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アジア7都市“舞台”の新ドラマ「まさか地上波で見られるとは」「豪華すぎ」初回放送“怒涛の展開”とキャストに歓喜の声

  • 2026.10.13
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イ・ジュンギ(C)SANKEI

アジア7都市で同時に誘拐事件が発生する……そんな壮大で衝撃的な展開からスタートした坂口健太郎主演『kiDnap GAME』。大切な相手を人質に取られた7人それぞれに届いたのは、不穏なゲームに強制参加させるメッセージだった。韓国の人気俳優イ・ジュンギの出演も話題の本作、1話が放送されるやSNS上では「まさか地上波で見られるとは」「豪華すぎる」と歓喜の声が挙がっている。

※以下本文には放送内容が含まれます。

アジア7都市で同時誘拐事件

大切な相手を救うためなら、人は、どこまで非情になれるのだろう。
10月6日にスタートした『kiDnap GAME』は、そんな究極の問いを突きつけるサスペンスドラマだ。

主人公の新出敏郎(坂口健太郎)は、正義感が強く、犯人逮捕のためなら多少の無理やルールの逸脱も辞さない刑事。念願だった警視庁捜査一課への配属が決まり、仕事は順調そのもの。しかし、妻の沙織(桜井ユキ)は、子どもを授かりたいという悩みを夫に打ち明けられずにいた。

そんななか迎えた、夫婦の10年目の結婚記念日。新出は急いで仕事を終えると、11本のバラの花束を抱えて帰宅する。毎年一緒に見ようと約束している、花火の夜だった。ところが沙織の姿は見えず、残されていたのは赤いバラの花びらだけだった。

同じ時間帯、世界を震撼させる事件が発生する。東京、ソウル、シンガポール、バンコク、マニラ、台北、那覇。アジア7都市で誘拐事件が同時に起きたのだ。被害者の家族たちに届いたのは、なんとも不気味なメッセージ。
「kiDnap GAMEにエントリーされました」

そもそも、なぜ犯人は国境を越えて7都市で同時に誘拐事件を起こしたのか。被害者たちの国籍も境遇も異なる以上、単なる偶然ではなく意図的で、思想を共有した集団による犯行に違いない。鍵となりそうなのは、それぞれの土地で目撃されていた“フラワーショップAtra”と書かれたワンボックスカーだ。彼らには、まだ明かされていない共通点があるのかもしれない。

また、気になるのは犯人が事件を「GAME」と呼んでいること。単純に身代金が目的なら、これほど大規模な仕掛けを用意する必要はないはずだ。犯人が本当に求めているのは金銭ではなく、誘拐された人々の家族に何らかの選択を迫ることなのではないか。

「救われるのは一人だけ」……それなら、残された6人はどうなるのか。第1話にして、あまりにも残酷なルールが提示された。

韓国の人気俳優が演じる天才外科医

本作でもうひとつ大きな注目を集めているのが、韓国の人気俳優イ・ジュンギの出演だ。彼が演じるのは、ソウルの名門大学病院に勤務する天才心臓外科医のハン・キジュ。圧倒的な技術を持ち、仕事では常に冷静沈着。盲目の娘であるハン・リアン(チェ・ソユル)の成長を見守るのを生き甲斐にしている。

そんなキジュの平穏な日常も、娘が誘拐されたことで一変してしまう。
イ・ジュンギは『ホテル ビーナス』で映画デビュー、その後『王の男』で注目を集めてブームを作り出し、『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』や『悪の花』など、映画のみではなくドラマでも幅広いジャンルで活躍してきた。

とりわけ『悪の花』では、秘密を抱えた男の複雑な内面を巧みに表現。感情を押し殺した静かな佇まいから、一気に激情をあらわにする芝居まで、一人二役で視聴者を魅了した。

身体能力を生かしたキレのあるアクションもイ・ジュンギの代名詞だ。今回演じるキジュもまた、理性的な医師である一方、娘を奪われた父親として激しい感情を抱える役どころ。
人の命を救うことを使命とする医師が、最愛の娘を守るためにどこまで非情になれるのか。

対照的な二人が握るゲームの鍵

今後の展開を考えるうえで注目せざるを得ないのが、新出とキジュの対照的な人物像だ。
新出は正義感が強く、感情に突き動かされるように行動する刑事。一方のキジュは、状況を冷静に分析し、合理的な判断を重ねる必要がある外科医だ。職業も性格も異なる二人だが、共通しているのは、大切な人を突然奪われたこと。

新出にとっては妻の沙織、キジュにとっては娘のリアン。どちらも、何を犠牲にしてでも救い出したい存在だろう。しかし、立ちはだかるのはなんとも非情な「救われるのは一人だけ」というルールである。
仮に二人が協力して犯人を追い詰めたとしても、最後に救われるのが一人だけならば、いつか対立関係になるかもしれない。正義を貫いてきた刑事は、妻を救うために法を破ることができるのか。人命を救う外科医は、娘のために他人の命を犠牲にできるのか。

犯人が仕掛けたゲームの本当の目的は、彼らの正義や倫理観を試すことなのではないか。そう考えると、7都市で同時に誘拐事件が起きた理由にも別の意味が見えてきそうだ。

ここでふと思い出されるのが、新出が捜査一課に異動となった祝いの席解散後、電車で遭遇した青年・漆原春樹(笠松将)である。彼はわざと盲目のフリをして電車に乗り込み、新出にトロッコ問題について質問した。まるでこれから残酷なゲームが開始されることを知っていたような、不穏な問いかけだった。

第1話では、まだ何ひとつ確かな答えが出ていない。“ゲーム”に必要な登場人物があらかた出揃ったのみ、とも言えそうななかで、ひとつだけ言えることがある。このゲームでは、犯人を見つけることだけが勝利条件ではないのかもしれない。
大切な人を救うために、何を守り、何を捨てるのか。その選択こそが、プレイヤーたちに突きつけられる最大の試練になりそうだ。


出典:『kiDnap GAME』フジテレビ公式サイトより

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