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41歳男性「父の介護が必要になったら同居も」真剣交際5回目のデートで…女性「私も一緒にする前提?」→“彼の答え”に女性が引っかかったワケ

  • 2026.10.30
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後の生活について話すとき、今の二人だけでなく、将来の親のことまで考える場面があります。

特に介護は、まだ何も起きていない段階では現実味を持ちにくいテーマです。

ただ、「もし必要になったら、誰がどこまで支えるのか」という前提が片方の中だけで決まっていると、思わぬ違和感につながることがあります。
今回ご紹介するのは、親を大切にしたい男性と、自分も当然に介護へ入る前提に戸惑った女性のケースです。

女性は、親のことも含めて二人で決めるものだと思っていた

37歳の女性と41歳のAさんは、真剣交際に入り、新居や入籍後の暮らしについて具体的に話すようになっていました。

  • どの地域に住むか
  • 通勤時間はどのくらいまでなら負担にならないか
  • 将来的に家を購入するなら、戸建てとマンションのどちらが合いそうか

話題は少しずつ現実的になっていきました。

Aさんの両親は現在も元気に暮らしており、介護が必要な状況ではありません。
女性もAさんが両親と良好な関係を築いていることは知っていました。

定期的に連絡を取り、必要なときには実家へ顔を出す。

その姿勢について、女性が否定的に感じたことはありませんでした。

女性自身も、自分の両親が将来年齢を重ねれば、何らかの支援が必要になる可能性はあると考えていました。

ただ、そのときは双方の親の状況を見ながら、夫婦で相談して決めていくものだと思っていたのです。

「そのときは二人で支えられたら」で女性が引っかかった

真剣交際後5回目のデートでは、将来住みたい地域について話していました。
Aさんの実家との距離も話題になったところで、Aさんがこう言いました。

「もし父の介護が必要になったら、同居も考えてるんだよね」

女性は少し驚きました。

今まで将来の介護について具体的に聞いたことがなかったからです。

「それって、私も一緒に介護する前提?」

そう尋ねると、Aさんは

「家族になるんだし、そのときは二人で支えられたらと思ってる」

と答えました。

Aさんにとっては、妻へすべてを任せたいという意味ではありませんでした。
自分も動くつもりで、そのうえで夫婦で支えるという考えです。

しかし女性には、「自分も介護する側に入ること」がすでに前提になっているように聞こえました。

  • まだ介護が始まってもいない
  • 今後どの程度の支援が必要になるかも分からない

それなのに、自分の役割まで先に決まっていることに違和感を持ったのです。

男性は“家族で支える”、女性は“自動的に役割を持たされる”と感じていた

Aさんは一人息子でした。
そのため、両親に何かあれば自分が中心になって支えるつもりでいました。

施設へ入ることだけが選択肢ではなく、できるなら自宅で一緒に暮らしながら支える方法も考えたい。

Aさんにとっては、親を放っておきたくないという気持ちの延長だったのです。

女性も、Aさんが親を大切にしたい気持ちは理解していました。
ただ、自分の両親にも同じようなことが起きる可能性があります。

もしAさんの父親の介護を二人で担い、その後に自分の両親にも支援が必要になったらどうするのか。

仕事を続けながら、両方の親に対応できるのか。

女性はそこまで考えるようになりました。
さらに同居となれば、単に家事を少し手伝う話ではありません。

生活の時間帯も変わるかもしれません。

通院の付き添いや日常的な介助が必要になる可能性もあります。

女性は

「まだ何も起きてないのに、私も介護する側に入ってるのが気になる」

と伝えました。

Aさんはそこで初めて、「家族になるのだから一緒に支える」という自分の感覚が、女性には役割を先に割り当てられたように見えていたことに気づきました。

同居も介護分担も、その時点で決め直すことにした

二人は、将来Aさんの父親に介護が必要になった場合でも、同居を最初から前提にはしないことにしました。

まずは本人がどの程度自立して生活できるのかを見る。

  • 近居で支えられるのか
  • 訪問介護などの外部サービスを利用できるのか
  • 施設を利用する選択肢はあるのか

実際に必要になった時点で、一つずつ確認することにします。

また、Aさん自身が中心となって親の支援を考え、女性が当然に日常介護を担う形にはしないことも確認しました。

女性ができる範囲で手伝うことはあっても、「妻だから介護をする」という前提にはしません。
女性側の両親にも将来支援が必要になった場合は、同じように二人で状況を見ながら考えることにしました。

Aさんは最終的に

「自分の親だから、まず自分がどう支えるかを考える。妻が介護を担う前提にはしない」

と女性へ伝えました。

その言葉を聞き、女性もAさんが親を大切にしたい気持ちと、自分の生活を一方的に決めることは別だと感じられるようになりました。

二人は将来の介護について結論を固定せず、必要になった時点で改めて相談することで合意。

女性も納得し、そのまま結婚準備を進めています。

親の介護は、“誰がやるか”を先に決めすぎないことも大切

親の介護は、結婚前からすべてを具体的に決められるものではありません。

  • いつ必要になるのか
  • どの程度の支援が必要になるのか
  • その時点で夫婦がどこに住み、どんな仕事をしているのか

状況によって選択肢は大きく変わります。

だからこそ、今の段階で「将来は同居する」「妻も一緒に介護する」と固定してしまうと、相手に大きな不安を与えることがあります。

親を大切にしたい気持ちと、配偶者へ介護を求めることは別です。

また、介護が必要になった場合でも、家族だけで抱える必要はありません。

近居や外部サービス、施設など、その時点で利用できる方法を組み合わせることもできます。

今回の二人も、親を支えるかどうかで対立したわけではありませんでした。

女性が気にしたのは、「自分も介護することがすでに決まっているように見えたこと」です。

将来の介護について話すなら、「何があってもこうする」と決めるよりも、誰が中心となるのか、どこまで配偶者へ求めるのか、その時点で選び直せるのかを確認しておくことが大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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