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「レジの女性の態度が悪かった」レジを離れられない私を本部に訴えた客。店長が私の説明を聞いて指さしたレジ内の規定

  • 2026.9.27

連休のレジに、私ひとりだった

大型連休の初日、私が働くカー用品店は、オイルやタイヤを見に来たお客さんで混み合っていた。

スタッフは接客や作業に出ていて、レジカウンターに残っていたのは私ひとりだった。

朝礼でも店長から、「忙しくても、レジからは離れないでね」と言われていた。

レジ打ちや電話対応を続けていると、年配の男性がカウンターへやってきた。

「バッテリーを買いたいんだけど、車まで来て見てくれ」

「車種と年式が分かれば、こちらですぐに適合を調べられますよ」

すると男性は、少しいら立った様子で首を振った。

「そんなの分からないよ。いいから車を見に来て」

私は、車検証があれば必要な情報を確認できることと、作業受付をすれば、手が空き次第スタッフが車を確認できることを説明した。

それでも男性は納得せず、「バッテリーを見に今すぐ来い」と繰り返した。同じ言葉を三度言われ、私も困ってしまった。

店内無線で応援を頼んだものの、すぐに来られるスタッフはいなかった。

「申し訳ありません。今は私ひとりなので、レジを離れられないんです」

男性は大きく息を吐くと、何も買わずに店を出ていった。

苦情を聞いた店長が確認したもの

数日後、閉店作業をしていると店長に呼ばれた。本部に、「レジの女性の態度が悪かった」という苦情が入ったという。

「この前、何かあった?覚えている範囲で話してくれる?」

私は、男性からバッテリーを見てほしいと言われたことや、車検証と作業受付を案内したこと、無線で応援を頼んだことを順番に話した。

店長は話を聞き終えると、レジの内側に貼られた紙を指さした。

そこには「レジには必ず1名が残ること」と書かれていた。

さらに、私がその時間帯に無線で応援を求めていた記録も確認した。

「すぐフォローに入れなくてごめん。対応はこれで合ってるよ」

「本部にも、そのように伝えてもらえますか」

「うん。規定と記録を確認したことも含めて報告しておくね」

翌週の昼すぎ、あの男性が再び来店した。今度は手に車検証を持っていた。

私が少し身構えていると、店長がカウンターへ出た。

「前回もご案内したとおり、車検証があればこちらで確認できます」

男性は何も言わず、車検証を差し出した。店長が適合するバッテリーを調べると、男性はそのまま会計を済ませて帰っていった。

男性が帰ったあと、店長は私に言った。

「次の連休は、レジにもう1人付けられるようにするからね」

苦情を受けたことには驚いたが、決まりどおりに対応したことをきちんと確認してもらえたことで、ようやく肩の力が抜けた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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