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東野圭吾×三浦春馬“人気小説”の映像化「もっと早く知りたかった」ネトフリの“特集”で再注目、7年前の配信ドラマ

  • 2026.11.3
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三浦春馬(C)SANKEI

東野圭吾『ダイイング・アイ』は、WOWOWの“連続ドラマW”にて、2019年3月から全6回で放送された。東野圭吾の同名小説を映像化したもので、交通事故の加害者側による無責任さを題材としたハードサスペンスだ。事故の記憶を失った主人公・雨村慎介を三浦春馬が、事故の被害者・美菜絵と謎の女性・瑠璃子を高橋メアリージュンが1人2役で演じる。

※以下本文には放送内容が含まれます。

東野圭吾『ダイイング・アイ』あらすじ

今年もあと2ヶ月を切った。Netflixでは、今年亡くなった東野圭吾さんを偲び特集が組まれ、改めて多くの人に作品が届いている。東野圭吾『ダイイング・アイ』もそのひとつだ。
物語は、西麻布のバー『茗荷』のバーテンダーとして働く雨村慎介(三浦春馬)が、ある夜、何者かに襲われ、1年半前に起こした交通事故の記憶を失うことから始まる。

慎介の入院中、事情を聞きにきた刑事・小塚洋平(木村祐一)から、自分が起こした事故で岸中美菜絵(高橋メアリージュン)という女性が亡くなったこと、さらに、自分を襲った人物が美菜絵の夫・岸中玲二(柿澤勇人)であることを知らされる。岸中は慎介を襲った後、自ら命を絶っていた。

恋人の成美(松本まりか)、人生の師である江島(生瀬勝久)、店のママ・千都子(堀内敬子)。周囲の人々は口をそろえて「嫌なことは忘れた方がいい」と忠告する。しかし、慎介は次第に事故の真相に疑問を抱き始める。
慎介が仕事に復帰した夜、店に人間離れした美貌と妖艶な雰囲気の女性・瑠璃子(高橋メアリージュン)が現れる。その目に見つめられると、身動きが取れなくなるほどの強い目力を持つ瑠璃子。彼女と目が合った瞬間から、慎介は狂気と苦悩の世界に迷い込んでいく。

事故の真相と瑠璃子の正体は

恋人の成美が行方不明になり、警察に届け出た慎介は、交通事故にはもう1人の加害者がいることを知る。その人物の名は、木内晴彦(淵上泰史)。なぜ岸中は、“木内ではなく、慎介だけを襲ったのか”。
刑事の小塚は、岸中の自宅アパートで、美菜絵の幽霊を見たという少女の証言を得る。また、岸谷の遺留品であった別宅の鍵も気にかかっていた。

一方、瑠璃子に誘惑され、翻弄されていく慎介。初めて会った時から「この女を知っている」と感じていたものの、どうしても思い出せない。
やがて慎介は、瑠璃子が事故の被害者・美菜絵にそっくりだということに気付く。しかし、美菜絵は亡くなったはずだ。瑠璃子は美菜絵の幽霊なのか......。慎介は瑠璃子に鎖で足をつながれ、監禁されてしまう。

衝撃の結末に浮かび上がる、交通事故の加害者側のエゴ

監禁された慎介は、部屋の鍵と岸中の遺留品にあった鍵が一致すると勘づき、小塚に電話で助けを求める。部屋の1室には大量のマネキンが保管されており、その中に美菜絵に似せたものがあった。マネキンのデザイナーだった岸中は、亡くなった妻に似せたマネキンを作っていたのだ。瑠璃子の正体はマネキンなのか。一瞬疑う慎介だったが、彼女は確かに生身の人間だった。

物語が進むにつれ、張り巡らされた伏線がつながり始める。瑠璃子の正体が明らかになると共に、事故に関わった人々の自己保身や身代わり、事実の隠蔽など、人間の醜いエゴも浮き彫りになっていく。加害者側の倫理感や葛藤がリアルに描かれ、観終わった後も深く考えさせられる作品だ。

記憶を失い、謎の女・瑠璃子に翻弄されていく慎介を体当たりで演じた三浦春馬。その繊細かつ緊迫感あふれる演技に引き付けられる。本作は、東野圭吾作品の中でもミステリーとホラーの要素が融合した異色のサスペンスだ。三浦春馬が逝去する約1年4ヶ月前に放送された作品でもあり、SNSでは「もっと早く知りたかった」「素晴らしい作品」といった声が寄せられている。


出典:東野圭吾『ダイイング・アイ』WOWOWより

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