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「修正をお願いできますか?」取引先の依頼に即対応した僕。納品後、取引先からの返信を見て一気に力が抜けた

  • 2026.9.26
「修正をお願いできますか?」取引先の依頼に即対応した僕。納品後、取引先からの返信を見て一気に力が抜けた

突然の緊急依頼と、完璧な対応

ビジネスにおけるマナーとは、時代と共に変化していくものなのでしょうか。

僕は現在、複数の企業と契約を結んで仕事をしています。

長年この業界で働いていますが、仕事の依頼から納品まで、丁寧なメールのやり取りをすることがお互いの信頼関係を築く基本だと信じてきました。

しかし最近は、連絡ツールがメールからビジネスチャットやメッセージアプリへと移行しています。

それに伴い、僕の常識を揺るがす出来事が起きたのです。

ある日の午後、取引先の若い担当者から、チャットアプリで突然のメッセージが飛び込んできました。

「急ぎで、こちらのデータの修正をお願いできますか?」

本来であればタイトなスケジュールですが、困っている相手を見捨てるわけにはいきません。

「承知いたしました。本日中にはお戻ししますね」

僕はすぐさま返信し、他の業務を後回しにして修正作業に没頭しました。

なんとか完璧な状態に仕上げたのは夜の20時。

急いでファイルを添付し、納品のメッセージを送信します。

「修正が完了いたしました。データをお送りしますので、ご確認をお願いいたします」

やり切った達成感。

きっと「迅速な対応ありがとうございます!」といった、安堵と感謝の言葉が返ってくるはず。

そう思いながら、僕は温かいコーヒーを淹れ、返信を待ちました。

画面に表示された、信じられない「指一本」

ピコン、とスマートフォンが鳴りました。

ホッとしながら画面に目を落とした僕は、一瞬、自分の目を疑いました。

画面に表示されていたのは、GOODというスタンプ1つ。

…えっ?これだけ?

お礼の言葉も、データを確認したという一言もありません。

依頼された仕事に対して即座に納品をしたのですから、一言「ありがとうございます」と返すのが最低限の礼儀ではないでしょうか。

チャットツールは確かに手軽で便利です。

若い世代にとっては、スタンプ一つで「確認しました」「ありがとう」のすべてを包括する、効率化なのかもしれません。

これが単なる世代間のギャップなのか、それとも先方の担当者が非常識なだけなのか。

次に同じような依頼が来たとき、果たして僕は快く引き受けられるのか。

時代に取り残されているのは僕の方なのかもしれないと、一抹の寂しさを感じた夜の出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

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