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ゴルフ場に毒ヘビが出没⁉池にはワニ⁉米ツアー会場がカオスだった

  • 2026.9.23

トーナメント会場にいるのはヒトだけではない、さまざまな動物たちが出没し、さながら“自然動物園”のようだ!

米ツアーは動物園!?試合会場で見つけたアニマル集

ゴルフ場は山裾や草原、海岸など自然の近くにあるため、動物たちがコースに出てくることが多い。日本では昨年、クマが出没して試合が中止になったが、米ツアーで動物の出現による試合の中断や中止は今のところはない。しかし先日のアリゾナの試合では、試合中のグリーンにガラガラヘビが出るなど注意が必要なことはある。

そういった危険生物だけでなく、愛くるしい動物も出現し、トーナメント期間中に多々撮影したので、それをまとめて紹介しよう。

アリゾナ州フェニックスで開催された「フォード選手権」では、砂漠の動物が登場する。イタチ科のアナグマは、毛の長い大きめのモグラのような姿だが、肉食で性格が荒く、地元の人から「近づかないように」と注意された。

野生のイヌの仲間で、西海岸に多く生息。住宅地にも現れ、家庭菜園を荒らしたりもする。人がいれば避ける習性はあるものの、不意に出くわして襲われた事例もあるので、決してむやみにエサをあげたりしてはいけない。

毒ナシの大人しいヘビもいるが、アリゾナの試合会場には毒アリのガラガラヘビが出没。体の色が地面の砂と同化していて見つけにくかったが、発見したときは「尾を振るわせてガラガラという音を出してくれ!」と思った。

「AT&Tペブルビーチプロアマ」の会場は、カリフォルニアの太平洋に面している。コースのすぐ隣の海では、岩の上で横になり昼寝をするアザラシや、お決まりの仰向けの姿で泳いでいるラッコを見ることができる。コース内にシカが乱入することはしばしば。右往左往する姿は、選手の緊張した表情を弛ませる。

アメリカ西部のコースで見かける“すばしっこい”トリ。ニワトリやダチョウのように羽はあっても飛べないトリだが、足は速くて時速30から40キロで駆け抜ける。日本語では「オオミチバシリ」といい、直訳っぽい名前なのがおもしろい。

地面に穴を掘って生活するリス科の動物。警戒心が強く、人が近づくと穴にすぐ逃げ込むが、数匹がじゃれあっている様子もときどき見かける。2本足で立っているのも目撃したが、よく見ると尻尾を使った“3本足”での直立だった。

「アーノルド・パーマー招待」の会場の池に棲む巨大ワニ。口を開けている姿を激写できた。コース内には野生の七面鳥もいて、その両方を見ていたら会場がジュラシックパークの撮影地に思えてきた。

ウマと同じく、こちらも野生動物ではないが、昨年の全英オープンの会場で出会った鷹匠。観光地でお客さんにタカを持たせて撮影するサービスをしていた。間近で見ると、猛禽類の眼力はさすが。その迫力に圧倒される。

米ツアーでウマが見られる場所は何カ所かある。この写真は野生のウマではなく、コースのすぐ隣の牧場で乗馬のサービスをしている様子。そのウマにカウボーイハットをかぶって乗馬している姿がカッコいい。

こちらも「アーノルド・パーマー招待」で撮影(写真上)。18番ホールの池にいる水鳥たちだが、じつはこのなかに偽物がいる。写真左上の白いトリと、トリの上に乗っているのは本物。ほかの二羽は作り物だ。カリフォルニアでは青い鳥を発見(写真下)。ツグミの仲間で、鮮やかな青はドジャースブルーのよう。カリフォルニアだし、もちろんロサンゼルス・ドジャースファンか?

いかがでしたか? JJタナベの突撃取材!は今回で最終回です。今までありがとうございました!

フォトグラファー
田辺安啓(通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

取材・写真=田辺安啓
TEXT & PHOTO Yasuhiro JJ TANABE

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