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「私ならもう買い替えちゃう」私のバッグを笑ったママ友。数日後のお迎えで、私が初めて伝えたこと

  • 2026.9.24

門の前で2度言われたこと

娘が幼稚園の年中だったころの話です。同じクラスに、明るくて行事のたびに周りへ声をかけるママがいました。

私も入園したころから話す仲でしたが、勢いのある人だったので、少し距離を取りながら付き合っていました。

ある日のお迎えで、子どもたちがそばで話している間、そのママと門の前で立ち話をしていました。

すると彼女が、私の肩にかけていたバッグを見て笑ったのです。

「え、そのバッグまだ使ってるの?」

突然だったので、私は一瞬返事に詰まりました。

「うん。気に入ってるから」

そう答えたのですが、彼女はもう一度バッグを見ました。

「結構前から持ってるよね。私なら買い替えちゃうな」

冗談のつもりなのかもしれませんが、さすがに笑って流しにくくなりました。

さらに彼女は「そういえば、ご主人って転勤多いんだっけ?」と聞いてきました。

「うん。何度か引っ越してるよ」

「そっか。大変だね。うちは転勤ないから、私だったら無理かも」

私は「まあ、慣れたけどね」とだけ返しました。

その夜、夫に昼間のことを話しました。

「バッグのこと、『まだ使ってるの』って言われちゃった」

夫は少し驚いて、椅子に掛けてあったバッグを見ました。

「それ、結婚したときに俺が選んだやつだよな」

「そう。私、まだ気に入ってるんだけどね」

「だったら使えばいいじゃん。気に入ってるんだから」

その言葉を聞くと、少しだけ気持ちが軽くなりました。

今度は笑って流さなかった

数日後、同じクラスの別のママから、「この前、何人かで話してたときに『大変な家庭もあるよね』って二回くらい言ってたよ」と聞きました。

名前は出していなかったそうですが、転勤の話もしていたため、そのママは「あなたのことかなと思って」と教えてくれたのです。

そして次のお迎えの日。門の前で顔を合わせると、彼女はまた私のバッグを見ました。

「あ、今日もそれなんだ」

また曖昧に笑おうかと思いましたが、同じことを繰り返されたくありませんでした。

「うん。これ、結婚したときに夫が選んでくれたバッグなの。気に入ってるから、まだ使うよ」

彼女は少し驚いた顔をしました。

「え、別に悪い意味で言ったんじゃないよ」

「うん。でも私、本当に気に入ってるから。もうバッグのことはいいかな」

すると近くにいた別のママが、少し空気を変えるように娘の話をしてくれました。

「そういえば、うちの子、娘ちゃんから前に住んでたところの海の話を聞いたって。すごく楽しそうに話してたよ」

「そうなんだ。ありがとう」

そのまま子どもたちが戻ってきて、話はそこで終わりました。

それ以来、そのママからバッグについて何か言われることはなくなりました。顔を合わせれば、今までと同じように挨拶もします。

誰かには古く見えても、私にとっては思い出のある大切なバッグです。あの日、笑ってごまかさず、自分の気持ちを伝えてよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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