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最期のお別れの時、長女が言い放ったのは遺産を妹に渡さない勝手な理由【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.8.30

姉の遺児と養子縁組し、我が子同然に愛情を注ぎ育てた純子さん視点の異母姉妹のお話です。

妹に半分奪われてきた愛情

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まさか娘がそんなことを言うなんて・・・私はショックですぐには言葉が出てきませんでした。
「お父さんの娘は、私だけ。だから、遺産だって私とお母さんだけのものでしょ。」亜美は、妹の菜美と私の前で、そう言い放ったのです。

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夫幹久さんの最期の時。お別れしなければならない悲しみの中、横たわる父親の前で亜美は「今まで、愛情だって何だって、全部菜美に半分奪われてた。私はずっと我慢してたの。」と続けながら、悲しみなのか怒りのせいなのか、怖い顔をして肩を震わせていました。

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静かに俯いて亜美の話を聞いていた菜美が「私は遺産はいらないよ。」と言いました。そして悲しそうな、それでも厳しい顔で「だから亜美ちゃん、静かにして。お父さんが起きちゃう。」と、あくまでも幹久さんを気遣ってハッキリと言いました。すると亜美は「菜美、あんたはそうやって、いつもいい子ぶる!」とますます声を荒げました。

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「亜美、やめなさい」幹久さんと心穏やかにお別れをしてほしい。それなのに遺産だの本当の父親だのと悲しいことを言わないで!私はそんな気持ちでした。「お母さん。私は平気だから」と菜美は言いますが、大好きな父親を前に、菜美だって平気なはずがありません。それは亜美だって同じのはずなのに。

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亜美と菜美。幹久さんと一緒に精一杯愛情を注いで育て、仲が良かったはずの姉妹なのになぜこうなってしまったのかしら。幹久さんが余命宣告を受けてから、覚悟はしていたものの、いざお別れの時になると悲しくて悲しくて、やりきれない思いでした。そんなときの亜美の発言に、ますます悲しみが溢れました。

こんな時に、しかもお父さんの前で遺産の話をして、更に菜美さんが「いらない」と言うと「いい子ぶる」と怒りをあらわにするなんて、非常識だし矛盾しているし、なによりお父さんが悲しいですよね。いったいこれまでに何があったというのか、気になります。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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