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臨月の妊婦が電車に乗った瞬間… 優先席で起こった“カオスな事態”に「シュールだなあ…」

  • 2026.10.11
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photoAC(画像はイメージです)

電車には、各車両に「優先座席」が設けられており、高齢の方や身体の不自由な方、妊娠中の方など、席を必要とする人が安心して座れるようになっていますよね。

しかし、もし優先座席を必要とする人たちが、なぜか一つの車両に集まってしまったら?しかも、誰もが「自分よりあの人のほうが席を必要としている」と思っていたとしたら、誰が座るべきなのでしょうか。

栗きんとん(@all_i_need_is_beef_ribs)さんが、「電車内で起きた優先座席のカオスな譲り合い」についてThreadsに投稿し、話題になっています。

いったいどのような状況だったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

Threadsで見る

 

4年前、臨月の妊婦さんだった投稿者さん。本来なら優先座席を利用するべき立場ですが、その日の車内には、他にも席を必要としている人がいました。それが、杖をついたおじいさんです。

投稿者さんは、自分よりもおじいさんのほうが席を必要としていると考え、自分が座っていた席を譲ることに。ところが、その様子を見ていた若者が、今度は投稿者さんに席を譲ろうとしてくれたのです。しかし、ここでさらに話がややこしくなります。

なんと、その若者も片足を骨折した状態だったのです。つまりその場には、臨月の妊婦さん、杖をついたおじいさん、片足を骨折した若者という、まさに「席を必要としている人」が3人も集まっていたことに。しかも、それぞれが「自分より相手のほうが大変だ」と考えているものだから、席を譲って、譲られて、また譲ろうとするという、なんとも不思議な譲り合いが始まってしまったのでした。

最終的に投稿者さんは、片足を骨折している若者に、そのまま座っていてもらうことにしました。そして、この譲り合いの最後に投稿者さんへ声をかけてくれたのが、一人の女子高生。その子は、かなり遠くの普通の座席に座りながら、車内で起きていた一連のやり取りを見ていて、投稿者さんがまだ座っていないことに気づき、わざわざ声をかけてくれたのでした。

もちろん、誰が最も席を必要としているのかを決めることは簡単ではありません。それでも、目の前にいる相手を気遣い、「自分よりこの人に」と思える人が次々と現れたことには、なんとも温かいものを感じます。そして何より、少し離れた場所からその状況に気づき、自分から声をかけてくれた女子高生の優しさが素敵です。

4年経っても「ありがとう」と思えるほど心に残っているのも、きっとそのときの優しさが、それだけ嬉しかったからなのでしょう。

優先席で始まった優しい譲り合い…

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---温かい場面ですが、大変な状況でしたね…。当時、優先席付近で席を譲り合う状況になった際、どのようなお気持ちでしたか?

優先席に座っている他の人たちが、見た目には体調不良などがわかりにくく、大きなスーツケースを持っていたり(当時自分は空港勤務で、電車は空港線だったので)、スマホでゲームをしていたりする方々だったので、「見た目にもわかりやすい妊婦の自分と、杖をついたおじいさんが優先席内で席を譲る」状況がシュールだなあ…と思っていました。

---確かにそうですね。「優先されるべき人たち」が、さらに別の人へ席を譲っているのは、なんとも不思議な光景です。遠くの普通席に座っていた女子高校生から声をかけられた際、どのようなやり取りがあったのでしょうか?また、優先席付近の状況も覚えている範囲でお聞かせください。

結構遠くの席から、ササッとこちらに来て声をかけてくれて、びっくりしながらも向かうと彼女が座っていた席には、カバンが置かれていました。カバンをどけて、「私、もうすぐ降りるので座ってください!」と言ってくれました。彼女はたしかに2駅ほど先で降りていったのですが、「すごく周りを見ている子だな」と感激しました。

---自分の席を迷わず譲ってくれるだけでも十分優しいのに、遠くから状況を見ていて、わざわざこちらまで来てくれたというのが素敵です…!

見た目にはわからない障がいや困りごとも多いですし、自分は臨月とはいえ体調が良かったので、たまたま空いていた優先席に座らせていただいていたのですが、思わぬ人の温かさに触れ、「彼女にいいことがあればいいなあ」と思いました。

---本当にそうですね。見た目だけでは、その人がどれだけ席を必要としているのか分からないこともありますよね。女子高生の優しさは、ずっと心に残りそうですね…!

4年経った今も心に残っている女子高生の優しさ

一つの車両に、これほど「席を必要としている人」が集まることは、そう多くはないでしょう。誰もが席を必要としているからこそ、譲る側も譲られる側も、相手の優しさに感謝しながらも、「自分が座っていいのだろうか」と戸惑ってしまう。そんな不思議な状況だったのかもしれません。

そんな中、今回の投稿でとても印象的だったのが、少し離れた普通の席にいた女子高生が、その状況に気づき、自ら行動してくれたこと。遠くからでも周囲の様子をよく見て、困っている人に気づき、迷わず声をかけられるのは、とても素晴らしいことですよね。

4年前の出来事ながら、今でも投稿者さんの心に残っているという女子高生の優しさ。きっと彼女にとっては、ほんの数駅の間にあった出来事だったのかもしれませんが、それでも、誰かを思いやって取ったその行動は、4年経った今も、投稿者さんの心を温め続けているのです。

取材協力:栗きんとん(@all_i_need_is_beef_ribs)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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