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今期のNHK夜ドラ“ぞくぞく”と評判の声「面白くてびっくり」「毎日の楽しみ」大ヒット漫画の実写化“原作ファン”も絶賛

  • 2026.9.30
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夜ドラ『税金で買った本』第6週目(C)NHK

2026年8月24日からNHK“夜ドラ”枠で放送中の、奥平大兼主演ドラマ『税金で買った本』。本作は、同名の大ヒット漫画の実写化で、図書館を舞台にした“ライブラリー・ヒューマンコメディ”。9月末時点で第6週に入っているが、「今回の夜ドラ、すっごく面白くてびっくりしている」「毎日の楽しみ」という声がSNSに上がっている。原作ファンからも、キャラクターの再現度の高さなどが評判で、「キャスティングした人、天才」といった絶賛コメントも。アニメ化されることも発表されており、大人気作として大きな注目を浴びている。

※以下、本文には放送内容が含まれます。記事の内容は執筆時点のものです。

ヤンキー高校生×図書館、異色の“お仕事ドラマ” 

主人公は、“ヤンキー高校生”石平紀一(奥平大兼)。父(平山浩行)と母・りょうこ(矢田亜希子)は離婚しており、りょうこが昼は弁当屋、夜はスナックで働きながら、紀一を育てている。紀一はケンカが強く、悪友の灰坂坑太(新原泰佑)や山田栄介(下川恭平)とつるんでいたが、どこか満たされない想いを抱えていた。

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夜ドラ『税金で買った本』第6週目(C)NHK

ある日、10年ぶりに図書館を訪れた紀一は、早瀬丸小夜香(西野七瀬)や白井里雪(青木マッチョ)ら、個性的な職員と出会う。紀一は、利用者のために奮闘する早瀬丸たちの姿を見て、図書館でアルバイトをすることに決める。素直な性格で、好奇心旺盛な紀一は、何か分からないことがあるとモヤモヤするため、納得できるまで調べたくなるタイプ。そんな彼にとって、図書館はうってつけの場所だった。

灰坂は、紀一の変化にイライラするが、栄介は弟を連れて図書館を訪れるなど、自分だけじゃなく周囲も変えていく紀一。幼い頃、父からいろいろなことを知る楽しさを教わった紀一は、父によく読んでもらった本『放浪する青』の新装版が発売され、その結末が変わったことが気になる。新装版は、母にも郵便で届くが、この本が紀一と両親の関係の行方のカギとなりそうで、今後の展開が気になる。

主人公に影響を与える図書館の個性豊かな職員たち

漫画『税金で買った本』(原作:ずいの・漫画:系山冏/講談社)は、「読むと図書館に行きたくなる」と、SNSで口コミが広がり、大人気作となった。図書館の裏側を知ることができるのが、とても面白い。ドラマ版も、一般図書係の早瀬丸が紀一に、図書館について教えるのを皮切りに、資料係の弁償・修理担当の白井らが、次々と図書館の仕組みを語ってくれて勉強になる。これまで、本を借りたり、学習スペースを使用したりするだけだった図書館で、職員がこんなにもさまざまな業務を行なっていたことを映像で確認し、毎回驚いている。

普段は穏やかな雰囲気の早瀬丸は、レファレンス(調べもの相談)が大好きなため、利用者から質問されるとエンジンがかかり、“教えたがりグセ”が暴走。そして、自分が強くなければ、愛する本と図書館を守れないと思い、日々筋トレに励んでマッチョになった白井。また、児童図書係の朝野亜沙子(磯山さやか)は、子どもの利用者のために、さまざまなイベントを開催しようと、紀一を仕事に引き込む。相手の心をくすぐって、やる気にさせるのが得意な朝野に巻き込まれた紀一は、読み聞かせを担当することに。ほかにも、一緒に働く職員たちに影響され、成長していく紀一の姿が眩しい。

キャラクターの1人1人が個性豊かで、「次はどんな人が登場するんだろう!?」と、ワクワクしながら楽しめるドラマになっている。

麒麟の川島明はいつ登場する!?

主演の奥平大兼は、夜ドラには『いつか、無重力の宙で』にも出演経験があり、TBS日曜劇場『御上先生』では主要キャラクターを好演した。現在、若手俳優ナンバーワンの1人と言っても過言ではないだろう。『税金で買った本』でも魅力を発揮しており、今後の活躍も大いに期待できる。

早瀬丸役の西野七瀬は、『少年と犬』や『免許返納!?』など映画出演が目立ち、日米合作映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』も2026年10月23日に公開が控えている。作品ごとに違った表情を見せている西野だが、『税金で買った本』の早瀬丸は特にハマり役だと思う。見ていてほっこりした気持ちになる早瀬丸は、思わず応援したくなるキャラクターだ。

白井役の青木マッチョは、8月末に解散したお笑いコンビ“かけおち”で活動していたお笑い芸人だが、公開中の映画『藁にもすがる獣たち』に出演するなど、俳優活動が増えている。彼は、バラエティ番組『ラヴィット!』にも不定期で出演しており、「NHKのドラマで3番手の役を演じる」といったことを話しているのを見た時は少し驚いた。さらに、番組MCの川島明(麒麟)と、水曜レギュラーの矢田亜希子も『税金で買った本』のキャストだと知り、『ラヴィット!』ファンの筆者はうれしくなった。

ただ、図書係長・堀田役の川島明は、劇中なかなか姿を現さず、SNSでも「何話から姿が見られるの?」「見逃した?」など、出番を心待ちにする声が上がっている。もしかしたら、声のみの出演となるのか、または最終回に出てくるのか……? ヤキモキしつつ、川島の登場を待ちたい。

シーズン2も観たい! 面白い“お仕事ドラマ”

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夜ドラ『税金で買った本』第6週目(C)NHK

早瀬丸、白井、朝野も含め、多くの図書館スタッフが非正規職員。本と図書館を愛し、熱心に仕事をしている人たちのほとんどが非正規雇用だということも、『税金で買った本』で知った。第5週には、地味な業務はアルバイトの紀一や非正規職員に丸投げし、目立つ仕事にしか興味がない正規職員の茉莉野美波(大友花恋)が登場。茉莉野というキャラクターを描出することで、図書館で働くことについてより深く掘り下げていると感じた。

好きな仕事をするためには、賃金が安くても我慢するという“やりがい搾取”が暗示されているのも、本作の見どころの1つではないだろうか。一方、正規職員の茉莉野が、紀一のアイデアによってやる気を出すという展開は、非常に面白いと思った。正規職員と非正規職員が共に働く環境でも、考え方1つで働きやすい職場になるというヒントが描かれているのも興味深い。“お仕事ドラマ”として見どころが多いので、ぜひシーズン2以降も放送してほしい。


NHK 夜ドラ『税金で買った本』毎週月~木曜よる10:45~
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信・過去回はNHKオンデマンドで配信

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