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「え、フルタイムに戻るの?子ども、寂しくない?」私の話を広めていたママ友。しかし、隣にいたママ友の手が止まった

  • 2026.9.25

仕事復帰を話した朝、返ってきた言葉

子どもの登校班に、よく話すママ友がいた。

いつもにこにこしていて、周りのママともよく話している人だった。私も最初は、気さくで話しやすい人だと思っていた。

春に仕事へ復帰した週、集合場所でそのことを話すと、ママ友は少し驚いたように笑った。

「え、フルタイムに戻るの?子ども、寂しくない?」

ほかのママもいたので、私は「どうだろうね」と苦笑いで流した。

ところがママ友は、並んでいる子どもたちを見ながら、また同じことを口にした。

「子ども、寂しくない?」

それからしばらくして、私が朝の班長当番に数分遅れた日があった。黄色い旗を受け取ると、ママ友が耳もとで言った。

「やっぱり働いてると、朝は大変だよね」

その日は、下の子の熱を測っていて遅くなっただけだった。説明しようか迷っているうちに、ママ友は別のママと話し始めていた。

「疲れてるって聞いたけど」と聞かれて

数週間後の朝、同じ班の別のママが心配そうに声をかけてきた。ママ友もすぐ隣で、子どもたちのランドセルのふたを直していた。

「大丈夫?最近、疲れてるって聞いたけど」

一瞬、何のことか分からなかった。

ただ、その言葉を聞いた瞬間、隣にいたママ友の手が止まった。私は少し間を置いてから答えた。

「ううん、元気だよ。少なくとも、私はそんな話した覚えないな」

すると別のママは「あ、そうなんだ」とうなずいた。

「ごめんね。やっぱり本人に聞かないと分からないね」

周りにいたママたちも、顔を見合わせながら静かにうなずいた。ママ友は何か言いかけたが、ちょうど出発の時間になり、子どもたちの列が歩き出した。

人づてではなく、直接聞いてくれるようになった

子どもたちを見送ったあと、さっきのママが私に聞いた。

「前にも、何か言われてた?」

「仕事に復帰したとき、子どもが寂しくないかって、二度言われたことはあるよ」

「そっか。でも、うちの子はあなたの子と毎朝楽しそうに話してるよ」

その言葉に、少し肩の力が抜けた。

それからは、ほかのママたちも気になることがあると、人づてではなく私に直接聞いてくれるようになった。少なくとも、以前のような話が私の耳に入ってくることはなくなった。

今朝も集合場所では、いつも通り子どもたちのにぎやかな声が響いていた。別のママが「おはよう。今日もいってらっしゃい」と笑って手を振り、私も笑って手を振り返した。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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