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「注意:工事現場ではありません」巨大鍋に“ショベルカー”2台…山形で目撃された”異様な光景”にSNS反響

  • 2026.9.25
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出典元;PIXTA(画像はイメージです)

9月20日(日)、山形市馬見ヶ崎川河川敷で「第38回 日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されました。開催に先立ち、JAグループ山形の公式X(旧Twitter)が投稿した写真と文章が、注目を集めていました。

投稿写真では、巨大な鍋に向かってショベルカーのアームが2本伸びています。バケットの先にあるのは土砂ではなく、湯気の立つ大量の食材。一見すると工事現場のような光景は、じつは「芋煮」の調理風景です。

山形の秋の風物詩である「芋煮」のルーツや、芋煮会フェスティバルをめぐるSNSでの反応を見ていきます。

鍋の中にショベルカー?「注意:工事現場ではありません」

投稿は、白黒のストライプで囲まれた注意書きから始まります。

「注意:工事現場ではありません」。続く一文で「実はこれ、ショベルカーを使って『芋煮』を作っています」と明かされ、添えられた写真には、巨大な鍋に向かって2台のショベルカーがアームを伸ばし、湯気の立ち込める鍋の中身をかき混ぜる様子が写っています。

芋煮会フェスティバルでは、直径6.5メートルの巨大な鍋「三代目 大鍋・鍋太郎」で約3万食の芋煮が作られます。

公式サイトによると、この鍋は第30回の開催を記念してクラウドファンディングで支援を募り誕生したもので、重さは4トン。1989年の第1回開催以来、フェスティバルを支えてきた「鍋太郎」の三代目にあたります。

投稿では芋煮のルーツにも触れられています。江戸時代、最上川舟運の船頭たちが荷物の引き取りを待つ間、河原で里芋や棒ダラを煮て楽しんだのが始まりとされること。昭和初期には内陸部で牛肉×醤油味のスタイルが定着し、養豚が盛んな庄内では豚肉×味噌味へと変化したこと。「河原で鍋を囲む」文化が、今も山形の秋の風物詩として受け継がれていると締めくくられています。

「芋煮すくいお手伝いします」重機メーカーも名乗り

この投稿に、重機メーカーのコベルコ建機の公式Xが反応しました。「芋煮すくいお手伝いさせていただきます」「よろしくお願いいたします」と、フェスティバル公式アカウントの投稿を引用する形で投稿しています。

引用元の投稿では、会場で使われる重機が「型式 SK30SRD-7」だと、製造番号とともに紹介されています。調理に使う重機の型式まで公表されるあたりに、この行事ならではの空気が表れています。

なおJAグループ山形は、公式サイトで、大鍋の火は「6メートルの五徳に、6トンを超える薪をくべて」起こしていると紹介しています。鍋だけでなく、焚き口まで規格外です。

「いつか見てみたい」憧れと、素朴な疑問

開催前の投稿には、まず驚きの声が寄せられました。写真の迫力に圧倒される声や、「いつかこの巨大な芋煮鍋を見てみたい」と憧れを口にする声が並んでいます。

「行きたいけどなかなか行けない」ともどかしさをにじませる声や、「おいしそう。いつか参加してみたい」と距離を越えて食欲をそそられる声もあります。

一方で、素朴な疑問を口にする声も。鍋の下の火はどうなっているのかと仕組みを気にする声や、「毎年このために新品のショベルカーを用意するの?」と、調理に使う重機の衛生面が気になるという見方も寄せられました。

また、「もうこの時期か」と季節の訪れを感じる声や、「雨が降りませんように」と当日の天候を気遣う声もあり、開催を心待ちにする様子が投稿への反応からうかがえました。

3万食の大鍋が、山形に秋を運ぶ

ショベルカーが鍋をかき混ぜ、6トンを超える薪が燃え、約3万食の芋煮が作られる「日本一の芋煮会フェスティバル」。今年も9月20日(日)、山形市馬見ヶ崎川河川敷で開催されました。

江戸時代の船頭たちが荷物の引き取りを待つ間に始めたとされる「河原で鍋を囲む」文化。スケールこそ大きく変わりましたが、人々が鍋を囲む山形の秋の風景は、今も受け継がれています。


参考:
日本一の芋煮会フェスティバル 公式サイト(日本一の芋煮会フェスティバル)
開催概要(日本一の芋煮会フェスティバル)
日本一の大鍋「鍋太郎」とは(日本一の芋煮会フェスティバル)
JAグループ山形(@jagroupyamagata)公式Xアカウント 2026年9月16日投稿
コベルコ建機(@kobelcokenki)公式Xアカウント 2026年9月16日投稿

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