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経営が傾き苦しむ長女のため、孫の習い事代の援助をする【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.8

最期の時が近づいた夫幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃を思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘。母親を亡くしてひとり残された菜美さんを、純子さんと幹久さんは引き取り、亜美さんと分け隔てなく愛情を注いで育てました。その甲斐もあり、菜美さんが本当の家族になるまでに時間はかかりませんでした。2人が中学生になり高校受験の時期を迎えると、勉強が苦手な亜美さんは併願校の女子高へ進学、菜美さんは進学校へ進みます。その後、菜美さんは有名大学へ進学し、卒業後は誰もが知る大手企業に就職。近所でも噂されるほど華々しい道を歩んでいきました。そんな一方で、亜美さんは地元企業に就職。仕事に励みながらも、何かにつけて菜美さんと自分を比べ、モヤモヤした気持ちを抱えていました。そんな亜美さんも、彼氏の輝明さんと出会ったことで、少しずつ前向きに変わっていきます。数年後、亜美さんと輝明さんの結婚が決まりました。結婚式当日、幸せそうな亜美さんを見て純子さんは思わず涙をこぼします。結婚後、純子さん達は亜美さん達の新居へ遊びに行きました。豪邸っぷりに驚いていると、亜美さんが「輝明が好きに建てていいって」と嬉しそうに教えてくれます。その後の食事の席でも、亜美さん達は仲が良さそうに、ハワイへ社員旅行に行くことを教えてくれます。輝明さんとの結婚が亜美さんに自信をもたらしてくれたようでした。

次女ならこんなことにならない、と皮肉を言う長女を諭す

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結婚後、亜美に招かれ、家族で新居へ遊びに行きました。新居の豪邸っぷりに驚いていると、亜美が「輝明が好きに建てていいって」と嬉しそうに教えてくれました。食事の時も2人仲が良さそうに、ハワイへ社員旅行に行くことを教えてくれます。輝明さんとの結婚が亜美に自信をもたらしてくれたようで、この頃の彼女は、とても幸せそうでした。

数年後、菜美も職場で出会った直人さんと結婚。姉妹はそれぞれ、幸せな家庭をつくっていました。

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ある日、朝食時に新聞を読んでいた幹久さんが、「最近景気が悪くなったなー。この状況だと、輝明君の会社は、ちょっとこれから厳しいかもしれないぞ」と難しい顔で言いました。その言葉に「亜美たち、大丈夫かしら」と心配になります。

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幹久さんの心配通り、当初は羽振りの良かった亜美ですが、会社の経営は少しずつ傾いていったようです。私が援助した孫の習い事代を手にした亜美が青い顔で「ママ。いつもありがとう」と言いました。「いいのよ、可愛い孫だもの。レンの習い事代ぐらい、出すわよ」

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「でも、菜美はパパもママも頼ってないでしょ」と言う亜美に、「気にしなくていいの。菜美がしんどくなったら助けるから、同じことよ」と返します。しかし亜美は「菜美は頭いいもん、こんな風にならないよ」と皮肉な笑みを浮かべました。

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私は、「細かいこと気にしないの。レンがのびのびサッカーできる環境のことだけ、考えなさい」と亜美を諭します。娘は「ありがと・・・」と顔を歪めました。

会社の経営が厳しくなったことで、亜美さんの心が荒み気味になっています。今まで暮らしてきた環境が変わっていくと、悪い方向へ意識が流れがちになるのかもしれません。難しいですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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