくらい頭金を準備できそうか

女性も仕事を続ける予定だったため、二人の収入を合わせれば無理のない生活ができそうだと考えていました。

その流れの中で、Aさんが何気なく出したのが奨学金の話でした。

「そういえば、奨学金があと400万円くらい残ってるんだよね」
女性にとっては、「そういえば」で出てくる金額ではありませんでした。

毎月約3万円を返済しており、完済まではまだ10年以上かかる見込みです。

年額にすれば約36万円。

数年単位で考えれば、住宅資金や共同貯蓄にも無関係とは言い切れません。

女性が驚いたのは、奨学金を借りていたことではなく、これまで将来のお金について何度も話してきたにもかかわらず、その固定支出だけが共有されていなかったことでした。

Aさんには“借金を隠していた”という感覚がなかった

Aさんが奨学金について話してこなかったのには、本人なりの理由がありました。

学生時代に学費として借りたお金であり、浪費やギャンブルによって作った借金とは性質が違うと考えていたからです。
返済も一度も滞っておらず、現在の収入で月3万円を支払うことにも困っていませんでした。

そのためAさんの中では、毎月の通信費や保険料と同じように「自分が払っている固定費」の一つになっていました。

結婚しても、自分の給与から返済を続ければ女性へ負担をかけない。

だから、真剣交際へ進む前にあえて説明しなければならない話とは思っていなかったそうです。
この感覚を聞き、女性も「隠そうとしていたわけではない」という点は理解できました。

しかし、そこで安心したわけではありません。

むしろ、「自分で払うなら結婚後の家計には関係ない」というAさんの認識に、新たな引っかかりを感じました。

女性が知りたかったのは、“返せるか”ではなく“家計にどう入るか”だった

Aさんが毎月3万円を問題なく返済できていることは、女性にとって重要でした。

ただ、それだけではありません。

結婚すれば、毎月の収入を完全に別々の人生へ使うわけではなくなります。

住宅購入のために共同で貯金するなら、Aさんの返済額が多い分、積み立てられる金額にも影響します。

将来どちらかの収入が下がったときには、今までと同じ返済が負担になる可能性もあります。

女性が確認したかったのは、少なくとも次の部分でした。

  • 奨学金の正確な残額
  • 毎月の返済額と完済予定時期
  • 結婚後も共同貯蓄へどの程度入れられるのか
  • 住宅購入を考えた場合に、返済が家計へどう影響するのか

女性は「400万円も残っているなら無理」と考えたわけではありませんでした。

分からないまま結婚することが不安だったのです。

ここを整理すると、二人の問題は奨学金の存在そのものではなく、長期間続く固定支出をどの時点で共有するかという話だと見えてきました。

数字を全部出したことで、“400万円”の見え方が変わった

真剣交際への返事はいったん止めました。

Aさんは改めて返済状況を確認し、残額や完済時期を女性へ共有します。

そのうえで、現在の手取りから奨学金を返済しても、結婚後に予定していた共同貯蓄へ一定額を継続して入れられることも確認しました。

女性にとって大きかったのは、「返済できるから大丈夫」という説明だけで終わらなかったことです。

  • 結婚後に毎月いくら残るのか
  • 共同貯蓄をどの程度維持できるのか
  • 住宅購入を考える時期までに残債がどの程度減るのか

数字が見えるようになると、「400万円」という大きな金額だけが独り歩きしなくなりました。

Aさんも今回の話を通じて、自分にとっては個人的な固定費でも、結婚相手から見れば将来設計に関わる情報になり得ると考えるようになります。

最終的に二人は、奨学金の返済はAさん自身の収入から続けながら、共同貯蓄にも毎月一定額を入れる形で合意しました。
女性も不安を解消でき、二人はその後、真剣交際へ進んでいます。

奨学金で問われるのは、残額より“見える状態になっているか”

奨学金は、学ぶために必要だったお金です。
だからといって、結婚後の家計にまったく影響しないわけではありません。

毎月返済が続く以上、将来の貯蓄や住宅購入などを考える際には、一つの固定支出として扱う必要があります。

今回の女性も、奨学金があることを理由にAさんとの結婚をためらったのではありませんでした。

気になったのは、400万円の残債があるにもかかわらず、自分が知る必要のない情報として扱われていたことです。

一方で、Aさんが返済状況を具体的に共有したことで、不安はかなり変わりました。

奨学金があるかどうかだけで判断するのではなく、返済が滞っていないか、完済までどの程度かかるのか、結婚後の家計にどの程度影響するのかまで見える状態にする。

そうすることで、単なる「借金がある・ない」ではなく、二人の生活の中で現実的に考えられるようになります。

結婚前のお金の話では、金額そのもの以上に、相手がどこまで共有するつもりなのかを見ることも大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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