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34年前の“問題作”がベースに…「想像つかない」すでに“世界17か国”で公開が決定、ハリウッドと組んだ新作映画

  • 2026.10.21

バイオレンス映画の巨匠であり、サスペンス映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』や、ドキュメンタリー映画『襲名』も手掛ける、海外でも人気の三池崇史監督。小栗旬が主演を務める、三池監督最新作『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は、ハリウッドで注目を集める気鋭スタジオ“NEON”が、本作の企画段階から北米配給を決定。NEONが送り出した『パラサイト 半地下の家族』と『Anora アノーラ』は、両作ともアカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールをW受賞している。そんな勢いのあるNEONと、“世界のミイケ”と呼ばれ、国内外にファンの多い三池監督が組んだ本作は、“前代未聞のサスペンス・アクション”として期待が高まっている。

日米合作、小栗旬主演映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』

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(C) 2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.

2026年10月23日より、日本で劇場公開される『バッド・ルーテナント:トウキョウ』。本作のワールドプレミアは、第51回トロント国際映画祭(カナダ)で開催された。シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、ストックホルム国際映画祭(スウェーデン)、リスボン映画祭(ポルトガル)への出品、さらに世界17か国での公開も決定。近年、いい人の役が続いていたという小栗が、“史上最悪の汚職刑事=バッド・ルーテナント”を怪演しているのが見どころだ。SNSには「泥臭くて悪い小栗旬が見たい」「ハマり役になるのでは?」など、期待の声が上がっている。

小栗が演じる刑事・矢吹恭二がタッグを組むことになる、FBI捜査官のグエン・ビルグセンを、実写映画版『シンデレラ』で、シンデレラを演じたことで知られるリリー・ジェームズが熱演。「2人がバディを組むとか全く想像がつかないけどワクワクする」「どんな化学反応が起きるのか!?」といったコメントも、SNSに見られた。

東京で、ヤクザを狙った連続猟奇殺人事件が発生し、元組対(警視庁・組織犯罪対策部)の刑事・矢吹が事件の担当に任命される。矢吹は、新宿・歌舞伎町を拠点にしており、裏社会に精通しているが、彼自身、酒やドラッグ、ギャンブルに溺れている。しかも、借金で首が回らない状態で、破滅へ突き進むかのように生きている矢吹。

そんな中、次期大統領の娘であるミーガン・ラヴゼイ(リヴ・モーガン)の行方を追って、FBI 捜査官のグエンが来日。彼女からパートナーとして指名された矢吹は、グエンと共に、連続殺人と失踪事件を追うが、無関係に見えた2つの事件は、絡み合っていることが分かってくる……。

ハードなアクションに挑んでいるリリー・ジェームズ

本作は、1992年のハーヴェイ・カイテル主演のアメリカ映画『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』をベースにしている。公開当時に鑑賞したが、物凄くショッキングな問題作だったことを覚えているので、小栗がバッド・ルーテナント役と知った時は、どんな作品になるのか、少しドキドキした。舞台は、三池監督が長年、多くの撮影を行ってきた新宿・歌舞伎町。筆者も10代の頃から、映画を観るために、よく訪れてきた場所だ。

「歌舞伎町は世界的にも知られている歓楽街ですし たくさんの作品が撮られていて、そこには表と裏の顔がある。でも今回の歌舞伎町は ずっと裏の顔(笑)」と語る三池監督。その歌舞伎町で、小栗がこれまでの出演作とは大きくイメージの違う、まさに“裏の顔”のような、ダークな表情を見せているのが魅力的だ。

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ジェームズも、『シンデレラ』でのキュートな好演が有名だが、配信ドラマ『パム&トミー』では大胆な演技も披露している実力派女優。今回のグエン役では、激しいアクションにも挑んでいて、小栗とのバディも最高だ。

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個性的な豪華キャストが多数出演

矢吹は、連続猟奇殺人事件の捜査開始早々、遺体に残された入れ墨を手掛かりに、1人の容疑者・石塚満(間宮祥太朗)を特定する。石塚は、暴力団の元組員で、服役していたが、出所したことが発覚。児童養護施設で育ち、ある想いを抱える石塚を間宮祥太朗が演じているが、彼もほかの作品では見たことがないような表情で、難役を体現している。

注目のキャストとして、“スシの研究”という名目で来日するも、行方が分からなくなるミーガン・ラヴゼイ役のリヴ・モーガンを紹介したい。ネタバレになるので詳細は控えるが、劇中、彼女が見せる華麗な動きが大いに気になった。恥ずかしながら、筆者はモーガンの情報を持たずに、本作を鑑賞した。その後、彼女は世界最大の米プロレス団体WWE(World Wrestling Entertainment)のスーパースターだと知り、納得がいった。本作のキーパーソン的な存在であるミーガンを演じたモーガンは、非常に気になる存在になった。

ほかにも、矢吹を取り巻くさまざまなキャラクターに扮しているキャストたちは、それぞれ個性的な演技で、世界の観客を魅了するのが予想できる。エリート警視正・明石役の岩田剛典。児童養護施設の園長・上之園幸子役の西野七瀬。矢吹が多額の借金をしている金貸しの華僑・劉大華役の國村隼。そして、高精度のドラッグの密造人・影山正次役で、舘ひろしが特別出演しているのも見逃せない。

主題歌は、海外でも人気が高いシンガー・Adoの最新楽曲『Raven Sky』。最高にパワフルで、ダークな魅力満載のこの曲が、エンドロールを盛り上げる。本作の北島直明プロデューサーは、主題歌の制作にあたって、こんなリクエストをしたという。
「実は海外の観客はエンドロールが始まると席を立つ人がほとんどなのですが、“どの国の観客であってもエンドロールが始まっても観客を椅子から立ち上がらせない”そんな楽曲にしてほしい」
そして、『Raven Sky』が完成し、「我々のリクエストに、見事に応えていただいたことにも感謝しています」と、北島プロデューサーは語っている。

劇場に響き渡るAdoの歌声に聴き惚れながら、ぜひエンドロールが終わるまで、『バッド・ルーテナント:トウキョウ』の余韻を味わってほしい。


※制作の裏側についてはプレス資料・公式サイトより引用

『バッド・ルーテナント:トウキョウ』2026年10月23日(金)公開
出演:小栗旬、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗、リヴ・モーガン、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭祐、中野英雄、村上淳、國村隼、舘ひろし(特別出演)
監督:三池崇史 脚本:天願大介
配給:【日本】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 【北米】NEON
公式サイト:https://blt-movie.jp/
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