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“視聴率23.9%”を記録…!「ネトフリにきてる」「本気でうれしい」15年前、“社会現象レベル”で流行った伝説ドラマ

  • 2026.10.3
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左から鈴木福、芦田愛菜(C)SANKEI

2011年にフジテレビ系“ドラマチック・サンデー”枠で放送された伝説のドラマ『マルモのおきて』が、2026年9月現在Netflixで配信が始まっている。SNS上でも「マルモのおきて、ネトフリにきてる!」「本気でうれしい」など沸いた声が散見されているほど、人気のドラマだ。なぜ15年経っても、これほど本作は愛されているのか?それは、現在も快進撃を重ね続けている、あの“天才子役”の存在が大きすぎるほどに、大きい。

※以下本文には放送内容が含まれます。

15年経っても泣ける、天才子役たちの名演技

平均視聴率15.8%、なんと最終回は23.9%を記録したとされている『マルモのおきて』。流行っていたのは知ってるけど、実はちゃんと観たことはないんだよね……なんて方も、「マル・マル・モリ・モリ!みんな食べるよ〜」の歌声だけは脳内でリフレインするんじゃないだろうか。

それほど、芦田愛菜演じる薫、そして鈴木福演じる友樹の組み合わせは、衝撃的だった。なんと可愛らしい双子同士、もはや“かわいい”だけでは形容しきれない。そこに犬のムックまで加わった。当時もじゅうぶん社会現象レベルで流行っていたが、15年経った2026年現在も、本作の根強いファンは多い。

このドラマについて、あらすじをざっくり書いてしまうと、独身男性である高木護(阿部サダヲ)が、親友が遺していった双子を引き取って“家族”として暮らし始める話だ。

15年経っても、しっかり天才子役たちの演技に泣かされてしまう。まず手始めに、一話。双子の父親が病気で亡くなってしまい、その葬儀の場で親戚に引き取られることが決まった彼らだが、双子いっぺんに育てることはできないという大人側の事情で引き離されてしまう。
涙をこぼしながら互いの別れを惜しむ薫と友樹。とくに芦田愛菜が『Mother』で知らしめた泣きの演技力はもちろん健在で、グッと迫るものがある。

天性のセンスと言ってしまえば安易だが、芦田はシンプルなセリフほど感情を乗せるのが上手い。迷子になった友樹を一人で探しに行こうとする別シーンでは、護に「落ち着け」「大丈夫だから」と必死で止められるが、「でもパパは大丈夫じゃなかった。大丈夫だって言ってたのに死んじゃった」と淡々と返す。視聴者の言葉をことごとく奪っていく、芦田だからこそ出せる切実さに満ちたシーンだ。

独身男性の孤独を癒す存在=子ども?

本作には通底して「家族とは何か?」というテーマが漂っている。独身男性がいきなり子どもを引き取って育てることになる……という設定も含め、現代でもなんら古びておらず、むしろ新鮮な問いとして扱える。それはつまり、多様性が叫ばれ続ける現代において、「家族とは何か?」の問いに普遍性のある答えが提示されていない証左でもある。

護は決して、薫や友樹の親になろうとしない。彼らを見下さず、大人だからといって支配もしない。あくまで対等な存在として、勝手に部屋を掃除されたりアイスクリームを食べられたりしたら怒るし、その理由をしっかり説明する。
お互いに、大切な存在を亡くした者同士、喪失もしっかり共有していた。親や家族になる話、というよりは、独自に唯一の関係性を築くことを目指した物語なのだ。

本作で唯一、少し危なげな点を挙げるとするなら、見方によっては“独身男性の孤独を癒す存在=子ども”と読める図式が立ち上がりかねない点だ。
結婚を第一とする、人間関係についてきがちな諸々の面倒をすべて吹っ飛ばし、子どもがいる喜びや、誰かとともに暮らす安心感、純粋な楽しさだけを享受している、とも捉えられる。

恋愛や結婚は面倒だけれど、子どもは欲しいという価値観も昨今よく聞かれる。護が置かれた立場はあまりにもハプニングに過ぎるが、都合の良いポジションで甘い汁だけ吸っている、と見ることもできる。しかし、そんな穿った目線も、回を追って結びつきを強くしていく彼らの前では弱まってしまうのだけれど。

現在も快進撃の元双子

薫を演じた芦田、友樹を演じた鈴木は、現在も第一線で活躍している。快進撃に快進撃を重ねていて、もはや追いきれないほどではないだろうか。

芦田は2026年現在22歳。慶應義塾大学法学部に在学しながら、2026年10月期のフジテレビ系ドラマで連ドラ主演を務めるなど、ますます女優として勢いを加速させている。演技のフィールド以外でも、『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』では長年MCも務めており、知性と品格を兼ね備えた両刀の実力派として、存在感は増していくばかり。

鈴木も同じく22歳。慶應義塾大学で脳神経科学を専攻している。2026年8月には、JICA海外協力隊のイメージキャラクターに就任するなど、社会問題にも目を向けているようだ。しかし、演技の現場にも引き続き軸足を置いている。ミュージカル『RENT』ではマーク役に抜擢され、ドラマ『惡の華』ではタレント・あのちゃんとともに主演を務めるなど、俳優としての幅を広げている。

両名とも、学業と芸能活動を両立する姿は、あの頃の愛らしい姿からは想像できないほど頼もしいものに映る。二人の成長を見守ってきた、またはNetflix配信を機に初めて本作に触れる視聴者も、15年という年月を超えたうえで見返すと、また違った感慨が芽生えてくるのではないだろうか。


出典:ビデオリサーチ調べ!民放ドラマまとめ2011年~視聴率ランキング~ | VR Digest plus メディアとビジネスのミライを見つめる。ビデオリサーチ
出典:『マルモのおきて』フジテレビ公式サイト

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