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わかるようでわからない、ねこ心。ビューティライター・AYANAの「ねことの暮らし」エッセイ第3弾。

  • 2026.9.20
出典 andpremium.jp
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シーと暮らしてみてわかったのは「ねこはかわいい」ということだ。シーに会うまでの私も、好きな動物はねこだと言っていたし、かわいいと思っていたが、所詮は造形や、我が道を行く自由なところにスタイリッシュさを感じて惹かれているに過ぎなかったなと思う。実際のねこはユニークで面白く、ちょっと間抜けでシュールであり、イメージよりもかなり奥行きのある生き物であったし、そのすべてがかわいい。

ねこは基本的にこちらの思い通りにはならない。かといってこちらの要望を聞いてくれないわけではない。また「今はこういうことを考えているな」とか「こうしてほしいんだな」ということが、わかるようでわからない。けれどもわからないようでわかる。そのバランスがすごくいい。完全にわかってしまったら、こちらが慢心してしまうような気がする。恋愛において「追いかけるほうが好き」という人の気持ちって、こんな感じかもしれない。

電柱にとまっているカラス、すれ違う散歩中の犬、あるいは動物園や水族館で見かける数々の生き物たち……、シーと暮らすようになってから、目にする動物たちを身近な、愛おしい存在だと感じるようになった。あのしぐさはこういうことだろうなとか、今こんなことを考えているだろうなというのが、なんとなくわかるからだと思う。それはシーを観察していることで培われた眼差しである。

シーに会うまでの私も、好きな動物はねこだと言っていたし、かわいいと思っていたが、所詮は造形や、我が道を行く自由なところにスタイリッシュさを感じて惹かれているに過ぎなかったなと思う。

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AYANAビューティライター

あやな/アート、ファッション、ビジネス、ウェルネス、文系・理系とあらゆるジャンルを包括し得るビューティの世界が大好き。著書に『「美しい」のものさし』(双葉社)、『仕事美辞』(双葉社)、『美を、うけ容れる』(三笠書房)など。Instagramでおすすめコスメなどを紹介しています。

ayana.tokyo

ビューティライター AYANA

出典 andpremium.jp

あやな/アート、ファッション、ビジネス、ウェルネス、文系・理系とあらゆるジャンルを包括し得るビューティの世界が大好き。著書に『「美しい」のものさし』(双葉社)、『仕事美辞』(双葉社)、『美を、うけ容れる』(三笠書房)など。Instagramでおすすめコスメなどを紹介しています。

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