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突然タイヤがバースト→ロードサービスを読んだら…50代男性に告げられた“案内”にハラハラしたワケ

  • 2026.10.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。自動車販売・整備・保険業に27年従事している河野みゆきです。

クルマが突然動かなくなったとき、頼りになるのが自動車保険のロードサービスです。電話一本で助けを呼べるため、「これで安心」と思う人も多いでしょう。しかし、ロードサービスは依頼すればすぐに到着するとは限りません。時間帯や道路の混雑状況などによって、救援を待つ時間が長くなることもあります。

いざというときに慌てないためにも、ロードサービスを呼んだ後の安全確保について知っておきたいところです。

タイヤがバーストしロードサービスを依頼したSさん

Sさん(50代・男性)がクルマを運転していたのは、夕方の帰宅時間帯でした。

いつも通り走行していたところ、突然タイヤがバースト。異変に気づいてクルマを停止させましたが、そのまま走行することはできません。Sさんは、加入している自動車保険のロードサービスへ連絡しました。

「これで助けに来てもらえる」

Sさんは、電話をすればそれほど待たずにロードサービスが到着すると思っていました。ところが、オペレーターから伝えられたのは、「到着まで1時間以上かかる可能性があります」という案内だったのです。

「すぐ来てもらえる」と思っていたSさん

Sさんが驚いたのは、ロードサービスを呼んだからといってすぐに来てもらえるとは限らないということ。

その日は夕方の渋滞時間帯。Sさんがいた場所まで向かうにも、道路の混雑による影響が考えられました。

ロードサービスの到着までにかかる時間は、出動する場所や時間帯、交通状況などによって変わります。特に、夕方の帰宅時間帯や大型連休などは道路が混雑し、救援車両の到着まで時間がかかります。さらに、救援要請が集中したり、周辺にレッカーサービスの会社がなかったりすると、対応に時間を要することも少なくありません。

Sさんは「電話すればすぐ来る」と考えていたため、1時間以上待つ可能性があると知り、次第に焦りを感じ始めました。

ロードサービスは突然の故障やトラブルの際に頼りになるサービスです。しかし、「依頼すれば短時間で到着する」と考えるのではなく、ある程度待つ可能性も想定しておくことが大切です。

ロードサービスを待つ間も安全確保を

ロードサービスを依頼した後は安心しがちですが、注意したいのが待っている間の安全です。

道路上でクルマが動かなくなった場合は、後続車との事故を防ぐため、安全を確保しなければなりません。

まず、可能であれば安全な場所にクルマを停止させ、ハザードランプを点灯します。道路上で停止した場合はハザードランプを点灯し、特に高速道路や自動車専用道路では設置が義務付けられている停止表示器材などを使用して、後続車にクルマが止まっていることを知らせましょう。

JAFでは、以下のような案内をしています。

安全対策について

道路上での故障・事故の場合、二次的な事故防止のため停止表示器材などで安全対策を行ってください。
特に、高速道路・自動車専用道路上は大変危険ですので、サービスカーが到着するまで、必ずガードレールの外など安全な場所でお待ちください。
出典:ロードサービスご利用時の確認事項(JAF)

また、タイヤがバーストしたからといって、無理に自分で交換しようとするのも危険です。特に高速道路や交通量の多い道路では、二次事故につながるおそれがありますので、レッカー車が到着するまで安全な場所で待機しましょう。

「すぐ来る」と思い込まずに、事前に確認をしておこう

今回のSさんのように、突然クルマが動かなくなると、気持ちにも余裕がなくなりやすいもの。そんなときに「ロードサービスがあるから大丈夫」と思いがちです。しかし、時と場合によっては到着まで時間がかかる可能性があることを覚えておきましょう。だからこそ、普段から自動車保険のロードサービスについて確認しておきたいところです。

どこに連絡すればよいのか、どのようなトラブルに対応してもらえるのかを確認しておけば、いざというときにも落ち着いて行動しやすくなります。

そして、ロードサービスを呼んだ後も、到着を待つことだけに気を取られず、自分や同乗者の安全を確保することが最優先です。

「ロードサービスがあるから安心」と思うことは大切ですが、「すぐに来てもらえるとは限らない」ということも念頭に置いて対処すれば慌てずに済みます。

そして最後に、タイヤのバーストやバッテリー上がりなど、いつ起こるか分からないトラブルに備えて、ロードサービスの連絡先を確認しておくのはもちろん、出かける前には車内の安全装備も一度確認しておきましょう。


ライター:河野みゆき
自動車販売・整備・保険業に27年従事。損害保険募集人資格を保有し、車両購入からメンテナンス、カーライフに関わる保険まで幅広く対応。現場経験をもとに、ユーザー目線でわかりやすい情報発信を行っています。


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