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あまりに“早すぎる”展開「1話で退場するなんて」「悲劇すぎる」新設された“ドラマ枠”が打ち出した新ドラマ初回に反響

  • 2026.10.24
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榮倉奈々(C)SANKEI

テレビ朝日に新設されたドラマ枠“サタデードラマ10”が最初に打ち出したのは、榮倉奈々と赤楚衛二がダブル主演を務める『あにいもうと』。港町を舞台にしたラブ・サスペンスである本作、なんと1話めでは竹下景子演じる祖母・さと江が突然の火災で命を落とす衝撃の展開が。SNS上でも「1話で退場するなんて」「悲劇すぎる」と驚きの声が上がっている。穏やかな恋の始まりから一転、悲劇に包まれた初回を振り返る。

※以下本文には放送内容が含まれます。

最悪の出会いから始まる恋の予感

テレビ朝日の新ドラマ枠“サタデードラマ10”でスタートした『あにいもうと』。地方の港町・汐見崎を舞台に、二組の兄妹の運命が交錯するラブ・サスペンスである。

主人公の春木奈緒(榮倉奈々)は、市民病院で働く総合内科医。かつては強い志を持って医師を目指していたが、過酷な労働環境に疲れ、日々の診察を機械的にこなすだけの生活に。日々の諸々や仕事への向き合い方に疑問を抱くなか奈緒が出会うのが、重い病を抱える園田絵里(宮﨑優)と、その兄・園田修司(赤楚衛二)だ。

造船所で働く修司も、奈緒と似たり寄ったりなブラック環境下で、しかし懸命に働いている。それは妹の治療費を稼ぐため、という明確なモチベーションがあるからだ。妹の病状をめぐって互いに誤解してしまった奈緒と修司だが、彼の妹に対する真摯で純粋な思いに触れ、少しずつ解きほぐされていく奈緒。

共通の“負の過去”を抱える者同士の連帯は早い。どちらも、正負の方向性は違えど、家族のために自分の時間や労力を捧げてきた者たちだ。
問題ばかり起こす兄・亮介(木村達成)に振り回されながらも、苦労して医師になった奈緒。妹のために自分の生活を後回しにしている修司。家族に対する思いの形は違っても、二人は共通する孤独を内包している。

祖母に訪れた悲劇

絵里の主治医として、なんとか彼女が抱える病の治療法を模索する奈緒。医学部の同級生で外科医の斎藤真(戸塚純貴)から、無料で受けられる治験について情報を得る。重い病に苦しみ、先々が暗くなっている絵里にとって、まさに希望の光だ。
一刻も早く修司に知らせようと連絡を取る奈緒だが、なかなか繋がらない。慌てて向かった彼らの自宅は、激しい炎に包まれていた。祖母のさと江が夕食の支度中に倒れ、その間に火事が発生してしまったのだ。

すぐに救急搬送されるものの、残念ながら命を落としてしまう。兄妹の心の支えでもあった祖母の、早すぎる退場。
これまで懸命に気丈に、妹のため家族のため立ち働いてきた修司。祖母を亡くすという深い喪失を抱え、決壊したように涙を流す。どれだけ尽くしても、人が命を落とすのは一瞬のこと。やりきれない現実を前に、感情を抑えきれなくなる彼を、奈緒はそっと抱きしめる。この場面は、二人の関係が大きく変化する瞬間でもある。

医師と患者の家族という立場を超えて、奈緒が修司の悲しみに寄り添う。その背景にそっと浮き上がってくるのが、ある疑惑だ。奈緒が火事の現場で見かけた、18年も消息不明だった兄の姿である。

18年ぶりに現れた兄は何者?

園田家の火災現場で奈緒が見たのは、消息不明だった実の兄・亮介。彼は、かつて奈緒の大学入学金を持ち逃げするなど、家族に迷惑をかけてきた人物だ。そんな兄が、なぜこのタイミングで、しかも修司の祖母が亡くなった火災現場に立っていたのか。

ここで考えられるのが、さと江の死が単なる事故ではない可能性である。
どうしても、亮介が火災に関与しているのでは、と勘繰ってしまうが、現時点ではミスリードの可能性が高い。あまりにも意味深なタイミングに過ぎる。むしろさと江を助けようとしたか、たまたま別の動機で近くにいただけか……。

本作のタイトル『あにいもうと』にも注目したい。長年にわたって苦しめてきた兄がいる奈緒。病気の妹を守るため、家族を支えるために人生を捧げてきた修司。同じ“兄と妹”という関係でありながら、そのあり方は正反対だ。

奈緒にとって兄は、夢を阻み、人生を遠回りさせた存在だ。一方、絵里にとっての修司は、自分の命をつなぎ止めようとしてくれる存在。どちらの兄妹関係にも、簡単には断ち切れない結びつきがある。
家族だからこそ救われることもあれば、家族だからこそ苦しめられることもある。そんな複雑な関係性が、本作の根底に不穏に流れている。


出典:サタデードラマ10『あにいもうと』テレビ朝日公式サイトより

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