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「自分は仕事中は指輪つけないと思う」41歳男性の一言…結婚指輪の下見後に37歳女性が感じた“モヤモヤ”とは

  • 2026.10.14
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚指輪を毎日身につけることに、特別な意味を感じる人もいます。

一方で、仕事や生活上の理由から、常につけることを現実的ではないと考える人もいるでしょう。

今回ご紹介するのは、すでに両家への挨拶を終え、入籍準備まで進んでいた二人のケースです。
結婚指輪を買う段階になって初めて、「指輪をどのくらい身につけたいか」という考え方の違いが見えてきました。

女性は、結婚指輪を“毎日の生活にあるもの”だと思っていた

37歳の女性にとって、結婚指輪は特別な日にだけ身につけるアクセサリーではありませんでした。

  • 入籍したら普段から左手の薬指につける
  • 相手も同じように指輪を身につけている

そんな姿を、自然に結婚生活の一部としてイメージしていたそうです。

41歳のAさんとは真剣交際に入り、両家への挨拶も無事に終えていました。
入籍時期についても大まかに決まり、次に二人で考え始めたのが結婚指輪です。

どのブランドにするか、予算はどのくらいにするか。

女性に強いこだわりがあったわけではありません。

「二人で気に入ったものを選べればいい」と考えていました。

Aさんも指輪を買うこと自体には前向きで、真剣交際後6回目のデートでは、実際に二人でジュエリーショップを見に行きました。
そこで女性は、結婚指輪について初めて予想していなかった話を聞くことになります。

「仕事中はつけないと思う」で女性が少し寂しくなった

ジュエリーショップを見たあと、二人は近くのカフェに入りました。

試着した指輪について話している中で、Aさんが何気なく

「自分は仕事中は指輪つけないと思う」

と口にしました。

女性は少し驚いて

「せっかく買うのに?」

と聞き返します。

Aさんは

「仕事で手を使うし、傷つけたくないんだよね。外したときになくすのも怖いし」

と説明しました。

Aさんには、結婚指輪を軽く考えているつもりはありません。
休日や二人で出かける日にはつけたいし、大切だからこそ仕事で傷だらけにしたくないという感覚でした。

ただ、女性には少し違って聞こえました。

結婚指輪は、買ったことそのものより、日常的に身につけることに意味がある。
そう考えていたため、「仕事の日はつけない」と聞くと、自分だけが毎日身につける姿を想像してしまったのです。

男性は実用性を見て、女性は“夫婦になった実感”を見ていた

Aさんは仕事柄、手を使う場面が多くありました。
物を運んだり、細かな作業をしたりするため、指輪が何かに当たることもあります。

毎日使えば傷がつく可能性も高く、作業中に邪魔になる場面も考えられました。

そのためAさんにとっては、「仕事中だけ外す」というかなり実務的な話でした。

一方、女性が気にしていたのは、指輪そのものの状態ではありません。
自分たちが夫婦になったことを、日常の中で感じられるものとして結婚指輪を見ていました。

ふとしたときに相手の手元にも同じ指輪がある。

それが女性にとっては、小さいながらも嬉しいことだったのです。

女性が

「毎日つけるものだと思ってたから、ちょっと寂しいかも」

と伝えると、Aさんは

「でも、つけてる回数で結婚への気持ちが決まるわけじゃないでしょ」

と返しました。

Aさんに悪気はありません。
ただ、女性には「指輪を大切にしたい気持ちそのものを否定された」ように感じられました。

そこで初めて二人は、指輪に求めている意味が少し違うことに気づいたのです。

二人は“毎日つけるか”ではなく、つける場面を決めた

話し合いを続ける中で、女性もAさんへ「仕事中も必ずつけてほしい」と求めているわけではないことを整理しました。

手を使う仕事で邪魔になるなら、無理に身につけてもらいたいわけではありません。
Aさんも、女性が「既婚者だと周囲に示してほしい」だけで指輪を求めているわけではないと分かりました。

女性が大切にしていたのは、夫婦として同じものを身につける実感です。
そこで二人は、仕事中はAさんが外すことを前提にしました。

その代わり、休日や二人で出かける日、家族の行事などでは基本的に身につけることにします。

さらにAさん自身も、できるだけ仕事中に邪魔になりにくい、シンプルで厚みの少ないデザインを見てみたいと話しました。

女性も、「毎日じゃなくても、二人で出かけるときにつけてくれるならうれしい」と伝えます。
最終的には二人でデザインを選び直し、結婚指輪を購入しました。

Aさんは仕事中のみ外し、それ以外の場面ではできるだけ身につける形で落ち着き、二人は予定どおり入籍準備を進めています。

結婚の象徴に、同じ意味を求めるとは限らない

結婚指輪をどう使うかに、夫婦共通の正解があるわけではありません。
毎日身につけたい人もいれば、仕事や家事の都合で外す人もいます。

仕事によっては、指輪を付けられない職種もあります。

また、アクセサリーそのものが苦手な人もいるでしょう。

大切なのは、「つけるか、つけないか」だけで相手の気持ちを判断しないことです。
指輪を外す人にも、仕事上の理由や紛失への不安があります。

一方で、毎日つけてほしいと考える側にも、単に形へこだわっているのではなく、「夫婦になった実感を共有したい」という気持ちがあるかもしれません。

今回の二人も、指輪そのものをめぐって対立したわけではありませんでした。

Aさんは実用性を考え、女性は夫婦の象徴としての意味を大切にしていた。
その違いを言葉にしたことで、「仕事中だけ外す」という形に落ち着いています。

結婚生活では、同じものを見ても、そこに感じる意味が違うことがあります。

そんなときは、どちらが正しいかを決めるのではなく、「なぜそれを大切にしているのか」まで聞いてみることが、二人に合った答えを見つける近道になるでしょう。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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