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【60代ヘルスケア】【60代美容】その顔のたるみ、年齢だけが原因じゃない?気をつけたい習慣とは【薬剤師監修】

  • 2026.9.28

60代になり「鏡を見るたび、頬の位置が少し下がった気がする」「以前よりフェイスラインがぼんやりしてきた」――そんな変化が気になっていませんか? 顔のたるみは年齢だけではなく、紫外線や毎日のスキンケアなど、いくつもの要因が関係します。顔のたるみを招く原因や今日からできるセルフケアを紹介します。

顔のたるみを招く要因

顔のたるみはひとつの原因だけで起こるものではありません。まずは、毎日の暮らしに潜む要因を見直してみましょう。

【1】間違ったスキンケア

毎日のスキンケアで、クレンジングや洗顔でゴシゴシこすったり、化粧水を強くたたき込んだりしていませんか? 肌への強い刺激が負担となり、肌のハリを保つコラーゲンが減少してたるみやすくなります。

また、自己流のフェイスマッサージで強く押す、つまむ、引っ張るといったケアも肌にダメージを与えてたるみを招きやすくなります。 

【2】紫外線

顔は一年を通して紫外線を浴びやすい部分です。慢性的な紫外線ダメージによってコラーゲンが傷み、ハリが失われてしわやたるみにつながります。

また、紫外線は肌の乾燥を招く要因でもあります。乾燥によって肌のターンオーバーが乱れ、肌の弾力が失われてたるみやすくなるのです。 

【3】表情筋の老化

笑う、話す、食べるといった動きに関わる顔の表情筋が老化することも、顔のたるみに関係しています。

年齢とともに口の機能が衰えやすくなり、唇や頬、舌などを動かす力が低下することがあります。とくに、会話する機会が少ない、やわらかい食事に偏ってあまり噛まないといった食生活が続いていると、口まわりを動かす機会も減りがちです。

その結果、表情筋が衰えて顔全体がたるんだ印象になりやすくなります。 

顔のたるみを防ぐ!今日からできるセルフケア

顔のたるみを防ぐには、内・外両側からのケアを続けることが大切です。60代の人でも取り入れやすい、今日からできるセルフケアを紹介します。

【1】スキンケアを見直す

スキンケアでは肌への摩擦を減らすことが大切です。化粧水や乳液、クリームは、手のひらで顔を包み込むようにそっとなじませましょう。洗顔も泡をクッションにして肌をこすらないことがポイントです。

紫外線対策では、その日の活動量に合った日焼け止めを使い、屋外で長く過ごす日は塗り直すことを意識しましょう。帽子や日傘も組み合わせれば、首や耳まわりまで守りやすくなります。 

【2】表情筋を鍛える

表情筋を鍛えることも効果的です。以下のようなトレーニングをしてみましょう。

<「アイウエオ」体操のやり方>
(1) 「ア」の形に口を縦に大きく開けて目を見開く
(2) 「イ」の形に口を左右に大きく引く
(3) 「ウ」の形に口をすぼめて目をギュッと閉じる
(4) 「エ」の形に口角を上げて目を見開く
(5) 「オ」の形に口を縦長に開く

トレーニングでは「アイウエオ」と声を出さなくてもOKです。顔全体の筋肉の動きを鏡で確認しながら行いましょう。 

【3】栄養バランスのいい食事を心がける

肌や筋肉の健康維持に役立つ栄養が不足しないよう、栄養バランスのいい食事を意識しましょう。筋肉などの材料となるたんぱく質は、魚、肉、卵、大豆製品などに多く含まれます。

肌の新陳代謝を整えるには、ビタミンA・C・Eなどを積極的に摂りましょう。とくに、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせません。

魚料理にパプリカやブロッコリーの副菜を添える、デザートにキウイや柑橘類を加えるなど、さまざまな食品を組み合わせて日々の食事に取り入れましょう。 

顔のたるみにおすすめの漢方薬

顔のたるみが気になるなら、漢方薬による内側からのケアもおすすめです。漢方薬は自然由来の生薬を複数組み合わせてつくられており、顔のたるみにつながるからだの状態にアプローチします。飲むだけでいいため、セルフケアとして取り入れやすいのも特徴です。  

顔のたるみには「水分代謝を整える」「血行をよくする」「肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する」などの働きがある漢方薬を選びましょう。  

<顔のたるみにおすすめの漢方薬>  

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 
水分代謝を促すことでむくみを解消するとともに、血行を整える漢方薬です。むくみやすく、冷え症で貧血気味の人に向いています。  

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) 
水分代謝を整えてからだの余分な水の排泄を促し、むくみや水太りを改善する漢方薬です。疲れやすく汗をかきやすい人に向いています。  

症状や体質によって合う漢方薬は異なります。自分に合う漢方薬を知りたいなら、専門家に相談しましょう。

小さなケアでたるみに悩まされない毎日を

顔のたるみが気になり始めても「もう年齢だから」とあきらめる必要はありません。毎日のケアの積み重ねが、顔のたるみ予防につながります。紫外線対策やスキンケアを丁寧に行い、食生活の見直しなどを日々の習慣として続けましょう。

この記事を監修したのは  あんしん漢方薬剤師  山形ゆかりさん

薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

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