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【不登校のきっかけは先生でした】制服に袖が通せない…学校へ行けない朝《第5話》

  • 2026.8.7
cocreco講談社cocreco
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まだ気持ちが混乱する中、欠席の連絡をするため学校に電話をかけると……。

私は、中学1年生の息子・ヒナタを育てる母です。

「いつか話してくれるだろう」「親が出ていくのは大袈裟って思われるかも……」

そう自分に言い聞かせながらヒナタの様子をそっと見守ることしかできませんでした。けれど、ヒナタの心と体には、私が思っていた以上の変化が起きていたのです。

しかし、翌日も息子は学校に行くことはできませんでした。

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作画・べるこ

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ヒナタに「何があったの?」と聞いても、「放っておいて」と返ってくる。それ以上踏み込めない自分が、情けなくてたまりませんでした。

「いつまで休むんですか」──先生のその言葉も、頭から離れません。成績や進路が大切なのはわかっている。それでも今のヒナタに必要なのは、そんな言葉ではないはずでした。

「ごめん、お母さん」

そう謝るヒナタを見て、胸が締めつけられました。謝らなければならないのは、何も気づけなかった私のほうなのに。私たち親子は、このころすでに限界まで追い詰められていたのです。

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