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43歳男性「思っていた結婚後の生活と違うな…」女性が放った“家での過ごし方”に疑問を感じてしまったワケ

  • 2026.10.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

同じ家に帰るようになれば、自然と夫婦で過ごす時間も増える。
結婚前には、そうイメージしている人も少なくありません。

ところが、仕事の仕方によっては「家にいる=自由な時間」とは限りません。
今回のケースでは、真剣交際まで順調に進んでいた二人の間で、帰宅後の時間をめぐる認識の違いが表面化しました。

男性が想像していたのは「帰宅後は二人で過ごす生活」だった

43歳のAさんが、40歳の女性との結婚を強く意識するようになったのは、真剣交際へ進んでからです。

それまでも約3か月にわたりデートを重ねていましたが、真剣交際後は新居や生活リズムについて話す機会が一気に増えました。
女性は管理職として働いており、仕事に責任を持って取り組むタイプです。

Aさんもその姿勢を好意的に見ており、仕事が忙しいこと自体を問題にしたことはありません。

平日は二人とも働き、夜に帰宅したら食事をしながら話す。
休日には買い物や外出を楽しむ。

Aさんの中では、そんな生活が自然に思い描かれていました。

女性からも「結婚後も仕事は続けたい」と聞いていましたが、Aさんはそれを“平日は日中に働く”というイメージで受け取っていたのです。

その認識が変わったのは、真剣交際後5回目のデートでした。

「夜に家で仕事する日はあると思う」で話が止まった

その日は、新居候補の間取りを見ながら話していました。
女性が「この部屋ならデスクも置けそう」と話したため、Aさんは趣味や簡単な作業に使うスペースだと思ったそうです。

ところが女性は、その流れでこう続けました。

「結婚しても、夜に家で仕事する日はあると思う」

Aさんが「どのくらい?」と聞くと、女性は「忙しい時期は週に2〜3回かな。1〜2時間くらい」と答えました。

Aさんはそこで初めて、女性の仕事が帰宅後まで続くことを知りました。

「家に帰ってからも、結構仕事するんだね」

そう聞くと、女性は「管理職だと翌日の資料を見たり、メールを返したりすることもあるから」と説明します。

Aさんが気になったのは、残業があることそのものではありません。
同じ家に帰っていても、週に何度かは女性がパソコンへ向かい、話しかけにくい時間が続く。

その生活を具体的に想像すると、「思っていた結婚後と少し違う」と感じたのです。

女性にとっては、家に持ち帰るからこそ早く帰れる面もあった

一方、女性には別の事情がありました。
管理職という立場上、部下からの確認事項や翌日の会議資料など、勤務時間内だけでは終わらない仕事が出ることがあります。

ただ、女性は毎回会社に残って対応しているわけではありません。

「全部会社で終わらせようとすると、帰宅が22時を過ぎることもある。だったら19時台に帰って、家で1時間だけ確認したほうが楽なんです」

女性はAさんへそう説明しました。
Aさんにとっては「家に仕事を持ち込む生活」でしたが、女性にとっては「長時間会社に残らないための働き方」でもあったのです。

さらに、毎日仕事をするわけではなく、忙しい時期に集中して増える程度でした。
女性には、食事をしながらパソコンを開いたり、深夜まで仕事を続けたりするつもりもありません。

ただ、「帰宅したら必ず仕事は終わり」という働き方は難しいと考えていました。
そこでAさんも、女性が家庭より仕事を優先したいわけではないと分かります。

それでも、「じゃあ家ではいつからが二人の時間になるのか」という疑問は残りました。

二人が決めたのは、仕事を禁止することではなく“境界線”だった

二人が次に話したのは、「家で仕事をするか、しないか」ではありませんでした。

女性の仕事上、持ち帰りが完全になくなるとは限りません。
Aさんも、それを無理にやめてもらいたいとは考えていなかったからです。

そこで、家庭の中でどこまで仕事を入れるのかを具体的に決めてみることにしました。

まず、食事中は仕事をしない。

自宅で作業する必要がある日は、帰宅前に「今日は1時間くらい仕事する」と伝える。

さらに、寝る直前までパソコンを開き続けるのは避け、仕事が終わったあとに少しでも二人で話す時間を取ることにしました。

Aさんからは、「家にいるのに、いつ話しかけていいか分からない状態は嫌かも」という希望も出ました。

女性もその点は理解し、仕事中は「今から1時間だけ集中したい」と伝える形にします。
こうして線引きを決めると、Aさんの感じていた不安も少し変わりました。

問題だったのは仕事の持ち帰りそのものではなく、「家にいるのに、二人の時間がいつ始まるのか分からないこと」だったのです。

女性にとっても、自分では当たり前になっていた働き方を、相手がどのように受け取るか考えるきっかけになりました。

「家にいる時間」と「夫婦で過ごす時間」は同じとは限らない

結婚後の生活を考える際、帰宅時間だけを確認しても、実際にどれほど一緒に過ごせるかまでは分かりません。

そのため、「何時に帰るか」だけではなく、帰宅後にどの程度仕事が残るのかまで確認しておくと、生活をイメージしやすくなります。

一方で、家で仕事をする人に対して、「家庭を大切にしていない」と決めつけるのも早いでしょう。
会社に長く残らず、家庭で過ごす時間を増やすために、あえて一部を持ち帰る人もいます。

大切なのは、仕事を家庭へ一切持ち込まないことではありません。

  • どの時間まで仕事をするのか
  • 話しかけてよい時間はいつなのか
  • 夫婦の時間として守りたい部分はどこなのか

こうした境界を決めておけば、「同じ家にいるのに一緒に過ごせない」という不満を減らしやすくなります。

結婚生活では、仕事をゼロにすることより、仕事がある日でも二人の時間をどう残すかを考えることが大切です。


プロフィール:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。


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