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39歳女性「家を買うならペアローンでいいよね?」モデルルーム見学の帰りに…42歳男性がすぐに頷けなかった“理由”

  • 2026.10.24
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後に家を買いたいと考えていても、「いくらまで借りるか」について同じ感覚を持っているとは限りません。

特に共働きの場合、二人の収入を合わせれば選べる物件は増えます。

その一方で、今の収入がこの先もずっと続くとは限りません。
今回ご紹介するのは、住宅購入に前向きだった二人が、ペアローンの話をきっかけに一度物件探しを止めたケースです。

二人とも家を買いたい気持ちは一致していた

39歳の女性と42歳のAさんは真剣交際に入り、結婚後の住まいについて具体的に話し始めていました。

二人とも会社員で、それぞれ安定した収入があります。
賃貸に住み続ける選択肢も考えましたが、将来的には自分たちの家を持ちたいという点では意見が一致していました。

女性が重視していたのは、通勤しやすい立地と間取りです。

せっかく長く住むなら、駅から極端に遠い場所や狭すぎる家を選んで後悔したくないと考えていました。

Aさんも住宅購入そのものには前向きです。
ただし、毎月の返済に余裕を残したいという考えを持っていました。

この時点では、二人とも「家を買いたい」という大きな方向性が同じだったため、それほど問題になるとは思っていませんでした。

違いが見えたのは、実際の予算を考え始めたときです。

「ペアローンでいいよね?」に男性がすぐ頷けなかった

真剣交際後5回目のデートで、二人はモデルルームを見に行きました。
希望に近い間取りや設備を実際に見たことで、女性は住宅購入への気持ちがさらに強くなります。

見学後、近くのカフェで予算について話していた際、女性がこう言いました。

「家を買うなら、ペアローンでいいよね?」

Aさんはすぐには頷きませんでした。

「自分もローンは組むけど、二人とも最大まで借りる形はちょっと怖いかな」

すると女性は、

「せっかく二人で働いてるのに、借りられる額を使わないの?」

と聞き返します。

女性としては、無理な住宅購入をしたいわけではありません。
二人とも収入があるのだから、その強みを使えば、立地も広さもある程度希望に近づけられるという考えでした。

一方、Aさんが気にしていたのは、今の収入だけを基準に借入額を決めることでした。

女性は“選択肢を広げたい”、男性は“余白を残したい”と考えていた

女性には、住宅は長く使うものだからこそ、最初から大きく妥協したくないという思いがありました。

  • 駅から遠い
  • 収納が少ない
  • 希望していた広さに届かない

そうした点を我慢して安い物件を買うくらいなら、二人の収入を使って納得できる家を選びたいと考えていたのです。

Aさんにも、その気持ちは理解できました。
ただ、Aさんは「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は同じではないと考えていました。

今は二人ともフルタイムで働いています。

しかし、どちらかが転職する可能性もあります。

病気や家族の事情で働き方を変えるかもしれません。
将来子どもを希望するなら、一時的に収入が下がる時期が来ることも考えられます。

Aさんは

「今の二人の給料がずっと続く前提で借りるのは怖いんだよね」

と女性へ伝えました。

女性には、それが住宅購入に消極的な態度にも見えました。
反対にAさんには、女性が現在の収入を前提に将来を考えすぎているように感じられました。

家を買いたい気持ちは同じでも、どこまでリスクを取るかで考えが分かれていたのです。

物件探しを一度止め、“片方の収入が減った場合”から予算を考えた

二人は、その場でどちらかの考えに合わせることはしませんでした。
いったん物件探しを止め、住宅予算そのものを考え直すことにします。

最初に確認したのは、今の二人の年収を最大限使えばいくら借りられるかではありません。

どちらか一方の収入が下がっても、生活を維持しながら返済できる金額です。

住宅ローンだけでなく、管理費や修繕費、固定資産税なども含めて毎月どの程度までなら余裕を持てるかを考えました。

そのうえで、女性が希望していた立地や間取りについても優先順位をつけ直します。

  • 駅からの距離は少し広げてもいい
  • 新築だけではなく中古も見る
  • 広さは確保しながら、設備の一部は妥協する

条件を整理すると、当初より予算を下げても選択肢があることが分かりました。

女性も、「安い家を買う」のではなく、「収入が変わっても住み続けやすい家を選ぶ」という考えなら納得できるようになりました。

Aさんもペアローン自体を否定するのではなく、借入額を抑えたうえで二人の収入を使う形なら検討できると考えます。
最終的に二人は、当初より住宅予算を引き下げました。

ペアローンも選択肢として残しつつ、返済額に余裕のある物件へ条件を変更し、真剣交際を継続したまま新居探しを再開しています。

家を買うときは“借りられる額”だけで決めない

住宅購入では、金融機関からいくら借りられるかが一つの目安になります。

ただし、その金額いっぱいまで借りる必要があるわけではありません。
結婚後には、住宅以外にもさまざまな支出があります。

仕事や家族の状況が変われば、収入そのものが変化する可能性もあります。

だからこそ、住宅予算を決めるときには現在の世帯年収だけを見るのではなく、「収入が減った場合でも返していけるか」という視点も必要です。

一方で、慎重になりすぎて希望をすべて諦める必要もありません。

立地、広さ、築年数、設備など、何を優先して何なら調整できるのかを整理すれば、予算を抑えながら納得できる物件を探せる場合があります。

今回の二人も、ペアローンを組むかどうかだけで話を終わらせませんでした。

女性は希望に近い住宅を選びたい。

Aさんは将来の家計に余裕を残したい。

その両方を叶えるために、借入額と物件条件を一緒に見直したのです。
住宅購入では、「いくら借りられるか」だけではなく、「その返済を続けながら、どんな生活をしたいか」まで二人で考えることが大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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