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「詳細を共有してください」見知らぬグループチャットに招待された僕。総務からのメッセージに誰一人として返信しなかったワケ

  • 2026.9.26
「詳細を共有してください」見知らぬグループチャットに招待された僕。総務からのメッセージに誰一人として返信しなかったワケ

コンプライアンス研修の罠

うちの会社では、業務の連絡にチャットツールを導入しています。

ある日のこと。

全社員を対象としたコンプライアンス研修がオンラインで実施されました。

研修後の必須アンケート。

その中に一つの質問があったのです。

『これまでに、社内で嫌な経験したことがありますか?』

少し迷ったものの、僕は「ある」にチェック。

過去の部署で先輩から理不尽な扱いを受けた記憶がよみがえったからです。

もちろん、コンプライアンスに関する回答ですから、匿名の統計データとして処理される。

そう信じて疑いませんでした。

ところが、この些細な回答が信じられない事態を引き起こすのです。

実名公開のグループチャット

数日後、スマホの画面に突然の通知が光りました。

見知らぬグループチャットへの招待。メンバーを見ると、僕を含めた数名の社員たち。

そしてグループの作成者は、アンケートの担当者である総務部の社員です。

「お疲れ様です。今後の職場環境改善のため、詳細を共有してください」

「アンケートで『経験がある』と回答された皆様を招待しました」

画面にポップアップした信じられないメッセージ。

えっ、これ全員実名のアカウントなんだけど!?

「いつ、誰から、具体的にどのような対応を受けましたか?」

「こちらのグループチャットで、回答をお願いします」

怒涛の連続メッセージに、呆然とする僕。

こんなデリケートな問題を、匿名性ゼロの全体公開で普通聞きますか?

個人情報もプライバシーもあったものではありません。

呆れを通り越して恐怖すら覚えます。

当然ながら、グループ内は完全な沈黙。

誰一人として文字を入力する者はいません。

全員、既読スルー。

誰かが上層部に声をあげたのか、数時間後には何もなかったかのようにグループはひっそりと削除されました。

異様な既読スルーが生んだ連帯感に、今でも思わず笑ってしまいます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

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