1. トップ
  2. 暮らし
  3. 「クルマの鍵がない!」30代男性が旅行中に大失態…家族総出で探した結果→見つかった“意外な場所”に大反省

「クルマの鍵がない!」30代男性が旅行中に大失態…家族総出で探した結果→見つかった“意外な場所”に大反省

  • 2026.9.22
undefined
出典:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。自動車販売・整備・保険業に27年従事している河野みゆきです。

旅行先で「クルマの鍵がない!」と気づいたとき、多くの方が慌てます。自宅であれば、スペアキーを取りに戻ることもできますが、家族旅行などで遠くまで来ていると、簡単には戻れません。なかには、「自動車保険に入っているから、ロードサービスを呼べば大丈夫」と考える人もいるかもしれません。

ところが、ロードサービスは、クルマに関するトラブルなら何でも無料で対応してくれるサービスではないのです。

「クルマの鍵がない!」旅行先で突然のトラブル

私が過去にお話を聞いた、Uさん(30代・男性)の事例をご紹介します。Uさんは、家族で旅行に出かけ、旅館に宿泊していました。

旅行を楽しんだあと、いざクルマで移動しようとしたところ、Uさんはクルマの鍵が見当たらないことに気づきました。

バッグの中を探しても見つかりません。妻のバッグや衣類の入った大型バッグ、宿泊した部屋も確認しましたが、鍵は出てきませんでした。家族旅行の途中だったこともあり、Uさんは「このままではクルマを動かせない」と焦ります。

そこで思い出したのが自動車保険のロードサービスです。「ロードサービスなら何とかしてくれる」と、レッカー搬送を依頼することにしました。ところが、そこで思わぬ案内を受けます。

鍵の紛失による搬送は、自己負担になる可能性があるというのです。

「保険に入っているから、レッカーなら無料だと思っていました」

Uさんにとっては予想外の出費です。そこで、すぐにレッカーで搬送するのではなく、もう一度家族で鍵を探してみることにしました。

家族総出で探した結果、意外な場所から発見

Uさんは家族と一緒に、宿泊した部屋や荷物の中を改めて確認しました。

「最後に鍵を持っていたのはいつだったか」

「どこに立ち寄ったか」

家族それぞれが記憶をたどりながら、旅館内を探します。そして、フロント付近まで来たところで、Uさんが利用したトイレを確認しました。すると、なんとそこにクルマの鍵が置かれていたのです。どうやらトイレを利用した際、鍵を置き忘れていたようでした。Uさんは無事に鍵を見つけることができ、レッカー搬送を依頼せずに済みました。

もし鍵が見つからなければ、レッカー搬送だけでなくその後の鍵の作成などが必要になっていた可能性もあります。

結果的にUさんは大きな出費をせずに済みましたが、鍵をなくしたことで一緒に探してくれた旅館のスタッフや家族に申し訳ないことをしたと反省した様子でした。

「ロードサービスなら無料」とは限らない

自動車保険のロードサービスというと、バッテリー上がりやパンク、故障時のレッカー搬送など、クルマが動かなくなればいつでも搬送してもらえるサービスを思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、ロードサービスで対応できるトラブルや、無料で利用できる範囲は、保険会社や契約内容によって異なります。

鍵のトラブルも同じです。

たとえば、鍵を車内に閉じ込めてしまった「インロック」と、鍵そのものを紛失したケースでは、対応内容が異なる場合があります。

開錠作業には対応していても、紛失した鍵そのものの作成や交換などは対象外であることが一般的です。また、レッカー搬送についても、どのような理由で車両が動かせなくなったのかによって、無料サービスの対象になるかどうかが変わる場合があります。

そのため、「ロードサービスが付いているから大丈夫」と一括りに考えるのではなく、鍵の紛失やインロックなど、具体的なトラブルが起きた場合に何が対象になるのかを確認しておくことが大切です。

特に旅行や遠出をする前には、自分の自動車保険のロードサービスについて一度確認しておきましょう。

鍵をなくしたと思ったら、まず「最後に使った場所」を確認

旅行先では、普段とは違う場所を歩き、荷物を持って移動するため、クルマの鍵を置き忘れてしまうこともあります。

「ない!」と思った瞬間は焦ってしまいますが、すぐにレッカーを手配するのではなく、まずは直前までの行動を振り返ってみることも大切です。

・最後に鍵を触ったのはいつか
・そのとき、どこに置いたのか
・その後、立ち寄った場所はどこか

Uさんのように、意外な場所に置き忘れていることもあります。

もちろん、探しても見つからず、クルマを動かせない場合にはロードサービスなどを利用することになります。その際も、鍵の紛失がサービスの対象になるのか、費用が発生するのかを確認してから依頼すると安心です。また、車種によっては鍵の作成にまとまった費用がかかる場合もあるため、普段からスペアキーの保管場所を確認しておくことも大切です。

「保険に入っているから、何かあっても大丈夫」と思っていても、補償やロードサービスにはそれぞれ条件があります。

旅行先で突然「クルマの鍵がない」とならないためにも、鍵の管理を意識するとともに、万一のときに自分の自動車保険でどこまで対応してもらえるのかを確認しておきたいものです。

そして、もし鍵を紛失したと思ったときは、まず深呼吸。最後に鍵を使った場所から順番に思い出してみることが、思わぬトラブルを防ぐ第一歩になるかもしれません。


ライター:河野みゆき
自動車販売・整備・保険業に27年従事。損害保険募集人資格を保有し、車両購入からメンテナンス、カーライフに関わる保険まで幅広く対応。現場経験をもとに、ユーザー目線でわかりやすい情報発信を行っています。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ